老若男女問わず、いろいろな目標をもって、みなさん当日本語教師養成講座を受講されています。このページでは、
- 和歌山県ご在住の60歳男性
- 受講動機:日本語教師就職のため
- 前半:2020年1月シドニー通学で受講開始~後半:通信講座~2020年6月修了
の講座修了にあたり、お寄せいただいた感想文をご紹介します。
60歳からの日本語教師
私は、1月の座学での自己紹介でも言いましたが、オフショアという海外との取引が盛んなIT業界にいて、その時に海外業者というより外国人とのビジネスの難しさを痛感したことが、この講座を受けようと思った動機となっていました。
優れたIT技術を持ちながら言葉や商習慣の不理解が原因となって、双方に不利益をもたらしていたことが非常に残念だったことを思い出します。
その時点で具体的なこと考えていたわけではなく、ネットの情報で日本語教師という職業を知ったこと、今後日本の海外労働力の受け入れ態勢の変化など考えているうちに本校の日本語教師養成講座を知り、早速申し込ませていただきました。
前半・シドニー通学2週間講座
幸い、その時点では就業しておらず比較的時間の融通が利いたので、前半は座学(シドニー通学2週間)を選びました。
これは、今でも非常に有意義な選択になったと思っています。
同級生の効能
偶々少人数になったこともあり、また、直接先生の顔(の動き、機微)を拝見しながらの講義で本当に身になった講座でした。
また、デモンストレーション(模擬講義)が生でできたことも非常に有益でした。 優秀なクラスメイトに囲まれて、私もつい負けたくなくて頑張ってしまったのも、結果的によかったのかなと思います。
今でも彼らと時々連絡をとりあったりしていますが、この年になって年の離れた同級生ができるとも思ってもいなかったので、それもうれしい産物です。
就職時、役に立った模擬授業
話は少し先に飛びますが、講座終了前に就業先(ベトナムの大学)が決まったのも、面接での模擬講座が理由だったのではないかと思っています。
実際、授業では最初は声も小さく、自分でもひどいものだったと思います。
しかし、少人数のお陰で高い頻度実施できたことと良き優秀なライバル達のお陰で、少しは上達でき、面接の時には若干ビクビクしながらも、堂々とできたのではないかと思います。
後半・マスター講座(通信教育)
話を戻して2週間の一般講座を終え、なんとか最後まで行けるだろうという自信がついたので直ぐにマスター講座も申し込みました。
後半の教材が届いた時には、テキストの分厚さに「これを今からやるの?」と驚いたものです。
ただ、先ほども書いたように、この時点でも就業していないという境遇をメリットに、本当に集中してやれました。
もともと、日本語というか言葉の成り立ちや、使い方や教授法など興味があったことにあり、楽しく学べました。
受講中の教材作り
教材作りも自分なりに工夫したり、同時にボランティアも並行していたので、そのためにも作成したりしていました。
ボランティア活動中に生徒の意見も聞いたりして、講座での教材と併せてかなりの量が作成できたと思います。
また、これらの教材はネット上の共有ドライブに置いて、就職希望先に履歴書送付と同時、それらを参照していただくようにしたりしていました。これは、功を奏したかどうかは不明ですが、それよりも私の財産になっていると思っています。
ワークシート
そして、今回が最後のワークシートの提出となります。
座学でのリアルなご指導、通信講座での懇切丁寧な添削と追加情報、本当にありがとございました。
途中提出時にも言いましたが、この添削シートはすべて保存しておき、折々に見て自分の知識になるようにしたいと思います。
たぶん、困ったときにも参考になりそうな気もしています。これも私の貴重な財産です。
最後に
最後になりましたが、本当にありがとうございました。 オーストラリアで思い出とともに、今後の糧にしたいと思います。
末筆ですが、先生におかれましても十分にご自愛されますようお願いいたします。 今後ともよろしくお願いいたします。
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