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イギリスで日本語教師養成講座を受講した感想・体験談

イギリス日本語教師養成講座受講体験談・感想

イギリスは、欧米圏の中でも、アメリカ、オーストラリアと並んで、当日本語教師養成講座の受講生が多い国です。

この講座の詳細は、こちら『日本語教師養成講座 420時間 通信教育』のページにてご確認いただけます。

当ページでは、イギリスご在住者の、実際に当日本語教師養成講座を受講した感想、修了生の体験談を以下にご紹介しています。

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成長した自分を感じることができた

(前半の)一般講座、(後半の)マスター講座を通して私自身がとても勉強になりました。正直、大変に思うことが結構ありました。

講座を始める前は、「日本人だから大丈夫、できるでしょ」と軽く考えていたのですが、いざ始めてみると、知っているけど説明できない、テキストで説明されていることがよく理解できないなど、たくさんの壁にぶち当たりました。

それと同時に目から鱗が落ちることもたくさんありました。「日本人として情けないな」という思いと、「こんなに複雑な言語を私は普通に使いこなしているのだ」という優越感を感じながら進めて行き、講座を修了した今、成長した自分を感じることができとても嬉しく思います。

講座を終了したからといって、この複雑な日本語を一回で全部理解するのは難しいと思います。これからは、講座で得た全ての知識、スキルを全力で生徒さん達に教え伝えながら、自分もまだまだ勉強して行きたいと思います。ありがとうございました。
(ロンドンご在住の37歳女性)

日本語教室で即実践

(前半の)一般講座を進めていく中で、学習者の立場で日本語と向き合うという機会を頂いたと思います。

今まで自分が触れてきた日本語とは異なる側面から深く知識を増やし、授業の進め方やオンラインで日本語を教える方法など充実した内容が含まれており、これまで講座で学んだことを(現地の日本語教室にて)いち早く学習者の方に届けられるように、これからの学習に励みたいと思います。
(イギリス・Marlow/マーローご在住の38歳女性、前半一般講座を修了しての感想)

基礎から高度な教授レベルまで

基礎科から始まり、マスター講座10回目の学習までこうしてやり遂げることができて、本当に嬉しいです。毎回丁寧な解説と添削をお返ししてくださり、先生には大変感謝しております。

講座の前半
昨年取り組んだ基礎科のワークシートを振り返って見返すことがとても多いのですが、前半の基礎科で学んだ内容は日本語教育の(特にビギナーズクラスにおける)重要な柱だと認識しております。

講座の後半
後半のマスター講座で学んだ内容も、より深いレベルで学習者をサポートし、中級より上のより高いレベルの学習者も教えていくとなれば、必須の知識です。そうした「非常に重要な基礎の部分」から「より高度な教授レベル」まで体系的に学ぶことができて、とても嬉しく、本コースの内容に大満足しております。

自分のペースで学べる通信が合っていた
オンラインコースですから学習は自分のペースに応じてですが、私の場合は通学よりも自分のペースでワークシートに取り組めるこの学習スタイルはとても良かったと思っております。
ビギナーズクラスで実際に教える経験もしながら、内容の重要性と有用性を確認しながら、私自身楽しく学ぶことができました。
先生からいただいた添削と追加解説は、今後さらに授業のための資料を改善していくのに役立てていきたいと考えています。

今後の抱負:イギリスの大学院修了後は
今後の抱負ですが、大学院を修了した後は、言語学に関連する学部で今後も日本語に関わる研究と教えることの両方を継続していけたらと思っております。日本語と日本文化を学ぶことが好きな人は英語圏に大勢いるということも大きな励みです。

この講座を始めるまで、ここで学んだような文法的観点、教授法の観点から日本語を深く考えたことはほとんどありませんでした。大変ためになる、新たな視点を育てていただけたと感謝しております。本当に有難うございます。
(Norwich / ノリッジご在住の37歳女性)

講座の添削指導はお守りのような存在になる

10回の講座を通して、日本語の細かい部分まで向き合うことができました。

特に、課題の最後の「自分で考えてみる問題」は、いつも考え込んで考えがまとまらなくなることが多く答えを出すのに時間がかかったのですが、日本語についてじっくり考える時間を楽しむことができました。

第2回の「大きい人」と「大きな人」について違いを考えてみる問題について、私は2つの言葉の意味合いをはっきり区別できなかったのですが、「大きい」は客観的、「大きな」は主観的と力点の違いを添削の説明で理解した時、微妙なニュアンスを分かりやすく伝える語彙力が、自分にはもっと必要だと痛感しました。

毎回添削ではたくさんの補足を頂き、これからの学習で分からない箇所が出てきた時に振り返って復習できる、お守りのような存在になると思います。
(ロンドンご在住の44歳女性、前半「一般講座」を終えてのご感想)

受講してよかった

受講してよかったと思いながら学習しています。
ワークシートを提出して先生からフィードバックをいただく間は、Spoken Japanese Beginners をもとにレッスンで使うためのスライドを作っています。実際のレッスンを想定しながら教科書を読み込むとまた理解が深まります。

ワークシートの「自分で考えて答える問題」は、毎週かなり四苦八苦して取り組んでいますが、とてもやりがいがあります。

試験の問題は難しく、将来受験するかどうかは今のところ未定ですが、大変勉強になることばかりなので、並行して学習を進めたいと思っています。
(ロンドン東部ご在住の49歳女性、前半「一般講座」を終えてのご感想)

口頭練習の多さに驚いた

この講座で使っている教科書の口頭練習の多さに驚き、また自分の授業では全く足りていないことを自覚しました。今後にぜひ活かしたいことの一つです。

「は」と「が」の指導に対して苦手意識を持っていましたが、講座を通して繰り返し学習していくうちにそれは払拭されました。

いろいろな文法書や指導書を読みながら独学で今まで日本語を教えてきましたが、こちらの講座は学習者を英語話者にしぼって説明してあるので、私にとって最適な教科書でした。
(Kentご在住の49歳女性)

英語教師としても相乗効果あり

かねてから自分も知りたかった点、あやふやだった点の多くが解決できたし、これから生徒さんを実際にとって教授していく(すでに1名、教えることが決まっており、現在の先生から引継ぎ中です)のに学んだ事柄を即いかせます。

もともと日本人を対象に英語を教える仕事をしてるのですが、そちらにも相乗効果で、受講したことが大変役に立っています。

ご担当いただいた先生の添削ご指導は大変にわかりやすく、たくさん知識をいただきました。日本語は実に奥が深いと実感しています。勉強すればするほど、疑問も出てきます。

今後、つまずくことが多々あるでしょうが、その都度添削を振り返り参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。(ロンドンご在住の51歳女性)

ナーサリースクールで活用

新型コロナウイルスのパンデミックにより、6カ月間の自宅待機(ロックダウン)となり、その間は娘のホームスクールリング以外で時間があれば日本語教師講座の勉強に明け暮れていました。

私もナーサリースクールで子ども達に教えていますが、毎回そのテーマに合った授業内容を考えたり、教材を作成するなど、教育の原点は何を教えるにも共通点が多いと思いました。

幸い仕事も再開し、現在はナーサリースクールで仕事をさせて頂いています。

この講座で学んだことも生かし、さらに教育者として幅が広ていけたらいいと思います。そして将来的にはナーサリーをオープンできたらと思っています。

頂いたすばらしい教材でこれからも復習させて頂きます。
(ロンドンご在住の51歳女性)

日本人の国語文法と外国人の日本語文法は全く違う

印象に残ったこと1:「は」と「が」の違い
まずは「は」と「が」の違いを繰り返し徹底して学んだことです。これまで深く考えたこともなく、尋ねられたらまず答えに窮するポイントを論理的に学べた点は、とても有意義でした。「自分が母語に関していかに論理的に説明することが出来ないか」ということが逆に学んでいてよく分かりました。

印象に残ったこと2:国語文法との違い
次に印象に残った点は、国語文法と外国人に教える場合の日本語の文法は全く違うという点でした。

「イ形容詞」「ナイ形」など、日本語を外国語として教えるための独特の文法があるという点がとても興味深かったです。このようにして外国人に日本語の文法を教えるのか、とよく分かりました。

メリット:英語で日本語を教える間接法
最後に、現在イギリスにいるということもありますが、英語で日本語を教えるという教授法(間接法)が身に付けられたのはとても良かったと思います。

ある程度まで日本語が出来るようになった学習者にとっては、英語で論理的に日本語文法を説明してもらい理解できるようになるということは大事なポイントだと思います。英語での教授法を勉強することができ、とても有難いと思いました。
(イギリス・ロンドンご在住の53歳女性)

日本語教師養成講座 420時間 通信教育

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