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日本語教育能力検定試験【通信講座】合格者の声

通信で日本語教育能力検定試験合格

日本語教育能力検定試験の対策も含む、こちらのすべて通信の日本語教師養成420時間講座の受講生からお寄せいただいた、検定合格体験談をご紹介します。

当ページでご紹介しております日本語教師養成講座に含まれる日本語教育能力検定試験対策「検定試験の過去問を通信教育で解説指導」は、『今後、日本語教育能力検定試験はどうなるか』をふまえ、2023年9月より、こちらの登録日本語教員(国家資格)筆記試験対策へと移行しました。

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合格体験談3「一発で合格した」

K.H.さん、沖縄ご在住の56歳女性、令和2年度(2020年)10月の日本語教育能力検定試験合格

2020年3月から2020年10月までの期間、日本語教師養成講座(420時間総合講座・通信)を受講しました。受講にあたって最初に送付された教材と通信添削教材の確認及び受講ガイドに目を通しました。

日本語教育への強い信条

その中で最も印象的だったのは、この講座の日本語教育に関する強い信条のようなものでした。

「これは心して取り掛からねば、お世話になる講師の方々に申し訳ないな」という思いと、商業ベース優先の講座ではなさそうだという安心感を持ちました。

コロナ禍での試験の位置づけ

受講にあたり、昨春から全世界がコロナ感染症に翻弄され始めたので、個人的に自由になる時間が若干広がった事もあり、その時間を有効に使うことを考えました。

また、いつ終息するか不明のコロナ災害とその後の社会の変容がいかなるものか皆目検討が付かないので、できるだけ最短で日本語教育の講師として必要な条件(講座420時間受講と検定合格)を先ずは整え、コロナ後の社会の変化を観察しながら自らの日本語教師としての実働を開始しようと計画しました。

学習ペース

そこで最短で必要条件を満たすために、受講ガイドに記してある通りの学習計画で、前半の一般講座は7日間隔ペースで添削指導を受け、次の段階(後半)のマスター講座は10日間隔ペースで添削指導を受けました。

丁寧な添削指導をしてくださったことは、受講する側からしてみれば励みになり、怠けず計画通りの学習を続ける原動力となりました。

結局のところ、当初の計画から2週間遅れた10月6日にマスター講座全10回の添削指導を終了し、その後日本語教育能力検定試験に全集中力を傾注することになりました。

9月第1週から

ただ、10月25日の検定日までにあまりにも余裕がなかったので、講座修了を待たずに、検定試験準備は9月の第1週から開始しました。

当然のことですが、実際の日本語教師としての技能と検定合格用の能力とは異なるため、初めのうちは、検定合格関連の市販テキストを手にして四苦八苦しました。

特に検定試験の「試験Ⅰ」の分野がどう対処すればよいのか途方に暮れるほどに最低のパフォーマンスでした。

袋小路で迷子を避ける基本的な考え方

とてもそれを短期間で乗り越えられる感じはしませんでしたが、通信講座の添削指導を通じて学んだ基本的なこと(というよりは基本的な考え方)を常に思い出しながら、日本語を学ぶ生徒のために何が必要であるのか、そのために今、自分は何を学ぼうとしているのかという点に立ち戻るようにしました。

試験対策の袋小路に入り込まないために基本的な考え方に戻ることは良かったと思い返しています。

最短でゴールにたどり着く方法

この通信の日本語教師養成講座の教材は日本語教師として教師として必要な事が盛り込まれており、これを手掛かりに、さらに検定対策用の市販テキストを何冊かこなしていく方法が、最短でゴールに辿り着く一つの解だと思います。

私の場合、試験日までの約1か月半の間に集中して試験対策をしましたが、ベースとなるのはこの通信の日本語教師養成講座の教材です。

これらの教材を理想的にはしっかり理解するだけの十分な時間を取り、内容が理解できれば、検定試験項目の準備がそれほど苦労なく進みます。

小論文対策

また小論文の設問は範囲が広く、具体的な試験対策が立て難いところかもしれませんが、この通信講座の教材やその他市販のテキストをしっかり読み込むことで、小論文に繋がる問題意識を持つことができるようになります。そして、結果は一発で合格しました。

生徒の目線が常に大切

とはいえ、この講座を通して一貫しているように、常に念頭に置くのは生徒のための日本語教育理解です。
このことは実際に日本語を教える上で不可欠であるというだけでなく、検定の小論文試験の対策としても大切であり、常に生徒を想定した問題意識を抱くことが必要かと考えます。

合格体験談2「動画が役に立った」

Y.K.さん、東京ご在住の37歳女性、2020年3月受講開始~、2020年10月検定合格

今、通信の420時間日本語教師養成通信講座を受講しています。
2020年の日本語教育能力検定試験に一発で合格しました。

テキストが届いてすぐに、レクチャーDVDを見ました。ここで見た内容のいくつかが、検定試験の勉強をしているときにとても役に立ちました。

また試験勉強中には何度かモチベーションが下がってしまうこともあり、そんな時にはこの講座のDVDを見て時間を無駄にしないようにしていました。

大詰めの試験勉強の間は講座の勉強を休んでいたため、今再び通信講座の課題に取り組んでいますが、やはり検定試験に合格しただけでは日本語教師として教壇に立つのは難しいです。

幸いこちらの毎回の課題に対する丁寧な添削などのおかげで、どのように教えるのが生徒にとってわかりやすいのかがだんだんとわかってきた気がします。

通信講座をすべて終えたら、すぐにでもオンラインで日本語を教える仕事を始めたいと思っています。

日本語教師という仕事は一生勉強し続ける努力が必要だと思いますが、この講座の内容をしっかりと理解して、頑張っていきます。

合格体験談1「ちょっと無理?な挑戦の後押しになった」

K.K.さん、大阪ご在住の55歳女性、2019年12月受講開始~2020年11月修了、2020年10月検定合格

教材が届いたときには何枚ものディスクや分厚いテキストを目の前にして、これだけのものが私の頭の中に入るのだろうかと思いました。
やる気と決意はしっかりと持っていたものの、不安はありました。

けれども、時間をかけてこなしていこうと思い直し、休日に少しずつ進めました。

こちらの講座では過去問題の詳しい解説、私の回答への的確な補足や、関連情報を記載してくださったりと、 大変きめ細かく丁寧に対応していただきました。

試験前には励ましの言葉や、試験への取り組み方のアドバイスなどもくださり、気負うことなく試験当日を迎えることができました。

初めての受験で合格することができたのは我ながら予想以上の出来で、合格証を受け取ったときの喜びは格別でした。
それなりに大変でしたが、挑戦してよかったです。終わってみれば、あっという間です。

この講座の分厚いテキストは、検定試験のためだけではなく実際にレッスンをしていくときにも心強い味方になります。
嬉しい体験をさせていただけたのも、ちょっと無理かな、というくらいの挑戦をしたからだと思います。

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日本語教育能力検定関連Q&A

その他、日本語教育能力検定試験関連のご質問にお答えいたします。

Q.検定不合格者の一部科目の免除・繰越はできるか?

質問
Q.もし日本語教育能力試験を受験して不合格だった場合、受かった科目(合格点に達している科目)は、次の年にまた受験する際に免除となるのでしょうか?例えば、前年の試験で、科目1は受かったが、科目2,3の点数が足りずに試験は不合格だった場合、翌年に受験する際は 科目2,3のみ受験すればよい、ということにならないのでしょうか?また、過去に受かった科目の有効期限はあるのでしょうか?

回答
A. あいにく日本語教育能力検定試験は、税理士試験などと異なりますので、科目ごとの判定や免除、繰越制度はありません。英検や漢検と同じで「全体として(総合点で)」合格か/不合格か、の判断基準だけです。

不合格の場合は、すべてが降り出しに戻り、ゼロからのスタートとなります。一部科目の免除や一部合格の繰越といったシステムはありません。1回の検定が終わるたびにすべてリセットされます。よって、「過去に受かった科目」を繰り越すという概念自体が存在せず、有効期限も存在しません。

Q.次回の検定までに国家資格制になったら検定は無効になるのか?

質問
Q.いずれ日本語教師が国家資格になる予定があると聞きましたが、その場合、もし今年の10月の日本語教育能力検定までに国家資格が可決された場合、せっかく検定に合格しても無駄(無効)になるのでしょうか?また、通信講座を受けている途中でも検定を受験できなくなるのでしょうか?

回答
いいえ。次回の検定に合格したことが、無駄になることはないでしょう。
その理由としては、通常、

  • 制度が移行する際、これまでの有資格者には救済措置(経過措置)が取られる
  • 法が公示され、施行されるまで通常1年程度以上の猶予期間がある

という可能性が高いからです。こちらの 日本語教師基準と規定・日本語教員資格ガイドラインにても案内しておりますように、例えば、以前の法務省「新基準」が施行された際も、2016年(平成28年)7月22日に公示され、2017年(平成29年)8月1日から施行となりました。

つまり、その間(公示~施行)の間に取得した資格は、それまでの条件通り有効となる(救済措置が取られる)ことが通常です。

仮に、明日、国家資格の制度が公示されたとしても、実際に施行されるのは1年以上先になることが「普通」ですので、その間に開催された検定試験やその間に取得した資格は、そのまま有効になる確率は非常に高いと考えられます。

尚、通信の日本語教師養成講座の修了いかんに関わらず(受講中であっても)、検定試験は受験することはできます。実際、上述の合格体験者の声の通り、講座受講中に検定に合格した人もいます。

Q.何度も合格する人のせいで合格できなくなるのでは?

質問
Q.日本語教育能力試験を何度も受験して何度も合格したことを自慢している人がいます。検定対策講座で教えている講師やブロガーやYouTuberなど。そこで疑問なのですが、すでに合格してる人が、何度も合格することで、一度も合格していない人が合格する確率が低くなってしまうのではないでしょうか?

回答
A.いいえ。複数回、日本語教育能力検定試験のに合格した人がいたとしても、他の人の合格率が下がるということはありません。なぜなら、日本語教育能力検定試験は大学入試などと異なり、定員が定まった選抜試験ではないからです。

日本語教育能力検定試験の場合、極端な話、受験者全員の成績が優秀であれば、全員合格(つまり合格率100%)ということもありえます。

相対的な合格者の数によって、合格水準が決まるわけでもありませんので、他人の合格の可否は関係ありません。

但し、合格者が増えれば、公表される合格率は高くなることはありますが、そのことが、あなたが合格するか不合格になるかに影響を与えるものではありません。

Q.検定合格に3月から間に合うか?

Q. 今年10月の日本語教育能力検定試験を受験したいと考えているのですが、今からこちらの日本語教師養成420時間総合講座を受講し始めて、現実的に考えて合格することは可能なのでしょうか?(神奈川ご在住の28歳女性、3月のご質問)

A. ご経験や能力には個人差があること(これまでの経験値によっても学習理解度が異なってきます)を前置きさせていただき、ご理解いただいた上での回答となりますことをまずはご了承ください。

一般的には、検定の実施日まで、まだ半年はありますので「遅すぎ」ということはありませんが、通常は1月頃から受験勉強を開始する人が多いので、できればすぐに開始されることをお勧めいたします。

日本語教師養成講座 420時間 通信教育

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