オーストラリア・ブリスベンにあるプレスクール(プリスクール)で、担任およびリリーフ候補、そしてボランティア、インターンを数名、募集しています。当サイト掲載の求人情報は、こちらの[免責事項・利用の際の注意点]をご了承の上、ご利用ください。以下、募集校からのメッセージです。
Brisbane Japanese Preschool and Education Centre
こあらぐみ
www.facebook.com/BrisbaneJapanesePreschool
こあらぐみ のバックグラウンドと保育理念
Brisbane Japanese Preschool and Education Centre主催の「こあらぐみ」は、就学前の幼稚園児を対象に、完全日本語で行う幼児プログラムです。
ブリスベンインナーノースのGrangeと、インナーウエストのAuchenflowerにて順次立ち上げ、週3日程度で開催予定です。クラス編成は、縦割り(mixed-age)での完全日本語プログラムとなります。
こあらぐみでは、現代の日本では次第に聞こえなくなりつつある昔ながらのわらべうたのメロディーを先生と一緒に歌いながら音感を見につけたり、自然に囲まれた自由な環境の中で遊びながら日本語を身につけていくことができます。食育、自然教育、芸術(アート)にも重きを置いたプログラムを編成しており、こどもたちひとりひとりが周囲に存在する色、音、におい、や変化する素材を体で感じながら楽しめる時間を提供してきました。
学びとは、「先生」が「生徒」に一方向で与えるものではなく、双方向に起こる関係であるということ、そして、一番大切で効果的な学びは、暗記や指示動作に従うことや、椅子に座った「お勉強の時間」から必ずしも生まれるのではなく、子ども達が大好きな遊びの中で、そして彼らがやりたいことを、先生やお友達との関わりの中から自分で見出して行く過程の中で起きる、という信念のもと、スタッフ一同、ひとりひとりの成長のスピードや興味を見つめながら、子ども達と、楽しい日本語での時間を一緒に作って行く努力を重ねてまいりました。
こあらぐみのプログラムは、日本語や日本文化への理解とバイリンガル、マルチリンガル教育へのコミットメントがあり、第2、第3言語の習得と保持に興味のあるご家庭のお子様なら、どのような言語・文化的バックグラウンドを持たれる方でもお申し込みできます。
こあらぐみは、日本人や日系人コミュニティーだけのために作られた、いわゆる「日本語/日本人幼稚園」ではありません。また、日本人補習校幼稚部入学のための予備校でもありません。私たちが目指す幼児教育とは、オーストラリアという土地で、Bilingual, Bicultural,、Multicultural, Multilingualとして生きていく子ども達が、人種や国籍に関係なく、自分自身の多様なアイデンティティーを肯定的に受け入れ、国内で、そして世界に、自信と誇りをもって羽ばたいて行くための基礎作りとなる教育です。
当センターのコアプログラムである「こあらぐみ」の新しいTerm Program は、日本語を利用したBilingual/Multilingual教育やBicultural/Multicultural教育に興味をもった家庭の子ども達が集まり、支えあい、成長していく場所であると認識しております。 Programの中で使われる日本語や日本文化の紹介は、自分や周囲に存在する多様性を「ごく自然なもの」として受け入れられる大人になるための「ツール」であると、こあらぐみでは考えています。
私たちは、「オーストラリア人」、「日本人」といった国籍や人種などのカテゴリーによるアイデンティティーを1つだけ選ぶ必要も、1つに限定する必要もない。人のやり方と自分のやり方は必ずしも同じでなくたっていい。自分の力で考え、分析できる人、そして、物事を多角的に、柔軟にとらえることができる人になってほしい。自分の独自の視点をもつこと、創意工夫してみることの大切さと面白さを子ども達に伝えたい。こあらぐみのProgramは、そんな私達の強い願いが反映されたものとなっています。
物事の見方はひとつだけが正しいのではないし、答えにたどりつくのにも、様々な方法があるんだということ、一見ひとつの色や手触りに見える、感じるものも、何かのきっかけで違うものに変化していくんだということ、絶対的に見えるものが実は絶対的ではないかもしれないということを、音楽やアート、自然教育や食育を含めたこあらぐみ独特のプログラムの中で、楽しみながら、体感、実感させてあげたいと考えています。
将来、こあらぐみから旅立っていった子ども達が、多様な言語能力を保ち、あらゆる文化に目を開き、どんなマイノリティーカルチャーやマジョリティーカルチャーに触れることがあっても、自分と「異」なるそれらの文化や人々を、自信をもって受け入れ、また自分のもつ多様性をアピールできるような人になってくれることが、私たちにとっての最大の宝物です。
上記の応募条件を満たされている、元気いっぱいで、こどもへの愛情溢れる、元気いっぱいの先生!是非、クリエイティブでエネルギー溢れる私たちのチームに加わって、オーストラリアでの日本語による幼児教育に関わってみませんか?
勤務地
Grange & Auchenflower, QLD (Brisbane郊外) Australia
募集職種
- 担任及びリリーフ候補:1-2名
- ボランティア、インターン:数名
応募資格・採用条件(学歴・経験等)
[資格等]:
日本の四年制大学または短期大学(及びそれ相当)で保育課程を修了し、保育士、幼稚園教諭1種又は2種を取得している方。
日本の保育園・幼稚園での勤務経験必須。
[ビザ等]:
オーストラリアで働くことのできるVISA(ワーキングホリデー、学生、永住ビザなど)を所有していること。ビザスポンサーシップは、こあらぐみでの勤務経験がある方にのみ、将来的には考慮もあります。
[担任候補]:
担任候補は、週20時間プラス、クラス準備に十分な時間をかける余裕が必要なので、他の仕事、学校等との掛け持ちはできません。担任候補は、最低1年間、こあらぐみに関われることが条件。
[リリーフ・ボランティア・インターン]:
リリーフ・ボランティア・インターンは学生、他の仕事についているワーキングホリデー中の方でもOK。
[その他]:
こあらぐみ平日プログラムは、ほぼQLD州の学期に対応して運営されます。PROGRAMが行われる時間以外にも、教材製作や日案作成、その他の準備を、こあらぐみDIRECTOR、マネージメントコミッティーボランティアと共に準備することにコミットできることが条件。
※日本のわらべうた(コダーイ)保育経験者、最優遇。
日本のインターナショナルスクール等での、バイリンガルの子ども達の保育に携わった経験考慮。
バイリンガル教育への興味、必須。こあらぐみでは、いかにオーストラリアで育つ子ども達が日本語能力を保持、また改善していくかということも、プログラム編成の上で考えていきます。
オーストラリアの保育環境での職務経験またはオーストラリアでの保育資格は必須ではないが、あれば考慮。
QLD州の子ども達とともに働くために必要なブルーカードの取得はお手伝いしますが、すでにある方はお知らせください。
- オーストラリアで有効なファーストエイドの資格(あれば良い)
- オーストラリアでの自動車免許(3箇所とも、公共交通機関での通勤可能ですが、乗り換えなどが日本ほどよくないので、車の運転をお勧めします)は必須ではありませんが、日本のものをQLD州のものに切り替えられることをお勧めします。
- その他、音楽や芸術的経験も考慮。CVに記載してください。
最も重要なのは、あなたの保育への揺るがない熱意と、こどもたちへの愛情、そして、立ち上げ過程の新しい組織で積極的にアイデアを出し、変化に柔軟に対応できる力です。そして、ディレクターをはじめとする現地でトレーニングを受けてきたスタッフと協力してやっていける順応性とコミュニケーション能力も求められます。
勤務条件
- 月曜日:9時頃から4時半頃(PROGRAM時間は9時半から2時半)
- 水曜日:2時半頃から6時頃(PROGRAM時間は3時から5時)
- 木曜日:9時頃から6時頃(PROGRAM時間は9時半から5時)
- 金曜日:9時頃から4時半頃 (PROGRAM時間は9時半から2時半)
- 生徒とのコンタクトアワー以外での準備時間等は、現時点ではボランティアでの残業となります。
待遇(給料・支給物等)
- PROGRAM開催中、生徒と関わっている時間(約19時間)に関して、QLD州規定の、経験と学歴に応じた保育セクターの支払いレートをお支払いします。
- ファーストエイドの資格がある方には、ファーストエイド所持者への日当もお支払いします。
- 日本で取得済みの学位のQLD州での同等資格への変換アセスメントのお手伝いも致します。
応募締切日
随時/採用者決定し次第終了
応募方法
まずは下記までEメールで日本語のレター、日・英語の履歴書(CV)と、日本で取得された保育士・幼稚園教諭免許、大学卒業証明(成績表も可)、並びにすでに所有されている方は、ブルーカードやファーストエイドの証明も添えてご連絡ください。
選考方法
選考は、書類選考並びに、現地(ブリスベン)で、Brisbane Japanese Preschool and Education Centreのセンターディレクター、マネージメントコミッティーとの面接並びに、子どもを含めた実技試験、日案の提出があります。
合格者は、決定次第、ボランティアとして、実際にこあらぐみプログラムに、参加、見学していただきます。
本求人・採用に関する連絡先
[Email to 採用担当者/Yamada, Director]: brisbanejapanesekoala■gmail.com※連絡先メールアドレスは、■を@に変えてご利用ください。
※その他の最新の求人情報や掲載・更新依頼はこちら「求人一覧」をご参照ください。
→その他:ブリスベンで受講できる日本語教師講座