カンボジアで日本語教師を募集しています。当サイト掲載の求人情報は、こちらの[免責事項・利用の際の注意点]をご了承の上、ご利用ください。以下、募集校からのメッセージです。
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カンボジア メコン大学 日本語ビジネス学科
CAMBODIAN MEKONG UNIVERSITY
給料等の待遇はボランティア以下ですが、列記とした大学の教員です。
本当の意味でのボランティア精神のあるかた(腰弁でいいから)という人を探しています。
カンボジアの大学で日本語を教えるクラスがあるところは結構ありますが、日本語学科があるのは国立の王立プノンペン大学と私立のメコン大学だけです。学科設立はメコン大学のほうが古いです。
規模(学生数)はプノンペン大学よりずっと少なく、また、学生の日本語力レベルも外国語学部のプノンペン大学よりかなり劣りますが、本学の日本語学科は日本語ビジネス学科ですので日本語力よりも社会人として日本企業で通用するセンスの育成に重きをおいており、卒業後まで一貫してフィードバック体制をとっています。
卒業生には伊藤忠商事等の有名企業やJICAなどへ就職した学生も結構いて概して好評を得ています。
メコン大学は一ツ橋大学・法政大学・奈良学園大学・東京福祉大学との大学間単位交換協定や、相互留学制度を持っており、(名ばかりの協定ではなく)実際に毎年定期的に短期留学交流をしていて日本の学生との共同プロジェクトをして発表会をしています。今年は上記に加えてJICAプロジェクトで筑波大学と東京オリンピック・パラリンピック啓蒙活動を企画運営しました。
大学本体は経済系ですので共同研究や交流は日本語とは限りません。一ツ橋大学や法政大学の講義や交流は英語で行っています。
また、日本語学科在籍の3年生と4年生はこれから渡日する予定者も含めると全員日本経験者になります。
待遇面にもどりますが、現地の教師に関する相場は小学校の教員から大学の教員まで大変低いもので、最低賃金法で決められている工場労働者と同じ(148ドル)という現実です。プノンペン大学の日本語学科の特別公務員待遇の外国人教師でさえ、一昨年度まで私が奉職していた時には月550ドルでした。月450ドルのアパートの家賃を払っていましたから実際はメコン大学の150ドルと手取りは同じです。日本のNPOの団体が派遣するボランティアならボランティアでも月10万円ぐらいは生活費が出ますから経済面ではそっちのほうがいいに決まっていますが、本学は正規の大学の日本語学科ですので、日本語学校の学習者ではなく、大学生を教えることになります。
また、身分は学長決済採用の正規の大学教員ですので、職務経験証明も出ます。その職歴を日本の教員採用試験に有効にアピールして本採用の教員になった若者もいますし、逆に元来日本語教育に興味関心をもちながらも安定した人生設計上の理由から定年まで中学校の国語と英語の教師をしていた人が、夜学で日本語教育専修の大学院へ通い420時間講座も終了して、定年後に本学で日本語教師をしている人もいます。
それから時々言語教育や国際関係専修の日本の大学院生(広島大学・東京学芸大学・コロンビア大学)が正式にはインターンシップや休学でカンボジアへ来て日本語ビジネス学科の教員として教えています。現在も名古屋大学国際学部の言語教育専修の学生が1年間教員スタッフとして教えています。
なにはともあれ、上記のとおり、月給150ドルで、赴任航空券も、就労ビザ費用も、就労許可健康診断料も雇い主である大学側は出してくれません。全部自分持ちです。本当に腰弁でいいという人にお願いするしかない現状です。再度申し上げますが、本当の意味でのボランティア精神の持ち主の方、ボランティア教師でもいいから海外で教えてみたい方、正規の大学の日本語教師になってみませんか?ぜひ熱意のあるかたを募集しています。
メコン大学全体と日本語ビジネス学科のホームページ(http://mekong21.web.fc2.com)を見てください。日本語で入力できます。大学の概略と、日本の大学との交流の様子もご覧になれると思います。
勤務地
♯9B,yothapol Khmarak Phomin Blvd(St.271) Sangkat Teuk Thla Sen Sok Phnom Penh, CAMBODIA
募集職種
日本語教師:5名
応募資格・採用条件(学歴・経験等)
- 年齢、経験不問(リタイア後の方、未経験の方も活躍しています。)
- 海外での日本語教育に情熱を持てる方。
- 次の1-4のいずれかに該当する方
- 日本語教育能力試験合格者
- 日本語教員養成講座420時間修了者
- 大学または大学院において、日本語教育主専攻または副専攻の修了者
- 国語科および外国語科の教師経験者(ただし国語教師経験者は国語教育と日本語教育のアプローチの違いや文法用語の違いをご存知の方・英語教師経験者は英語教育と国語教育・日本語教育での文法的アプローチや用語の違いをご存知の方)
- 全て大卒以上。最終採用決定者は学長のため、海外の大学のためか、420時間等の資格より院卒等の学歴のほうが優先される傾向があります。
- 海外進出ビジネスに関するキャリアをお持ちの方を歓迎します。また、基本的なPC操作できる方を前提とします。
勤務条件
- 常勤講師 週15時間程度(他機関でアルバイト可)
- その他 上記紹介文参照
待遇(給料・支給物等)
- 月給150ドル
- 食費・住居費は学内の寮、学生食堂を利用すればすべて教員は無料です。
応募締切日
2015年10月31日
応募方法
- 日本語・英文 双方の履歴書(最終採用決定者が学長のため)
- 大学・大学院の卒業証明書
- 日本語教育資格の証明書・教員免許等の資格証明書
- スカイプ・ライン・フェイスブック等のうちのどれかの面接可能インターネットアカウント
- 志望動機の概略
以上の5点を添付ファイルにして下記メールアドレスまで送付してください。
選考方法
最終採用決定は学長がします。それに先んじて日本語学科長および日本語学科教員がskype等で面接し、提出された書類とともに学長に教員採用予定者として推薦します。
本求人・採用に関する連絡先
[Mail to 採用担当/樋口・春日]:paula53m■yahoo.co.jp※その他の最新の求人情報や掲載・更新依頼はこちら「求人一覧」をご参照ください。
※その他参考:カンボジアで受講できる日本語教師養成講座