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【修了体験談】日本語教師養成講座420時間(通信)

日本語教師養成講座420時間通信教育修了証

通信教育の特性をいかし、日本のみならず、世界中に受講生がいる当日本語教師養成420時間総合講座。1986年以来、これまで8800名を超える修了生が誕生しています。
→講座の詳細はこちら:日本語教師養成講座 420時間 通信教育

当ページでは、主に2023年にこの養成講座を修了された受講生からお寄せいただいた感想文の一部をご紹介しています。

その他の感想・体験談

【9】子育てしながら海外在住するための1つの資格として

  1. 受講動機
    今後、子育てをしながら海外に長期的に在住するため、一つの専門知識取得目的として日本語教師育成講座を受講。国家資格取得も目指す予定。
  2. 感想
    • 添削を本当に細かく、回答以外の事柄も追加記述してくださり、ありがとうございました。
    • テキストを読めば読むほど、日本語の難しさや面白さ、また教えるにあたっての問題や注意点など、様々な角度、観点から感じとることができ、とても良かった。
    • また日本人としてうまれ育ち、自然と日本語を話してきたので、こうして初めて日本語に学問として向き合うことができ、とても有意義な機会となりました。

→この感想の全文はこちら「香港で受講できる日本語教師養成講座」にてご覧いただけます。

【8】ルーマニアと日本の架け橋になりたい

(後半の)マスター講座は、(前半の)一般講座に比較して、覚える情報量も非常に多く、自分の中で整理して理解することが重要だと痛感した。

マスター講座で学んだことの、一つひとつすべてを日本語学習者に教えるものではないと思うが、この内容を教師自身が十分に理解することが重要であることがよく分かった。

その知識を用いた教案や教材づくりをした上で教えることが、本当に解りやすく学習者のためになる授業となることを学んだ。

今後すぐに日本語教師として働く予定はないが、自己研鑽のため一般講座・マスター講座で学んだことを復習し、教案作成について調べ、教材準備を続けていく予定である。

またルーマニアに移住するため、現地で日本語や日本文化に関して興味のある人がいれば、率先して動く人材となり、将来的にはイベント企画で集客できるようになることが目標である。

日本に興味を持つ人口を増やし、あまり日本では知られていないルーマニアと、日本をつなぐ役割を担っていきたい。(千葉からルーマニアへ移住の34歳女性、約9ヶ月で修了)

【7】日本国内では知りえない指導法を学ぶ特別な講座

  • 他の日本語教師養成420時間講座を受けたこともあり、
  • 日本語教育能力検定試験も合格していたのだが
  • この日本語教師養成講座は、細部にわたり、特別なものだった。
  • こちらの指導法は日本国内では知りえないものでした。

(京都府ご在住の50歳女性 現役日本語教師)
→この感想の全文は、こちら『英語で教える間接法【短期・通信】日本語教師養成講座』にてご覧いただけます。

【6】大学での日本語教師として間接法でスキルアップ

  1. 受講動機
    京都の日本語学校で教え、その後、大学でも教鞭をとることに。大学では約40人の学生の日本語クラスを受け持つ。大学での決まったカリキュラムはなく、自由に教えられるため、英語で教える方(間接法)が効率的だと思うことが多く、当講座の受講を決意。
  2. 受講した感想
    今までいろいろなツールで「日本語を教える」ことについて勉強してきた。本講座はそれを再確認する部分ももちろんあるが、何より違った角度から日本語とその教育法について学び、新たに教えられることがとても多い。 本当に受講してよかった。
    今後は本講座で学んだことを生かしてよりよい授業をしていきたい。そして忘れないように何度も復習して、学生さんたちに還元していきたい。
    (京都府ご在住の50歳女性)

【5】オンライン日本語教師としてノウハウを活用

担当の先生、長期にわたってのご指導、ありがとうございました。毎回ご丁寧な添削で、質問にもわかりやすく解説してくださり、とても勉強になりました。

この講座を知る前から、一人の生徒にオンラインで日本語を教えていて、その時は何も知らずに独自のやり方で教えていました。youtubeでいろいろな方が上手に日本語が学べるように工夫をしているのを観て、それを参考にしたときもあったので、この時代、日本語を学びやすい環境にあるとは思っていましたが、やはり、実際に生徒の顔を見ながら、会話や感情が豊かにあってこそ楽しく学べるんだな、と思いました。

この講座で、日本語教師に必要なことをたくさん学ぶことができました。あまりにも多くて、頭の中が整理できていないのが正直なところですが、これから現場で経験していく中で、いろいろな課題に直面したとき、教科書やワークシートを見直して進めていきたいです。

他の州の子と1対1のオンラインレッスンが始まるかもしれないので、早速シラバス作成から始め、ご指導いただいたような手作り教材を取り入れながら、楽しい授業をしていければと思っています。回数を重ねることによって、「分かる・楽しい」をモットーに自分に自信をもって現場に立てる教師になりたいと思います。

ワークシートをこなしていくのに必死でしたが、勉強自体はとても楽しく、あっという間に時間が経っているときもありました。いつも優しく支えてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
(アメリカ・サンディエゴご在住の50歳女性、約1年6ヶ月で修了)

【4】学生時代よりも楽しく勉強できた

言葉では書ききれないくらいに、とても有意義な勉強ができました。

教科書で読んだことで疑問があったところは、自分で調べて教科書に書き込んだりと、学生時代以上に楽しく勉強ができました

初めて手にしたときは新品だった教科書が、今ではもう使い古された参考書のようになっています。

現在は、オンラインで日本語を外国の方に教えているので、ここで学んだことももちろん、生徒からの質問で疑問に思ったことや普段の自分の生活で疑問に思ったことを調べて、日本語だけを教えるのではなくその背景にある文化や語源の成り立ちなども教えられる日本語の先生になりたいです。
(沖縄県ご在住の22歳女性、約2年1ヶ月で修了)

【3】英語教員として「外国語としての日本語」を学ぶ意義

マスター講座を終えて少しホッとしたような、寂しいような気持ちが今、しています。

というのも、先生のコメントや添削が大変素晴らしいもので、そのやりとりももう終わってしまうからです。

第9回目の課題からは、終わるのが惜しくてスピードを落としチビチビやっておりました。

コンビニ弁当と手製弁当くらいの違い

(前半の)基礎講座の時から変わらずに詳細なコメントを下さったことはもちろんなのですが、(後半の)マスター講座は知識そのものの定着の確認はもちろん、教員としての心のありようも考える課題が多かったと感じています。

例えば、「それ、これ、あれ」の違いを教える際の教材を作る課題がありましたが、先生の、

手製の教材は生徒の評判がよく、市販の課題と手製の課題は、コンビニ弁当と手製弁当くらいの違いがあります。

と書いてくださったことがとても印象に残っています。

先生がくださるコメントは、実際に長きに渡って海外で数えきれない日本語学習者と接した経験や個々の学習者の洞察に裏打ちされた言葉が並び、そこから私は非常に多くの学びを得ました。

私は日本で英語の教員をしているのですが、言語が違えども学生に向き合うことそのものに変わりはなく、つくづく自分という人間を豊かなものにしていかなければ、教育の現場では働けないなと感じました。

仕事の都合で課題が進まなくなってしまった時でも、先生がコメントしてくださった言葉が脳裏に浮かぶことがよくあり、その言葉で自分を戒めたり、奮い立たせたりしたことも一度や二度ではありませんでした。

きっかけは日本人生徒の「日本語の乱れと脆弱さ」

この講座の受講を始めたきっかけはいくつかありましたが、その1つに、普段自分が接している学生たちの日本語の乱れや脆弱さが気になったことがありました。

母語で意見を構築できなければ、外国語ではもっとできないと思うのですが、流暢な英語や海外文化への憧れが強く英語を学びたがる一方で、彼らの日本語の乱れに呆気に取られることも多かったのです。

英語教育にも役に立った

この講座で学んだことを活かし、英語と比較した日本語の特性を織り交ぜながら、母語を大切に扱うことが如何に英語学習で重要な意味を持つかを、以前より少しだけ自信を持って授業に差し挟むことができました。

おかげさまで、学生たちの言葉への向き合い方も週を追うごとに少しずつ変化していったように思います。

同時に、自分自身、いかに日本語を適当に使っているかを反省することが少なくありませんでした。

この講座を通し、当たり前のことを、言葉を尽くして説明することがどれだけ難しいかを痛感しました。

なんとか課題に答えられたぞ、と思っても、いただいたコメントを読むと、そこには私が言語化したくてもできなかったことが整然と述べられており、「そうそう、先生、私もそれを言いたかったのよ。あー、全然言えていない」と反省することしきりでした。

これからもこのモヤモヤとの戦いは続いていくのだと思います。これからは一人で戦わないといけないので、生徒たちが理解したかどうか、彼ら自身が私の「先生」になるのかも知れません。

海外で日本語をわかりやすく説明できる日本人になりたい

将来的に私はいつか海外に住んでみたいという夢を持っています。

日本にいる間は、学生たちとの関わりの中から彼らの興味がある分野を知り、そこから自分が知らない日本や世界を学びたいと思いながら関わってきました。

これからはそれらにこの日本語教師養成講座で学んだことの復習を加えて機を待とうと今は思っています。

海外に住む「私」は、単なる日本から来た人ではなく、日本語をわかりやすく英語と日本語で説明ができ、教えることができる私でありたいな、と強く思っています。

海外で生きている自分が、仮に地域社会の皆に日本語を教えることになったら、どのような教材を作ろか、どのように説明をしようか、と考えるだけで、日々の生活が彩りを持ってきます。

英語の勉強にも力が入りますし、教材に使えそうな言葉や広告などを無意識に探している自分にも気づきます。

修了証以上のものを得ることができた

まだコースを終えたばかりでゼロ地点ですが、始める前よりも確実に自分の中に日本人として日本語を少し詳しく知れたぞ、説明もちょっとはできるぞ、とう自信が備わりました。

過程でさまざまな気づきや成長を与えてくださった先生と陰で支えてくださいました学校のスタッフの皆様にとても感謝しています。このお礼を言葉に出そうとすると、とてもシンプルなものになってしまい、ここでもまた自分の日本語能力の限界にぶち当たりますが、本当にどうもありがとうございました。

私は修了証以上のものを、この講座で学ぶ過程で得ることができました。
(千葉県ご在住の48歳女性、約1年4ヶ月で修了、中学校・高等学校英語教員免許専修)

【2】現在は東南アジアの大学で日本語教師

これまで韓国で20年近く日本語を教えてきて、試行錯誤しながらやってきたことがこれでよかったのだと確認できて安堵する一方、もっとこうすればよかったという反省点も若干みつかった。

特に、(後半の)マスター講座ではこれまで独学で本を通して漠然と得た知識を、もう一度幅広く体系的に学び直すことができて、本当に有意義だったと思う。

現在は東南アジアの大学で日本語を教えているが、英語で教えることを念頭に作られた講座だったため、学んだことをかなり参考にさせていただいている。韓国でも日本語を英語で教えた経験があったものの、かなり我流になってしまっていたので、うまく授業ができるか心配になっていた。

しかし授業に入るようになってからは(前半の)一般講座はもちろん、(後半の)マスター講座で学んだ理論的なことが授業のあらゆる面で活かせることに気づき、日本語教育について自分の中で奥行きが広がったように思う。
(東南アジアご在住の55歳女性、約6ヶ月で修了)

【1】仕事と家庭のやりくりをしながら学習

まず、このような講座を提供していただいたことに感謝申し上げます。

仕事と家庭のやりくりをしながらの勉強であったため、自分が思っていたよりも時間がかかってしまいましたが、無事に最後までやり抜くことができ、安堵と達成感の気持ちでいっぱいです。

母国語(母語)である日本語についての理解がより深まりました。

今後、日本語講師として、身に着けた知識を学習者の方々に還元していきたいと思っております。大変にありがとうございました。
(ポーランドご在住の30歳女性)

※上記は受講開始時のご年齢です。

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