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日本語教師養成一般通信講座【感想・体験談】

日本語教師養成一般講座の感想・体験談

日本語教師養成一般講座(通信)の概要と、実際に受講しての体験談などを当ページではご紹介いたします。

講座全体の構成

こちらの「日本語教師養成420時間総合講座」は、

  1. 前半:日本語教師養成一般講座(通信)・・・通称「一般講座」
  2. 後半:日本語教師養成マスター講座(通信)・・・通称「マスター講座」

の二段階構成になっています。

「日本語教師養成420時間総合講座」= 1.「一般講座」+2.「マスター講座」 です。

「日本語教師養成420時間総合講座」(一般通信講座+マスター講座)にて、一気に最後まで進めることもできれば、前半(日本語教師養成一般通信講座)をまず申し込んで学んで、その後で後半(日本語教師養成マスター講座/通信)を申し込んで学ぶことで、最終的に「日本語教師養成420時間総合講座」を修了することもできます。

マスター講座がどんな感じなのかは、こちら『日本語教師養成マスター講座【感想・体験談】』をご参照ください。

「一般講座(通信)」概要

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前半「一般講座」を修了した感想・体験談

以下は、前半の「一般講座」を修了された方々の感想・体験談です。

20代

14代表動詞
一般通信講座を受講して印象に残ったことは、3グループに分かれた14個の代表動詞です。受講するまで詳しく知らなかったので、この14代表動詞はとても印象に残っています。
私は時々、日本語を教えるボランティアをしていますが、この14代表動詞をもとに、さまざまな動詞の活用を説明することができました。

助詞「は」と「が」の違い
また、助詞「は」と「が」の違いも印象に残っています。受講する前は、助詞「は」と「が」を自身の感覚から使っていて、違いを説明する事ができませんでした。ですが、受講し、学びを深める中で、ようやく言葉で違いを説明することができました。

感覚ではなく言葉で説明できるようになった
正直、受講する前は日本語を感覚的に理解していることが多かったのですが、今は言葉で違いを説明できるようになり、感覚ではない専門知識も身につけることが出来て、本当に良かったです。恥ずかしながら、日本人なのに正しい日本語が使えていなかったことを、改めて実感しました。 これからも、多くのことを積極的に習得し、間違いのない日本語教師を目指して、日々学んでいきたいと思います。
(フランスご在住の26歳女性)

学習者の立場に立って考える思考が身についた
一般通信講座を通して、学習者の立場に立って考える思考が身についたように感じます。ネイティブスピーカーからしたら、例えば助詞「は」と「が」の違いは、理由を考えることなく使い分けていましたら、確かに、どうして「は」と「が」があるのか、学習者からしたら混乱しても無理はない、と思います。

日本語指導についての知識を学びながら、そういったことを疑問に思う、学習者視点の疑問点に気づけるようになりました。個人的に、インターネットなどで調べながら、日本語を教えていたこともありましたが、毎回その場しのぎの知識になっていたので、今一度初めからきちんと体系的に学ぶことができ、知識が自分の身についてきて、嬉しく思います。引き続き、マスター講座も頑張りたいです。
(スロバキアご在住の27歳女性)

イ形容詞、ナ形容詞など日本語のルールと規則性がおもしろかった
一般通信講座では、これまで無意識に話していた日本語の仕組みについて学ぶ中で、日本語も多くのルールに則って話されていることが分かった。

例えば、14代表動詞やイ形容詞、ナ形容詞の様々な活用や、「が」「は」などの助詞の使い方など、普段は何も気にせず話していた文にも規則性があったことが大変面白く勉強になった。
(静岡県ご在住の28歳男性)

動画は実際に授業を受けている感覚
通信講座の受講を決意した際、通信のため通学よりも習得するのに時間がかかったり、難しい点があるだろうと不安もありましたが、とても有意義なものだったと感じています。

特に動画を見て実際に授業を受けている感覚で、読むだけではなく、先生の言葉を聞くことで、より深い学習になりました。

また、毎回の添削では細かく指導をしてくださり、質問もすることができたのでとても心強かったです。

一般通信講座を通して日本語の面白さと同時に、難しさと奥深さを感じました。

受講前は日本語を外国語として見たり考えたりしたことがなく、実際に課を進めていくとネイティブからではなく、外国人から見る日本語の構造はこうなっているんだと発見ばかりでした。教える時をイメージしてもテキスト通り順を追って教えることができるのはとても実践的と感じました。
(メキシコご在住の28歳女性)

30代

まるで新しい言語を学んでいるかのようだった
一般通信講座、毎回の添削ありがとうございました。
毎回毎回、(日本語について)新しい発見で、まるで新しい言語を学んでいるかのようでした。

パズルみたいで面白かった
その中で一番印象に残ったことをあげるのは難しいところですが、一番の発見という意味では、今回のワークシートにもありますが、動詞の活用方法のルールでしょうか(中学高校の国語や古典で学んでいるはずだけれども正直全く覚えていなかったせいもあると思います・・・)。

「〇形に~をつける」と「△形」というパターンを見るたび、「またきたか」と思いつつも、14代表動詞それぞれを確認しながらあてはめていくと「ほんとにその通りだ!」と小さな驚きに変わり、その瞬間がパズルみたいで面白かったです。

これは日本語を当たり前のものとして使っているからこその面白さだったと思います。

これから学んでいく人達にとっては、この過程が逆になり、学んで覚えて使っていく、ということになるので、その大変さと面白さにも思いを馳せながら、どう教えるかを考えていきたいと思います。
(埼玉県ご在住の30歳女性)

「日本語の音節は他の言語と異なる」「文法書とは違う」
基本的なところで、日本語の音節は他の言語と異なるという理解が必要という点が最も印象に残っています。実際に自己流で日本語教材を使いながら、日本語を教えたことがありますが、発音の教え方に苦戦したことがあります。

このように、文法書とは違って、本講座では日本語話者でない人の間違いやすいポイントを学ぶことができ、すぐに実践で活かせそうだと感じました。

また、英語で日本語を教えるという点が自分の弱点であるため、非常に勉強になりました。
(神奈川県ご在住の31歳女性)

つかみどころのない日本語をつかんだ
いつも丁寧に添削をしていただき、ありがとうございました。
日本人であるというだけで日本語のことをわかったつもりになって使っていましたが、実際は「知らないことだらけだ」ということを学びました。自分で考えて記述した知識不足の回答にもいつも「よくお考えになりました」と言っていただけて、もっと頑張ろうという気持ちになりました。

日本語はどこか掴みどころのない言語だと思っていましたが、それは私が日本語ネイティブであり積極的に文法や活用について学ぼうとしていなかったからなのだと実感いたしました。「が」と「は」の違いや14動詞を使った活用の学習など、すべてが目から鱗でした。

14動詞を使えば日本語のほとんどの動詞を活用できると知った際にはとても感動しました。「は」と「が」の使い方については何度も繰り返し復習があったため、今では何も見ずに説明ができるようになりました。
(神奈川県ご在住の34歳女性)

「が」と「は」、「に」と「へ」の違い
講座を受ける前は正直、「日本人だし、大丈夫でしょう」と思っていました。

実際に始めてみると、色々な学びがあり驚きと楽しさがある反面、文法理解(特に「が」と「は」、「に」と「へ」の違いなど)にとても苦労しました。

話すこともできるし、意味やニュアンスもなんとなく分かっているのに、説明ができない。

こんな状態だったのですが、一般講座を終了して、今は少し自信が持てるようになりました。

また、発音やアクセント、14代表動詞を使った動詞の基礎構造などは、とても興味深く楽しく学習できました。

どの言語にも共通して言えることかもしれませんが、「日本語は本当に深く、面白いものだな」と改めて感じました。後半のマスター講座も頑張ります。
(イギリス・ロンドンご在住の37歳女性)

40代

間接法の指導方法が新鮮だった
この講座を通じて、より深く日本語と向き合う事ができたと思う。講座を始める前から既に生徒たちに日本語を教えていたが、改めて自分の苦手分野や指導方法を見直すきっかけになった。

また、ふだんは直接法を使っているので、間接法の指導方法が新鮮で勉強になったので、今後はどちらの指導にも対応できるように精進していきたいと思った。

課題の「自分で考えてみよう」の問題は、ふだん何気なく使っている日本語について意識を傾けて考えさせられる時間となり、毎回どんな問題が課されるか個人的に楽しみでもあった。

まだまだ自分の日本語に対する知識は浅はかなので、まずは知識・経験をもっと身に付け、生徒の立場になって考えることを忘れず、日々改善していきたいと思う。
(ネパールご在住の41歳女性)

日本語文法の規則と理由
日本語の文法には多くの規則がありそれに基づいて使用されていることを再認識した。またなぜそのように使うのかという理由も理解することができた。学んでいく内に、普段何気なく使っている自分の日本語が正しく使えているのかが気になった。教師が使う言葉を生徒は学ぶので、普段から正しい日本語を使うよう気をつけたいと思う。
(アメリカ・サンフランシスコご在住の41歳女性)

日本語を意識して使うようになった
日本語の文法や用法を勉強して、ふだん何気なく使っていることを少し意識して話したり書いたりするようになりました。文章を読みながら、「これはテ形だ」などと考えたりもします。

英語に訳すことによって、日本語と英語の違いを深く考えるようにもなりました。
日本語や英語の特徴を知り、より「言語がおもしろいものだ」と感じました。

外国語を話せるようになるのはとても難しいことだと思います。
どのように伝えると、より日本語が話せるようになるのか、日々考えてたくさんの人たちに日本語を伝えていけたらいいなと思います。(東京都ご在住の42歳女性)

現在、オンライン日本語教師で生徒十数名を受け持ち中
日本語ネイティブとして意識していなかった動詞の活用法を外国人に教えるという目線で学ぶことができてとても楽しかったです。特に14代表動詞と4つのフォームを学ぶことでより生徒にも文法が理解しやすくなり、自分で会話文を作るよう助けることができたのがとても大きな収穫でした。
助詞とのコンビネーションもよりクリアになっていけば、(オンラインで教えている十数名の)生徒たちが自立できるようになるので、生徒も短期間で日本語文法の要点を掴むことができると思いました。
(神奈川県ご在住の43歳女性)

日本語学習者のレベルや目線に気づかされる
テキストに書いてあることは、日本人の私からすればごく当たり前のことであり、理解が容易ですが、日本語を全く知らない人の立場に立って考えてみると、全部の課で様々な疑問が浮かび上がることに気づきます。

また、毎回頂く添削とともに、補足で記載してくださるコメントや例文を見て、「学習者はこういった細かいところに疑問を抱くのか!」と気づかされます。

現在、自分が英語の学習者として、細かい文法の違いの理由を知りたいのと同じで、常に、学習者のレベルや目線で日本語を捉え、指導するということを心掛けていきたいと思いました。(アメリカから東京都に一時帰国中の44歳女性)

日本語に対しこれほど新鮮さと面白さを感じた事はなかった
一般通信講座を通して印象に残ったことは、当たり前のように自分が話し、書き、読み、聞いていた日本語だが、これだけ多くの法則、いわば文法に則っていた事である。

特に動詞の活用などに法則があり、これを理解することで学習者へしっかりと説明をすることが出来るようになると思った。

これは、日本人のための国語文法ではなく、日本語を母国語(母語)としない生徒へ向けた文法解説であったことも優れた点だった。正直なところ、母国語(母語)である日本語に対しこれほど新鮮さと面白さを感じた事は今までに無い。

また、講座の一番最後の課で扱われていた敬語に関してだが、自身の社会人経験の中で間違った使い方をしていたかもしれない、と思うような学びも多くあった。

今までの私の人生の中での語学学習において、文法を軽視しがちだった自分の価値観も変わることが出来たと思う。これらインプットしたことをアウトプットする機会を持つように精進し、日本語教育の技術を向上させていきたいと思う。
(神奈川県ご在住の45歳男性)

14代表動詞
この講座で一番印象に残ったことは14代表動詞を覚えたことです。
独学で日本語教育能力検定試験の勉強を進めている時や、自分の日本語の授業の準備をしている時には、どこが大切かわからずに進めていました。「14代表動詞をテキストを見ないで言いなさい」という課題があった時に14代表動詞の大切さに気付きました。
生徒たちが14代表動詞を基にして、四基本形の辞書形、ます形、ない形、て形を活用して表現することを学んでいるのを知りました。(私は日本語の文法を教える担当ではないため)「走るのない形はなんですか」といった質問も、この文法を知らない時は「走らない」と答えられても「ない形」の意味がわからなかったので、日本語の文法を知った上で日本語を教えたいと思い、通信講座を始めました。
一般通信講座で、大切な文法が何か学べたのは受講する目的を達成できて嬉しいです。
(岐阜県ご在住の48歳女性)

50代

今回は挫折しなかった
10年位前に別の通信教育コースで日本語教授法を勉強し始めたのですが、直接法から学習が始まったためか難度が高く感じ、挫折した経験があるので不安だったのですが、この日本語教師養成講座の学習法は間接法で始まり、Spoken Japanese のテキストで日本語学習者の立場を確認しつつ教授法を学ぶことができるので、将来自分が教える姿が容易に想像でき、楽しく学習することが出来ています。

個人のペースでの独学は、時に孤立感を感じやる気がなくなる時があるのですが、テキストの基礎口語日本語(和英両分)教本に対応している動画での学習で実際にクラスに参加しているような気持になり、モチベーションを持続するのに大きな支えとなっております。

毎回ワークシートの添削がとても詳しく丁寧で、理解増進につながっています。また、教授の際の英語での説明も参考として書いてくださるので、将来実際に英語で教える時の不安を減らす助けになっています。 (アメリカ・カリフォルニア州ご在住の52歳女性)

知識と実践の違いを強く感じた
私は日本語教育能力検定試験の勉強はしていましたが(合格済み)、この講座を受講するまで日本語の教え方は学んだことがなかったので、知識と実践の違いを強く感じました。
「外国人の立場で見ると、どのように感じられるか」という視点に立って日本語を教えることの大切さを、この講座を受講して実感しました。(東京都ご在住の女性)

日本語を今まで考えなかった視点から考えることができた
ここまで、丁寧なご指導ありがとうございました。毎回とても勉強になりました。先生のご指導のおかげで、日本語を今まで考えなかった視点から考えることが多々あり、視野が広がったと思います。日本語を教える上で、さらなる知識と自信につながるとてもいい経験でした。(後半の)マスターコースの講座も楽しみにしております。
また、日本語教師になるための具体的な方法や、オンライン授業についての毎回のご指導も大変参考になりました。
日本語教育能力検定試験についても毎回ご回答いただきありがとうございます。今のところ受験は考えておりませんが、近い将来もし受験を考えた時に参考にさせていただきます。ありがとうございました。(アメリカ・イリノイ州ご在住の59歳女性)

60代

実際の指導に必要な知識や技術を多様な観点から学んだ
講座の構成が論理的でわかりやすく、指導における重要ポイントの理解と習得に役立った。ワークシートの添削コメントには詳細で丁寧な解説があり、実際の指導に必要な知識や技術を多様な観点から考えることができた。私感としては、まだ日本語教師になるための入り口に立ったばかりの印象であり、後半のマスター講座に取り組むことで、教師として授業を開始する準備を進めていきたい。(アメリカ・ネバダ州ご在住の62歳男性)

学習者にとって学びやすい方法がよく考えられた講座
受講する前に日本語について聞かれたら、三種類の筆記形式があることや動詞が文の最後にあること、敬語が複雑なことくらいしか答えられなかったと思います。
もちろん学んだことは全体からすれば僅かだと思いますが、日本語について今まで知らなかった知識を得ることが出来ました。

日本語を教えるという角度で良く考えられた講座だと感じました。いつも学習者にとって学びやすいのはどんな方法か、考えられています。
日本語についての知識も豊富で、ワークシートの添削の時にも丁寧に説明していただいています。ありがとうございます。
学習者に言語を学ぶ楽しさや日本語の持つ良い点を知るお手伝いができたら嬉しいです。
(千葉県ご在住の64歳女性)

この前半「一般講座」から後半「マスター講座」へ継続して受講したみなさんのペースなどは、こちら継続受講生のペースにてご覧いただけます。

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日本語教師養成講座 420時間 通信教育

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