アメリカは、世界でも日本に次いで当日本語教師養成講座の受講生が多い国です。
特に、
- 英語で日本語を教える間接法を学びたい
- オンラインで日本語を教えるノウハウを学びたい
といったご希望・目的に当講座は合致しているようで、毎月、アメリカには受講生が誕生しています。
この講座の詳細は、こちら『日本語教師養成講座 420時間 通信教育』のページにてご確認いただけます。
当ページでは、アメリカご在住者の、当日本語教師養成講座を実際に受講した感想、修了生の体験談を以下にご紹介しています。
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教えることをイメージしながら学べる
今まで母国語(母語)である日本語を教えるという視点で学ぶことがなかったため、日本語を学ぶのは想像している以上に難しく、そして非常に面白いということに気づきました。
どのようにしたら楽しく効果的に日本語を教えることができるかをイメージしながら学べるため、この講座を受講して本当に良かったです。
基礎を固めて、今後、自分らしいクラスを作っていけるように、自分のオリジナリティを発見し、表現できるよう努力していきます。
(ニューヨーク・Astoria/アストリアご在住の29歳女性、前半の一般講座を終えての感想)
日本語への理解と英語力も向上した
日本語という言語に対する理解が非常に深まったと感じています。
また、日本語を深く理解することで英語力も向上したと感じています。
今後は実践的な指導方法の理解を深めるために、日本語学校で勤務してみたいと思っています。長い間、ご指導いただきまして誠にありがとうございました。
(カリフォルニア州Torrance/トーランスご在住の29歳男性)
アメリカでは日本語は根強い人気
自分の日本語力も見直せた
本講座を通して、日本語の教授法を学ぶだけでなく、自分の日本語力の見直しもできましたし、新たに学ぶ事も多々あり、大変勉強になりました。日本語教師にならなかったとしても、一日本人として母国語(母語)と日本文化に関する教養を高めることをできたのは、貴重な体験でした。教科書はすべて非常に充実した内容でしたし、先生の添削は毎回詳細に説明されてあり、とても勉強になりました。今後も先生の添削と教科書を何度も見直して勉強し続けます。
日本語の需要は一定数「ある」
私が住んでいるシカゴは、カリフォルニアやニューヨークほど日本人は多くはありませんが、日本語を教えている小中学校、高校、短大、大学が複数ある上、家庭教師やオンライン教師の求人広告を頻繁に見かけます。公立の学校で教えるには州の教員免許がないと教えられないので、大学や大学院に通う必要がありますが、今後、大学や大学院に通うことになった場合、本講座で学んだ英語での教授法は間違いなく役に立ちます。
大学院に通う前に、まずは、家庭教師やオンライン教師などで経験を積みたいと思っています。
アメリカでの日本語の人気度
2016年の調査によると、アメリカの大学で外国語を履修している学生数は、スペイン語、フランス語、アメリカ手話、ドイツ語に続いて日本語は第5位だったそうです。
語学アプリのDuolingoでは、州によっては日本語が人気第3位だそうです。
日本語は日本でしか使われていないことを考えると、興味深い結果ですし、日本語教師を目指すものには朗報です。日本経済の衰退が叫ばれても、日本語や日本文化に興味のある外国人の数が後を絶たないことは嬉しい限りです。
長い間、大変お世話になりました。今後も独学で勉強し続けます。
(イリノイ州シカゴご在住の43歳女性)
オンライン日本語教師として複数のクラスを教えています
まずは、(前半の)一般講座、(後半の)マスター講座ともにご指導いただき、ありがとうございました。
家事、仕事をしながら二つの講座を終了できたのは、自分のペースで勉強できる、この学校に出会えたからです。
(前半の)一般講座では、どのように学習者に日本語を教えるかということだけではなく、学習者がどのような疑問を持つのか、それに対してどう答えればいいのかなど、いろいろなことを学びました。
(後半の)マスター講座で日本語の歴史や文化、日本語教育や言語学を学び、より一層、母国語(母語)の魅力に触れることができ、ここで学んだことを活かして、言語だけではなく、日本のことをもっと生徒たちにシェアしていければと思っています。
現在はオンラインで複数のクラスを教えていますが、これからも丁寧に楽しく授業を進め、クラスの数を少しずつ増やせるように精進していこうと思います。
本当に今まで、ありがとうございました。
(アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスご在住の45歳女性)
添削とテキストは今後の財産
机に向かって学習することがなくなってから数十年経っていたので、昨年9月に勉強を始めた時は最後までモチベーションを維持できるか不安でしたが、無事に最後の提出日を迎えることができました。
本講座のシステム的に自分のペースで無理なく学習を進められたこと、毎回とても丁寧に添削していただけたことが大きな要因だと思います。
添削に関しては、正否だけではなく詳しい解説や補足が成され、テキストと共に今後の財産だと思っています。担当の先生、ありがとうございました。
私にとって日本語は母語であり自然に身についた言語なので、本講座で学ぶ内容は新鮮であると同時に、間違えていた知識も多く、難しく感じることもたくさんありました。
本講座の学習を通じて、日本語の歴史や文化的側面を知り、新しい知識を学び、日本語を話せる喜びが深まりました。
この気持ちをこれから日本語に興味を持ち、話したいと思ってくれる人たちにも感じてもらえるような日本語教師になりたいと思います。 20回にわたり、細やかなご指導をありがとうございました。
(カリフォルニア州 ノース・ハリウッド近郊にご在住の49歳女性)
英語と比較しながら教えていく準備ができた
受講動機:
アメリカのアメリカ人高校生グループ対象の日本語クラスを一夏担当し、とても楽しかったため、今後、日本語を教えることを、もっとしていきたいと思った次第です。今後、学校や大学でも教える機会があればと思っています。講座を受講しての感想:
この講座を受け、日本語の素晴らしさと複雑さを学び、感じることの出来る機会となりました。丁寧なご指導、大変ありがとうございました。文法の部分では、私自身が、日本語を難しいと感じていますので、その部分を、英語と比較しながら教えていく準備が出来ました。
教授法は、この先ずっと学んで、よりわかりやすい教え方を自らも考えていきたいと思っています。
日本でも、日本語の奥深さや精神性にスポットライトが当てられていますし、円安の影響で海外から日本を訪ねる人が多くなり、日本の良さが、世界に広がっていく時期になっているとも感じています。
アメリカで日本語を英語で教え始めていますが、いつも、 日本人としての誇りを持って、文化にも興味を持ってもらうように、レッスンを進めて いけたらと思っています。
(アメリカ・コロラド州ご在住の49歳女性)
よく研究された学習法と教科書で、分かりやすく適量
受講動機
母国語話者(母語話者)として、現在住んでいる米国で、日本語を非母国語話者に自信を持って教えられる程度の知識を身につけたいと思っています。(受講料は)日本の家族の者が、セブン銀行より振込をしたとの連絡がありました。どうぞご確認ください。よろしくお願いします。講座の前半を受講しての感想
私の感想として、この学習法と教科書が非常によく研究され作成されているので、受講者としても理解、学習しやすく、将来教えることになる(かもしれない)生徒にとっても、教えやすく、またわかりやすい教科書だと思っています。また、語学学習に不可欠な、繰り返しが必要な復習になる練習問題が多く、自分が教える際には理想的な教科書だと思いました。
学習Assignmentも適量で、コーチによるコメントと解説が毎回丁寧に詳しくされているのが嬉しいです。
これから後半のマスター講座のテキスト「日本語教育全書」に入りますが、専門的で、興味深い学習事項ばかりなので、学習し甲斐、読み甲斐がありそうで、楽しみにしています。残りの半分の学習Assignment に取り組みながら、既習事項の復習も並行してできたらと考えています。
(バージニア州アーリントン近郊にご在住の55歳女性)
母語・日本語の一定の規律に驚いた
受講動機:
米国の日系企業にてアメリカ人従業員に日本語を教えるため。系統だった教授法と英語で日本語を教える「間接法」を習得したい。修了した感想:
母国語(母語)である日本語を深く分析することは、たいへん興味深いプロセスでした。今まで何気なく使っていた言葉に、もちろん例外もありますが、ほとんどの場合、ある一定の規律(文法)が適用されている事実に驚きました。
この日本語教師養成講座を通して得た知識を、教室だけではなく、日本語を母国語(母語)としない人達との会話の中で使っていきたいと思います。
最後に、提出したワークシートに対し丁寧な添削と追加説明をしてくださったことに心よりお礼申し上げます。
(アラバマ州ご在住の57歳女性)
子どものようにワクワクと勉強できた
(前半の)一般通信講座に続き、(後半の)日本語教師養成マスターコースを受講させていただきました。
私は今までに日本語教育に一切携わったことがなかったので、何を学ぶのだろうかと基本的なことすらわからないまま申し込みました。
実際に分厚い教材を手に取って、最後までできるだろうかという不安ばかりでした。
しかし、教材の内容がとても興味深く、読みやすく、堅苦しい勉強と身構えていた必要が全くなり、楽しく教材を読み進めることができました。
何度も「なるほど!」と目から鱗が落ちることがありました。
日本、日本語について今まで特に考えることなく、生まれてから自然と使用してきた言語を他の文化、他の言語の人たちへ系統立てて教えることの重要性、難しさがよくわかりました。
現在は膨大な量の知識を得たまでで、きちんと自分の身に着けて、生徒さんたちへアウトプットして伝えていけるようにはなれていませんので、今後も引き続き繰り返し教材を読み込んでいきたいと思います。
毎回、提出したワークシートにもとても丁寧な解説やさらなる情報を付けていただき、子供のようにワクワクと先生から返信を心待ちして読むのを楽しみにしていました。
(ワシントン州北部ご在住の58歳女性)
直接法に偏らない指導方法(間接法)がわかるのはとても助かります
学習者目線の教え方
「この方法ならば、学習者が話せるようになるだろう」という見通しが大きく印象に残ります。「日本語を効果的に教える指導手順」に焦点が絞られており、とても有意義でした。母語話者や語学的知識が豊富なだけでは「教室に立てない」とまで言わないとしても、やはり指導経験が浅く未熟では、その学習者を混乱させるだけになってしまいます。その解決手段を得たくとも容易ではありません。
そのような日本語指導全体に関する、なんとなく感じていた長年の引っ掛かり部分の解消に役立っていると思います。日本語の難しさを「文化の違い」という理由で終わらせて良いものか、「そういうものだから覚えなさい」と一辺倒で済ませられるものなのか、長い間、疑問でした。
それを「これをこの順に、こういうルールで学びなさい」と明快にコンパクトにまとめ上げられていると思います。
「もしも自分が外国人だったら、日本語は難しくて勉強したくないけれども、この方法なら習ってみても良いかもしれない」と思わせる工夫があります。
英語で日本語を教える間接法
「直接法に偏らない指導方法がわかる」のは大変助かります。発音に準じたアルファベット表記、英文などを併用しつつ、英語表現や英語発想による物事の考え方を利用して日本語を上手く解説する方法があると知るのは、大変良い学びでした。学習者は少しでも話せる、使える表現が増えると嬉しいものです。そのモチベーションアップに焦点が合わせられているので、この方法だと話を学習者が自力で展開させやすく、学習が続きやすいだろうと思いました。
担当教師の教え方によっては、いくら一生懸命に勉強しても日常の挨拶会話で終わる学習者が多いのが現状だろうと思います。日本語指導に必要な貴重なご経験を披露していただいて、どうもありがとうございます。
(アメリカ・ケンタッキー州ご在住の60歳女性)