アルゼンチンのブエノスアイレスで2013年9月7日(日本時間9月8日)に開かれたIOC総会で、2020年の東京オリンピック開催が決まりました。

 2020年 東京五輪と日本語教師の需要

その影響もあってか、海外の国の人々との国際交流に日本人の関心が高まったのか、当日本語教師養成講座にもこの9月の1ヶ月に30名を超えるお申込みを頂戴しました。10月になっても一日お1人ペースでのお申込みが続いており、外国人に日本語を教える日本語教師という職業に就くための第一歩である、この日本語教師養成420時間講座の需要も高まっています。

日本語教師で架け橋に

「外国人に道を教える」等は、英語などの語学ができるだけで教えられるようになりますが、外国人に日本語を教えることは、実際やってみるとかなり難しく、我々日本人が感覚的・慣習的に体得している日本語を、外国人にもわかりやすいよう、客観的・論理的に教えることは、ちょっとした特殊な教え方が必要となります。

例えば皆さんは、「私は日本人です。」と「私が日本人です。」の「は」と「が」の違いを外国人にわかりやすく教えられますか?

その「日本語を教えるちょっとしたコツやテクニック」を学んでいくのが日本語教師養成講座です。今から日本語教師を目指していけば、ちょうど東京五輪が開催される7年後の2020年には、理論と経験の両方を備えた、油の乗った日本語教師になられていることでしょう。

プロフェッショナルかつ心からの「おもてなし」で2020年に外国人を迎えたい方は、英語などの各国語のブラッシュアップとともに、日本語教師という形で専門的に関わる、という道も、これから7年間の間に達成する目標の1つに掲げてみてはいかがでしょうか。

 東京五輪開催の産物は

東京オリンピックが開催されるからといって(もちろん、五輪開催決定のよる建設ラッシュの一部業界では人手不足・労働力不足で外国人の雇用=日本語の需要 の微増は見込まれますが)全体的に日本語教育の需要が大きく増加する、ということはないでしょう。

例えば、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックがあったからといって、では「ブラジルにポルトガル語を学びに留学に行こう」とか、2014年にソチ・オリンピックがあったから「ロシアにロシア語を学びに留学に行こう」といった人は、みなさんのまわりにほとんどいなかったのではないでしょうか。

オリンピックの効果というのは、「外国人に対して」というよりも、むしろ「その開催国の国内の人の関心が海外に向く」「開催国側の人間が海外に情報を発信しようとする機運が高まる」というところにあります。

日本では、外国人に対するビザ緩和策がとられるようになり、訪日観光客のみならず、就労面でも今後、外国人が増加することが予想されます。それに五輪開催というイベントがあいまって、今後、日本人の中で、日本語教師への関心が高まることが考えられます。

 420時間講座に関するご質問

次に、当講座に関して、この1ヶ月の間にお問合せで受けたご質問のうち、何件かをピックアップして、以下にダイジェストにお届けいたします。

 出産・育児をはさむが受講できるか?

Q. 通信教育で420時間の日本語教師養成講座の受講を検討しています。私は出産、育児を挟むため、一旦休止や受講期間が長くなってしまうことが考えられます。万が一、受講期間内に終了しなかった場合の延長は適応されるでしょうか?

A. はい。受講期間はトータルで3年と余裕を持って設けてありますが、万が一、それ以上になる場合も、理由に応じて期間延長を配慮いたします。
受講生の中には子育てをされながら日本語教師を目指して学習されている方も少なからずいらっしゃいますので、期間についてはあまりご心配なさらないようにしてください。

 講座を前後半に分けて受講するメリット、デメリットは?

Q. こちらの日本語教師養成420時間講座ですが、一般講座とマスター講座に分かれているようですが、一度に420時間コースを申し込むのと、前後半に分けて受講することのメリット、デメリットを教えてください。

A. どちらも同じ内容ですので、大きな違いはありませんが、
420時間コースを1回で申し込まれたほうが、
・教材は1回ですべて届く
・振り込み手数料などが1回で済む
といったメリットがあるかと存じます。
また、2回に分けて受講すると、どうしても前半と後半の間で一呼吸ついてしまって、数ヶ月ほど間を空けてしまう方が散見いたします。一度に420時間講座を申し込まれ、一気に受講されていったほうが効率的ではあります。

 日本語教師としてやっていけるか不安です・・・

Q. 日本語教師養成講座を受講して自分に日本語を教えるチカラが芽生えるのか、また外国人は、日本に興味はあるのか不安です。受講に関して前向きになれるアドバイス等あれば、よろしくお願いします。

A. 日本語教師というのは自発性が求められる職種ですので、他人に何かを期待している限り、得るものがありませんし、何か言葉で無理やり納得させるものでもありません。
人間、社会的存在が意識を規定しますので、社会的存在、つまりご自身がいる環境またはそれに至る「行動」が不足しているのかと存じます。
まずは、お近くの地域のコミュニティセンターでも何でも、外国人に日本語を教えるボランティアでも「経験」し、そうした社会的存在に身を置くことで、不安や適性の是非は自ずと解決します。百聞は一見に如かず、です。

 日本語教師となることを第一としない人でも受講してよいか?

Q. 私は今のところ、日本語教師となることを第一としていないのですが、私のような日本語教師を目指していない人でも受講して良いものでしょうか?
また、関連してですが、私は英語での日本語教授法(間接法)を中心に学びたいと考えています。日本語を教える技術を学ぶ上で、やはり直接法も学ぶべきなのでしょうか。

A. 特に問題ございません。日本語教師になる/ならないに関わらず、講座の知識等をどのようにご活用いただくかは、皆さん次第です。単純に日本語に興味があるだけ、とか、国際交流に興味があるだけ、といった人でも、日本語教師養成講座で学んだ知識というのは何かしら役に立つものです。

また、当講座は英語での間接教授法を学習できるのが特長となっておりますが、直接法も学びます。日本やアジアでの日本語教師は、6-7割がた、直接法がメインとなっています。
どちらもメソッドを英語で教えるか、日本語で教えるか、の違いでしかありませんが、様々な教え方に対応することで外国人とのコミュニケーションの幅が広がり、また、日本語も多角的に見えてくるようになります。

2013年10月3日
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