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日本語教授法直接法:養成講座教材テキスト閲覧

日本語教師養成420時間総合講座

日本語教授法 直接法

HOW TO TEACH JAPANESE DIRECT METHOD

本「日本語教師養成420時間総合講座」(通学/通信コース)の在校生のみなさんには、コースを半分終了された時点で、日本語教授法の直接法も学習していただくようになっています。
※直説法とは、日本語を使って日本語を教える教授法です。

直接法テキスト表紙
▲A4(見開きA3)サイズ、162ページ、厚さ約1cm弱

当日本語教師養成420時間総合講座は英語を媒介語とした間接法が中心となっていますが、これは英語を母語としている、あるいは英語を理解できる学習者を対象にした教授法です。
間接法はオーストラリアやニュージーランド、アメリカ、イギリス、カナダなど欧米圏をはじめとする英語圏や、アジアでもシンガポール、フィリピン、インドなど英語を公用語の一つとしている国、あるいはそれ以外の国において教える場合でも、学習者が英語を理解できればとても有効な教え方といえます。

例えば、日本国内であっても、欧米圏の生徒が多い日本語学校や、オンラインで教える場合、外資系企業へ出向で教える場合、米軍基地で働く場合、マンツーマンレッスンで教える場合、インターナショナルスクールや大学の留学生別科など、間接法のスキルが求められる場合が少なからずあります。

しかし、上記以外の国や、英語を理解できない学習者に日本語を教えるにはどうしたらいいでしょうか。

この場合、考えられる教え方は2つあります。

一つは教師が学習者の母語あるいは共通言語を使って、本「日本語教師養成420時間総合講座」で学んだ教授法を応用すること。但しこれは、学習者の母語(共通言語)がクラスの中で一つで、しかも教師(つまりあなた)がその言語に通じているという条件を満たさなければなりません。

もう一つは日本語を日本語だけで教える直接法を使用すること。アジアの学習者が多い日本国内で日本語を教える場合、母語(共通言語)が違う学習者であれば、日本語教師自身の語学力がある無しに関わらず、教師は直接法も間接法に加えて習得しておく必要があります。

 間接法→直説法

本「日本語教師養成420時間総合講座」では、最初から両方の教授法を学習するのではなく、まず英語を媒介語とした間接法を学ぶことで、「外国語としての日本語を客観的にとらえ」、「日本語を教えるとはどういうことか」をある程度理解し、実感していただいてから直接法も学習していただきます。

間接法を先に学習してベースを作り、そこに直接法を入れていくことで、教授法の比較ができるようになり、両教授法の特徴が明瞭になり、それぞれの長所と短所を日本語教師自身が把握して、より臨機応変に対応できる教授法を身につけられます。

一つの教授法のみを偏って学習するのではなく、様々な学習者に対応できるように、両教授法を体得した、バランスの取れた、広く世界に通用する日本語教師の育成が当日本語教師養成420時間講座の目標でもあります。

この「日本語教授法 直接法」テキストは、全部で15の課から成り、図や練習帳をふんだんに取り入れ、わかりやすく直接法で日本語を教えられるように構成されています。そのさわりの部分の少しだけとなりますが、ご紹介いたします。

直説法サンプル1直説法サンプル2
▲クリックでテキストコンテンツの拡大画像をご覧いただけます。

 目次

  • 第一課・・・導入時期/導入方法/表記の指導
  • 第二課・・・教室用語/自己紹介/挨拶/発音
  • 第三課・・・「~は~です」「~は~ではありません」「~は~ですか」「はい、~です/いいえ、~ではありません」「数(1)」
  • 第四課・・・「これは~です(それ、あれ)」「~は何ですか」「~はどなたの~ですか」「この~は~のです(その、あの)」「~さんと~さんは~人です」「~も~人です」
  • 第五課・・・イ形容詞の基本的な用法/ナ形容詞の基本的な用法
  • 第六課・・・時間を表す言葉/動詞のマス形/~語を話します(助詞「を」1)/ます、ません/ました、ませんでした/~に行きます(助詞「に」1)/~で日本語を勉強します(助詞「で」1)/何(なに)、どこ、いつ
  • 第七課・・・動詞の前マス形+ましょう/動詞の前マス+たいです/~時に昼ご飯を食べます(助詞「に」2)/~で学校に行きます(助詞「で」2)/~に乗ります(助詞「に」3)
  • 第八課・・・イ形容詞の過去形/ナ形容詞の過去形/「たい」の過去形
  • 第九課・・・動詞の辞書形と14代表動詞/動詞のグループ分け/動詞の辞書形からマス形の作り方/動詞の辞書形+ことができます
  • 第十課・・・動詞の辞書形からテ形の作り方/動詞のテ形+ください/動詞のテ形+います/動詞のテ形+もいいです/動詞のテ形+はいけません/接続形としての動詞のテ形の用法
  • 第十一課・・・動詞の辞書形からナイ形の作り方/動詞のナイ形+でください/14代表動詞と4基本型
  • 第十二課・・・助詞「が」(1)存在/存在動詞「ある」と「いる」/場所に関する表現/助詞「から」と「まで」/助詞「を」(2)通過場所
  • 第十三課・・・「は」と「が」の構文(1)/動詞を名詞化する「の」
  • 第十四課・・・「は」と「が」の構文(2)/動詞の前ナイ形+なければなりません/動詞の前ナイ形+なくてもいいです
  • 第十五課・・・視覚教材に不可欠な絵のサンプルなど ※手描きの絵は市販の絵よりもインパクトがあり、学習者からも喜ばれます。
    その他、ひらがなとカタカナの練習帳など約100ページ

 直接法と間接法の長所と短所

 直接法

 長所
  1. 日本語に触れる時間が間接法の場合よりも多い。
  2. 自然な日本語をそのまま受け入れやすい。
  3. 学習者の集中力が高まる。
  4. 学習項目が記憶に残りやすい。
  5. 媒介語の代わりにジェスチャーや絵を使うことで学習者の想像力をかきたてる。
  6. 日本語だけで理解することにより大きな達成感が得られる。
  7. 教師の日本語以外の語学力があまり問われない。
 短所
  1. 媒介語を使う場合より説明に時間がかかる。
  2. 日本語学習初級段階で日本語が定着するまでに時間がかかる。
  3. 媒介語を使わないので、学習者が学習事項をどれだけ理解しているか確認が難しい。
  4. ジェスチャーや絵を使う場合、誤解を生じやすい。
  5. 媒介語が使えないために学習者はストレスと不安を感じやすい。
 注意事項
  1. 未習の学習事項を説明する場合、
    1)学習者の既習語彙や文型の正確な把握
    2)学習者の学んでいない語彙や文型は決して使わないこと
  2. 最近の日本語の教科書には、語彙と文法解説に各国語版(特に中国語と韓国語)が対応しているものもあるので、それを学習者に購入してもらい、次の授業で学ぶ学習事項を予め読んでおくよう指示する。但し、授業中はそれを開かせない。

 間接法

 長所
  1. 直接法に比べて、より短い時間で授業が(特に説明に関して)おこなえる。
  2. 教師と学習者が媒介語を通じて意思の疎通ができるので、学習者は安心して授業に参加できる。(いつでも媒介語で質問ができる。)
  3. 学習者がどれだけ学習項目を理解できているか確認しやすい。
  4. 抽象的な語彙でも学習者があいまいに習得することが少ない。
  5. 媒介語との対比で日本語の言語構造が明瞭になる。
 短所
  1. 日本語に触れる時間が直接法よりも少ない。
  2. 学習者は媒介語に頼りがちになり、必要以上に媒介語を使う場合がある。
  3. 学習者に緊張感がなくなり、集中力が欠ける。
  4. 媒介語の使用が多くなると学習項目が記憶に残りにくくなる。
  5. 日本語と媒介語の語彙は完全に対応しているとは限らない。
  6. 教える教師の媒介語力(英語力など)が問われる。
 注意事項
  1. 媒介語は原則的に補助として使用すること。
  2. 授業は基本的に日本語でおこなうこと。
  3. 媒介語での説明は正確におこなうこと。
  4. 媒介語が使えることで安心して学習者が授業に参加できることは大切であるが、媒介語に頼りすぎて緊張感がなくならないようにすること。

 直接法と間接法のまとめ

直接法にしても間接法にしても、教えるアプローチの仕方が違うだけであり、「学習者に日本語を習得させる」という目的は同じです。教授法にこだわるあまり、肝心の学習者の日本語習得、ということに関心が薄れてしまうことがあります。この点は日本語教師自身、念頭において本末転倒にならないよう、注意しなければなりません。

以上が本「日本語教師養成講座420時間」の「日本語教授法直説法」テキストの簡単な概要になります。

【その他の教材サンプル】:
1.日本語教師養成総合講座ガイド(学習の手引き)
2.Spoken Japanese Beginners I&II
3.日本語教師指導要綱(教師マニュアル) I&II
4.日本語教師養成一般講座DVDと通信コース解説CD
5.日本語教育全書
6.基礎口語日本語
7.日本語教授直接法
8.ワークシート
9.教え方実践授業風景DVD・・・「英語を使う間接法」「直接法-実習生デモンストレーション」
[参考教材]:検定試験の過去問を通信教育で解説指導
[添削方法]:Eメール添削方法について
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