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日本語教師養成マスター講座【感想・体験談】

日本語教師養成マスター講座とは

「日本語教師養成420時間総合講座」は、前半(一般講座)と後半「マスター講座」の二段階構成となっています。

マスター講座 概要
  • 修了証:修了時には英語と日本語併記の修了証を授与します。
  • 後半の「マスター講座」は、前半の「一般講座」お申込み済みの方のみ、お申込みできます。
  • 後半の「マスター講座」を、「一般講座」より先に始めることはできません。

当ページでは、「日本語教師養成420時間総合講座」の後半課程である、「マスター講座」を履修した感想を、講座の修了感想文からピックアップしてまとめてあります。

前半の「一般講座」との違い、後半の「マスター講座」がどのようなものか、を理解するのにお役立ていただければ幸いです。

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20代

日本語教育全書は日本語を深いレベルで論じている

一番感心したのは、マスター講義と日本語教育全書の内容です。日本語と日本文化の様々な側面を詳しく説明した総合的な本で、私たち日本語講師であっても学ぶべきことがたくさんあると思います。

日本語教育全書は、日本語をさらに深いレベルで論じ、日本語がどのようにして現在のような言語になったかを説明してくれました。

これは教師が日本語を徹底的に理解するために有益であり、また、日本人が日本語をどのように使っているか、使い方がどのように変化しているかという現在の現象についても紹介しているため、内容が非常にアップデートされています。
(香港ご在住の25歳男性)

全く知らなかった日本人が持つ固有の文化を知った

  1. 前半の一般講座では日本語教師としての授業の進め方や、基礎的な文法知識、最適な授業環境づくりの方法などが学べたが、
  2. 後半のマスター講座では、日本語教師としての日本語に対する知識が深まったように感じた。生徒に教える内容というより、日本語教師が最低限備えておくべき日本語の知識だったところが前講座と大きく異なり、とても関心を持って講座に取り組むことができた。特に、日本人が持つ固有の文化の「ウチとソト」などから、言語にも大きく影響しているようなところは、日本人として25年生きてきたが全く知らなかったため、とても面白かった。

(カナダ・バンクーバーご在住の25歳男性)

日本語と英語の比較・歴史・発音・教師としての心得など

今まで一般講座(前半)とマスター講座(後半)で学習してきたことはどちらも非常に興味深く、たくさんの気づきがありました。

  1. 一般講座は主に文法を中心に、これまで何気なく使っていたものを誰かに教えるという目線で細かく学び、
  2. マスター講座では、日本語と英語の比較や、歴史、発音、教師としての心得など幅広く学習することができました。

(オーストラリア・メルボルンご在住の28歳女性)

刺激的で、面白かった

普段使っている日本語を詳しく学ぶことはとても刺激的で、面白かった。特に十六章の「漢字・熟語・文学に関する学習」(日本語教育全書)では、知らなかった言葉や、知っていたが誤って使っていた言葉があり、とても勉強になった。また、自分はマスター講座の中で特に文法に関して難しさを感じたので、もう一度復習をしたいと思う。
(静岡県ご在住の28歳男性)

30代

日本の文化や歴史を紐解き深く考えることができた

マスター講座を通し、日本語文法だけではなく、文化や歴史を紐解き深く考えることができました。
数ヶ月前はなんとなくでしか説明できなかったことが、今では自信を持って説明できるようになり、大変意義のある講座でした。

日本語を教えることは、日本の文化的背景や考え方を教えることだと思いますので、今後も日本人としての誇りを持って生徒と向き合っていきたいと思います。
(スペインご在住の30歳女性)

前半の一般通信講座とは全く違う内容

マスター講座は、一般通信講座(前半)とは全く違う内容の講座で、勉強しながらとても面白く興味深い章もあり、思わずもっと知りたくなり自身で調べたこともありました。

日本語についてこのように様々な角度から学んだことはもちろんなく、日本人である以上知っていないといけないな思うトピックスも多々ありました。

特に異文化間教育・異文化接触の章では、勉強していながら、自身の海外生活での経験に当てはまるようなことが書かれていたので、納得しながら学べ、感銘を受けました。
(オーストラリア・QLD州ご在住の31歳女性)

イメージの後に理論で「学びの質」が高まった

(前半の)一般講座で実際の授業場面のイメージを作ったあとに、(後半の)マスター講座でより詳しい理論を学ぶことで、学びの質が高まったと感じています。
(インドネシアご在住の32歳女性)

日本語教育についてのより専門的な知識を得られる

マスター講座は、日本語教育についてのより専門的な知識を得られる内容になっていると感じました。特に、日本語と英語の違いに関心があり、comeとgoの概念の違いは、相手を中心とするのか自分を中心とするのかによって表現が変わるので面白いと思いました。

母国語(母語)だから分かっている部分が多いかと思いましたが、文法一つ取っても、格助詞の「ニ」の用法や「AながらB」と「AままB」の違いなど、母国語(母語)だからこそ意識せずにいた部分が多く、たいへん勉強になりました。不明点を質問してご回答いただけるのが、ありがたかったです。
(インドご在住の34歳女性)

試験に合格できる知識を得た

  1. 一般講座では間接法について学びましたが、
  2. マスター講座では日本語教育能力検定試験に関わる知識を大いに得ることが出来ました。特に、使用した日本語教育全書は今後の日本語教育活動にもとても役に立つと考えています。

そんな事もあったお陰で、今年度の日本語教育能力検定試験に見事合格できました。こちらの養成講座を受講して本当によかったです。
(静岡県ご在住の34歳男性)

どんなテーマでもここでの教案を応用できそう

毎回、課題と解説ともに内容の濃いものだったので、解説は何度も見返していました。

マスター講座では特に教案に時間がかかりましたが、今後どうやって授業をすればいいのか糸口がつかめた気がしています。これからは他のどんなテーマであってもここでの教案を応用していけそうです。

今回この講座を受けて、日本語の奥深さを改めて実感しました。
(フランス・ピュジョルご在住の38歳女性)

中級以上の高いレベルの学習者も教えていくのに必須の知識

  1. 昨年取り組んだ基礎科(前半の一般講座)のワークシートを振り返って見返すことがとても多いのですが、基礎科で学んだ内容は日本語教育の(得にビギナーズクラスにおける)重要な柱だと認識しております。
  2. マスター講座で学んだ内容も、より深いレベルで学習者をサポートし、中級より上のより高いレベルの学習者も教えていくとなれば、必須の知識です。

そうした「非常に重要な基礎の部分」から「より高度な教授レベル」まで体系的に学ぶことができて、とても嬉しく、本コースの内容に大満足しております。
(イギリスご在住の37歳女性)

日本語がとても奥深く、一層すばらしい言語だと思った

マスター講座は、一般講座に比べ難しく思いましたが、やっていくにつれ、日本語がとても奥深く、一層素晴らしい言語だと思いました。
そんな日本語に魅力を感じてくださる外国の学習者の方々に、いかに自分らしく正しく日本語を教えていけるのか、不安もありますが、心躍る感覚もあります。

そして、添削を担当してくださった先生を始め、この講座を作成された方々の優しさをいつも触れることのできた内容と時間でした。

講座受講中に妊娠・出産を経て現在は子育て真っ只中ですが、しっかりと自分の人生の大きな強みとして、子育てと両立しながら一歩一歩、日本語教師として経験を積んでいきたいと思います。
(兵庫県ご在住の38歳女性)

40代

日本語の歴史から言語学や音声学など多角的な視点から学んだ

  1. 一般通信講座では、直接教授法と間接教授法を同時に学ぶことができました。英語で教えることに苦手意識をもっていたので、教本を通して英語で説明するにはどうしたらよいかを常に考えながら学ぶことができました。
    また、助詞「は」と「が」の違いや基本動詞について徹底的に学習し、外国人が日本語を学ぶときにつまずくポイントなども理解することができました。そして、改めて日本の地理的特性や文化についても学習し、自らも調べて日本の良さを再発見することができました。
  2. マスター講座では、日本語の歴史から言語学や音声学など多角的な視点から学習することができました。日本語に対する視野がぐっと広がり、世界の中の日本語という観点から日本語を考えるという貴重な経験をすることができました。
    日本語文法と学校文法の違いについて初めて知ったときに、これまでの違和感が払拭されたことを思い出します。 講座を終えて、日本語をどのように教えるかということにだけでなく、日本語を形成するバックグランドを知っているということはとても大切なことであることを実感しました。

(アメリカ・ミシガン州ご在住の44歳女性)

より一層、母国語(母語)の魅力に触れることができた

家事、仕事をしながら講座を終了できたのは、自分のペースで勉強できる、この学校に出会えたからです。

  1. 一般講座では、どのように学習者に日本語を教えるかということだけではなく、学習者がどのような疑問を持つのか、それに対してどう答えればいいのかなど、いろいろなことを学びました。
  2. マスター講座では、日本語の歴史や文化、日本語教育や言語学を学び、より一層、母国語(母語)の魅力に触れることができ、ここで学んだことを活かして、言語だけではなく、日本のことをもっと(現在オンラインで教えている)生徒たちにシェアしていければと思っています。

(アメリカ・ミネソタ州ご在住の45歳女性)

ワークシートが記述形式なのが良い

(前半の)一般通信講座では間接法に重きを置いた指導法や授業の進め方を学び、国語文法との違いを理解するなかで、日本語のネイティブスピーカーというだけでは日本語教師は勤まらない事を痛感しました。また、外国語としての日本語の教授の仕方がとても興味深く、毎日テキストを読み進めながら見識を深めることが出来ました。

(後半の)マスター講座に入ってからは、日本語教師として重要な知識を得ながらワークシートを書き、添削していただきました。ただワークシートを書き終わらせるのでなく、自分の理解が甘い点はインターネットで納得がいくまで文献なり記事を読み、理解を深めたつもりです。時には研究者の論文などにも出くわし、深く日本語研究に携わる方がこんなに居るのか、と驚く事もありました。

ワークシートも、選択問題ではなく記述形式だった事も良かったと思います。テキストで学んだことと自分で調べたことをまとめていく作業の中で知識が自分の中に定着しやすかったと感じています。
(神奈川県ご在住の45歳男性)

講座を受けなければ知らなかったであろうことがたくさん

  1. (前半の)基礎講座は自分も学び直すことが多く、そのうえ発見も多く、どんどん進みたくなる面白さがあり、
  2. (後半の)マスター講座では日本語の歴史や概念 細かな説明などが含まれており 講座を受けなければ知らなかったであろうことがたくさん盛り込まれていて勉強になりました。

何とかここまでくじけることなくやってこられたのも、毎回丁寧な添削をしてくださる先生のおかげだと思っています。動画でのみで先生を拝見することができましたが、とても優しそうでユーモアもある先生なんだなと感じました。

講座を始める前は「私にできるだろうか?子供の世話と家事との掛け持ちで一人でやっていけるだろうか?」という不安がかなり大きくありました。でも実際に始めてみると自分の知らなかったこと、曖昧だった文法や表現の仕方、指導の仕方などテキストや動画を見るたびに出てきて、驚いたり頷かされたり。もうすっかり勉強にはまっていって、楽しい!とさえ思えてきました。

この年になって何かを夢中でやることなんて忘れていましたが、学ぶこと、知ることがこんなに人生を充実させてくれる、また目標があることがこんなにもやる気を奮い立たせてくれるということを改めて知りました。
(オーストラリア・NSW州ご在住の45歳女性)

教員としての心のありようも考える課題が多かった

マスター講座を終えて少しホッとしたような、寂しいような気持ちが今、しています。というのも、先生のコメントや添削が大変素晴らしいもので、そのやりとりももう終わってしまうからです。第9回目の課題からは、終わるのが惜しくてスピードを落としチビチビやっておりました。

基礎講座の時から変わらずに詳細なコメントを下さったことはもちろんなのですが、マスター講座は知識そのものの定着の確認はもちろん、教員としての心のありようも考える課題が多かったと感じています。

先生がくださるコメントは、実際に長きに渡って海外で数えきれない日本語学習者と接した経験や個々の学習者の洞察に裏打ちされた言葉が並び、そこから私は非常に多くの学びを得ました。
(千葉県ご在住の48歳女性)

50代

日本語の特殊性と長年の疑問を解決できた

  1. (前半一般講座では)英語を使用しながら指導する実践的な演習を体験できたことも、大きな収穫だったと思います。
  2. (後半マスター講座では)日本という国の歴史、経済、文化性に民族的な特性や思考の形態なども学べたことは、自分自身のためにも財産となったと感じております。
    自分が日本語を学んできたとき以上に助詞や副詞の役割やその重要性に気づけたことがありがたく感じられました。
    日本語という言語の特殊性と、自分自身が長年興味を持っていた部分や問題意識を有していた点を、ほぼ全てにわたって学ぶことができ、大変な充実感と満足感を得ています。
    特に「やばい」「マジで」「ていうか」のようなスラングの多用から、ら抜き言葉、二重敬語のような日本語の本来の基本体系のくずれに関する部分は、日本人全体の価値観の変容とも関わっているため、今後指導にあたる上で、外国の方には注意深く説明していきたいと思っています。

(東京都ご在住の50歳男性)

マスター講座は日本語を話す日本人にとって、とても重要な内容

  1. (前半の一般講座では)英語を介して日本語を教える方法が学べたので、英語圏に住む者にとっては有難いです。
  2. (後半の)マスター講座では、日本語を深く掘り下げての勉強だったのでとても興味深く学びました。コーチからの添削がとても丁寧でよくわかりました。マスター講座で学んだことは日本語を話す日本人として、とても重要な内容だったと思っています。今までは、英語にばかり眼を向けていましたが、これからは「日本語」にもしっかり眼を向けて行きたいです。

海外に住みながらも日本語教師養成通信講座を受講できる機会をお与え頂き、ありがとうございました。担当の先生には深く感謝申し上げます。
(オーストラリア・NT州ダーウィンご在住の50歳女性)

独学を体系的に学び直せて有意義だった

これまで韓国で20年近く日本語を教えてきて、試行錯誤しながらやってきたことが、これでよかったのだと確認できて安堵する一方、もっとこうすればよかったという反省点も若干みつかった。

特にマスター講座では、これまで独学で本を通して漠然と得た知識を、もう一度幅広く体系的に学び直すことができて、本当に有意義だったと思う。
(東南アジアの大学で日本語教師をされている55歳女性)

60代

マスター講座は試験問題と重なる部分が多く試験対策になる

マスター講座3回目の課題に取り組んでいる時に、思いがけない通知がきました。初めて受験した日本語教育能力検定の合格通知です。
マスター講座のテキストを読みながら、試験問題と重なる部分がとても多いのに気づき「今回は無理でも、講座終了後に再挑戦したら合格できるかも」という気持ちになっていました。

私は単純な暗記や過去問を解くなどの、いわゆる試験対策は苦手です。この講座はそんな私にはぴったりで、レポートを書きながら少しずつ理解していくことで、結果的には試験対策になると思います。再挑戦の必要はなくなりましたが、これから受験なさる方には、受験経験者として役立つ講座であると思います。
(長野県ご在住の60歳女性)

履歴書と一緒に教案・教材を送った

一般講座を終え、なんとか最後まで行けるだろうという自信がついたので、すぐにマスター講座も申し込みました。
(マスター講座の)教材が届いた時には、テキストの分厚さに「これを今からやるの?」と驚いたものです。 ただ、もともと、日本語というか言葉の成り立ちや、使い方や教授法など興味があったことにあり、楽しく学べました。

教材作りも自分なりに工夫したり、同時に日本語ボランティアも並行していたので、そのためにも作成したりしていました。ボランティア生徒の意見も聞いたりして、講座での教材と併せてかなりの量が作成できたと思います。

また、(これらの教材や教案を)ネット上の共有ドライブに置いて、就職希望先に履歴書と同時に送付し、それらを参照していただくようにしたりしていました。これは、(ベトナムの大学に就職が決まったことに)功を奏したかどうかは不明ですが、それよりも私の財産になっていると思っています。
(和歌山県ご在住の60歳男性)

日本語教育の現場で毎日直面していることを学べた

特に「文化相対主義」、「言語と心理」の「専門的知識」「手続き的知識」、日本語の動詞の受身、「間接受身」、コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング、サイレント・ウェイなど、私が毎日の職場で直面している出来事についても、学ぶことができました。

クラスで教えるときにも、ぼんやりした説明しかできなかったことが今回、自信を持って教えられるようになりました。
もっと早くこの講座を知っていればよかったのにと思います。
また、日本語教育を学ぶにあたり、この教科書の根底には、学習者に対する強い愛情がながれていることを感じました。
(シンガポールご在住の61歳女性、語学学校で日本語教師)

添削が実際の日本語授業ですぐに役に立った

これがマスター講座の最後のワークシート提出かと思うと、何か感慨深いものがあります。今まで通信講座というものを受講した経験もなく、また、どちらかというと何事にも熱しやすく冷めやすい性分であり、果たして最後まで続けられるのか懐疑的でしたが、やり通しました!

コーチの「正解です。大変良くできています」という言葉は想像以上に励みになり、結果‘脱落’を免れましたことは言うまでもありません。

また、毎回の詳しい添削が、実際の授業で即役立った時は、非常な喜びを感ぜずにはおられませんでした。

この講座を受けての一番の収穫は、今まで曖昧にしたままであった疑問に対して理論的に日本語が説明できる知識を得られたことにつきます。

これからも、本講座の教育書やコーチの添削を参考にし、日本語教師としての質の向上を目指して、より一層励んでいく所存でございます。
(アメリカ・テキサス州ご在住の66歳女性)

以上が、実際に受講された方からの、マスター講座に関する部分を抜粋した感想です。

日本語教師養成講座 420時間 通信教育

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