効率よく情報収集するには

Q. 現在、日本語教師の就職活動をしていますが、就職情報誌やハローワークの求人情報などをチェックしてますが、なかなか良い就職先を見つけることができません。みなさんどのような就活をされているのでしょうか。何かよい就職活動方法がありましたら教えてください。

A. 日本語教師としてより良い就職先を見つけるには、就職率を高めるには、とにもかくにも、まずは多くの情報に触れること。これに尽きます。

一昔前までは就職といえばハローワークや紙媒体の就職情報誌、新聞の求人欄といった限られた情報源しかありませんでしたが、幸いにも最近はインターネットが普及し、日本国内のみならず、海外の求人も含め、より多くの情報に触れることができるようになりましたので、まずはインターネットをフル活用することを絶対にお勧めいたします。

クラウド活用術日々、日本語教師関連の手配をしていて感じるのは、日本語教師をされている方、これから目指される方は結構、アナログな人が多いということです。

しかし、日本語教師は日本国内でやるにしても海外がからむお仕事です。海外が絡む仕事には当然、時間的ギャップ、距離的ギャップ、文化的ギャップが生じますが、IT(Information Technolgy)の得意技は、時間と距離の短縮、そしてコピー。その時間・距離・文化のギャップをやすやすと乗り越えて問題を解決し、日本語教師に時間的・精神的余裕と多くの情報をもたらしてくれます。

 Gmail

IT活用といっても特別なものではありません。みなさんが今ではふだん普通に使用しているEメールも、日本語教師の就職活動を助けてくれます。例えば検索エンジンのGoogleが提供するGmail。

Gmail(ジーメール)は誰でも無料で利用できる無料のwebメールで、インターネットが利用できる環境であればどこからでも利用できるクラウドサービス。
一昔前はメールといえば、Outlookなどのメール専用ソフトをわざわざそれぞれのパソコンにダウンロードして、そのPC固有でしかメールを送受信・閲覧できませんでしたが、これらGmailなどのwebメールを使えば、日本語教師も出先の学校などからもスマホや携帯から連絡を取り合うことができます。もちろん、日本語教師の就職活動時の履歴書や職務経歴書を送信する際の自分の連絡先はGmailで十分です。

 Gmail > アラート

このGmailを含めた一連の無料サービスの中にGoogleアラート http://www.google.com/alerts という機能があるのですが、これが日本語教師の情報収集の際にとても役立ちます。

Googleアラートは、あらゆるインターネット上の新着サイトの中から指定したキーワードに関する情報を拾ってきてEメールに届けてくれるサービス。

アラート設定の仕方

例えばこの検索キーワードのところに「日本語教師 求人」と設定すると、いろいろなホームページやブログから新着の日本語教師の求人情報やニュースを届けてくれるので、自分でインターネットを探しまわるよりも効率的に求人情報が収集できます。
いろいろなキーワードを何個も設定できるので、情報漏れがないように、複数のキーワードを設定しておくとよいでしょう。例えば、
「日本語教師 求人」以外にも「日本語教員 求人」や、
「日本語講師 求人」とか、「日本語教員 求人」、
「日本語指導士 募集」とか「日本語指導員 求人」、
「日本語教育支援員」や「日本語インストラクター」など。

求人が英語掲載の場合もあるので、
「Japanese Teacher」
「JLT(Japanese Language Teacher)」
といった英名も含め、上記のようにいろいろな日本語教師の職種名で検索キーワードをアラートに設定しておけば、多種多様な日本語教師職の求人捕獲率がアップします。
その他、
「○○アカデミー 教師 募集」
など働いてみたい具体的な学校機関名などで検索をかけておくと、もしその「○○アカデミー」のホームページで求人情報がアップした時などにgoogleが自動で拾ってきてくれるので、わざわざ毎回手動で学校のホームページを見に行く手間も省けます。

「結果のタイプ」は検索対象とするウェブの絞込みのことで、「すべて」「ニュース」「ブログ」「ディスカッション」「書籍」などから選べるようになっていますが、日本語教師の求人情報は、特に海外の学校などはブログなどでもアップすることがあるので、検索対象はあえて狭めずに、「すべて」にしておくとよいでしょう。
「頻度」ではEメール通知の回数も調整でき、急ぎの場合は「その都度」、通常は「1日1回」チェック、週末にまとめて「1週間に1回」など選べます。通常は「1日1回」で十分でしょう。
「件数」は「最上位の結果のみ」と「すべての結果」の2択ですが、日本語教師のお宝情報は雑多な情報の中に埋もれていることも多く、「最上位の結果のみ」ですと厳選されすぎてほしい情報が漏れてしまうことがあるのでここは「すべての結果」と設定しておくとよいでしょう。設定はほんの2,3分で完了します。

日本語教師の通知結果以上設定が終わると、右図のように、毎日数十もの「日本語教師 求人」などの所定のキーワードにそった新着記事が自身のgmailに届けられるので、後はそれを定期的にチェックするだけです。

求人情報だけでなく、日本語教師として切磋琢磨されているみなさんの活動記録なども日々届くので、こちらも励みになり就活のモチベーション維持にもつながります。

また、カオス理論で、たくさんの情報に触れるほど、ある法則性が見えてきて、求人の出所や時期、元気がよい学校などのポイントをふまえた情報収集ができるようになり、就職活動も楽になります。

よくネットの質問箱・相談箱・知恵袋系に質問を出して答えを得ようとされている方がいますが、こうした二人称形式だと非常に効率が悪い上に、回答者の質が悪いことも多く、ともすれば主観に色づけされた解答にて間違った方向へ導かれてしまうことがあります。

現在では他人に尋ねる時間があったら、自分で検索したほうが早い時代です。ほしい情報はすでにご自身の足元に転がっています。今ご覧になっているインターネットの中にすでに存在しています。すでにインターネットが一般化して数十年経っていますので、だいたい一般人の思考や悩みはパターン化していますので、あなたがお持ちの疑問・質問と同じ疑問・質問はすでに先達がしており、それに対する答えもすでにネット上に存在しているものです。
検索して多くの情報に触れて答えを導き出せる情報取捨選択能力が学歴や資格などよりも重要な時代となってきています。

せっかく世界のあらゆる情報に無料で触れられる時代になったのですから、これら無料のアプリを使い情報処理力を高めていってください。

本日ご紹介したのは日本語教師のIT活用術のほんの基礎的な一例ですが、日本語教師の求人・就職活動関連では、メルマガ購読やメーリングリスト活用などいろいろありますので、詳しくは日本語教師の求人サイト集などをご覧ください。

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