東京・荒川区(日暮里)に新規開校予定の日本語学校(法務省告示校)にて日本語教師を募集しています。当サイト掲載求人情報に関しては、こちらの[免責事項・利用の際の注意点]をご了承の上、ご利用ください。以下、募集機関からのメッセージです。

尚藝舎言語学院

Shang Yi Studio Institute of Languages

尚藝舎言語学院

尚藝舎言語学院は、留学生の美術系大学・大学院への進学をサポートする予備校「尚藝舎」(2018年設立)を経営母体とし、2024年10月に法務省告示校として新規開校します。

わたしたちの教育理念、具体的な授業方針(「事前研修概要」参照)に共感していただける方、興味がある方を募集します。

教育理念(一部抜粋)

「自らの表現を獲得する」
現代の美術やデザインの世界においては、作品は視覚的に鑑賞されるだけで完結するのではなく、作者自身がテーマやコンセプトを語り、発信することも含めて表現である。日本で美術やデザインを学ぶ者は日本語によって作品を語らなければならない。母語から離れ、日本語を通して美術やデザインを実践する留学生にとっては、作品について語る日本語の言葉もまた、自らの表現の一部である。
このような過程で必要となる日本語は借り物ではない、自らが追求し獲得した表現であることが求められるのである。

事前研修概要

  • 【目標】
    課題先行型授業が行えるようになる
  • 【実施方法】
    • (ア)毎回、各教員のうち1~2名が担当し模擬授業(10~15分)を行う。学習者役は他の教員が担う。模擬授業内容は当面初級の文法項目から選ぶ。
    • (イ)模擬授業終了後、担当者本人による自己評価
    • (ウ)他の教員(主任を含む)からの評価(良かった点を3つ以上、今後の課題を1つだけ話す)
    • (エ)担当者は、他の教員から出た今後の課題のうちの1つを、次回演習までに克服に努め、その部分の模擬授業を行い、自己評価をし、他教員からの評価を受ける。
  • 【課題先行型授業の考え方】
    • 前記模擬授業のゴール及び評価は以下の考え方を規準とする。この考え方は「日本語教育の参照枠」で言及されている課題を遂行する力、すなわち暗示的に習得されると考えられている言語スキルを、暗示的な授業方法によって養うためのものである。
    • テーマ:授業の各場面でいかに『教える』かではなく『引き出す』か
    • スキル:学習者の「発見」を促す手法を身につける
    1. 導入(内言喚起とスキャフォールディングのプロセス=暗示的学習)
      → 学習者が課題遂行へと向かわざるを得ない状況を作る
      • 学習者が課題遂行に必要なツール(文法・語彙など=タスクエッセンシャルネス)を発見できるように促す
      • 学習者が考える(内言喚起)のを待って、徐々に助け舟(スキャフォールディング)を出す
    2. ペアワーク、グループワーク
      → ピア・ラーニング、協働学習による課題遂行を促す
    3. 板書におけるインタラクション
      → 板書も学習者が中心となるようにし、ホワイトボードを介してインタラクションを起こす
    4. インタビュー、発表、他クラスとのクロスワークなど
      → 教室内外で起きるあらゆる場面をインタラクティブにする
    5. 誤用発生時に学習者の気づきを促す方策を考える
      → リキャストとプライミング効果
    6. 教師発話の最小化と学習者発話の最大化の方策を考える
      → 教師中心の授業を廃し、学習者中心を実現する
    7. 教室運営における学習者間、学習者教員間の位置関係のバリエーション
      → 前に立つ教師、スクール形式で並ぶ机など、旧来の教室内配置によって固定化された教師中心主義のイメージを廃し、学習者中心の環境を実現する

※見学について:新規開校前ですが、面接においでの際、校内を簡単にご案内します。

勤務地

東京都荒川区西日暮里2-12-5尚藝舎ビル
(JR山手線日暮里駅から徒歩4分)

募集職種

日本語教師(非常勤教員):2名

応募資格・採用条件(学歴・経験等)

  • 教育理念、授業方針に共感していただける方、興味がある方
  • 事前研修に参加できる方
  • 大学/大学院で日本語主・副専攻修了、養成講座420時間修了(四大卒以上)、検定合格(学歴不問)のいずれか
  • 未経験者の応募可
  • 年齢不問
  • 副業可

勤務条件

  • 週1回~,午前9:10~午後12:30(午後1:30~午後4:50の場合あり)
  • 2024年10月上旬から授業開始
  • 労働契約の期間:6か月以上

職務内容

  • 非常勤教員としての授業担当、付随する事務作業(授業記録など)
  • 研修(事前研修及びOJT)

待遇(給料・支給物等)

  • 授業
    2400円/1コマ(45分)
    1回の出勤(4コマ)あたり、事務手当として1200円支給(授業記録などを記すためを想定した手当です)。交通費支給。
  • 研修
    10月の開校前までに5回~8回(1回90分を予定。参加者の予定に合わせ、週1回ぐらいのペースで実施。早ければ6月から実施。回数は進捗内容により増減します。)の研修あり。1時間当たり1200円支給。交通費支給。

応募締切日

2024年6月30日

応募方法

下記連絡先まで履歴書及び日本語職務経歴書をPDF化しメールで送付。

選考方法

書類審査・模擬授業・面接

本求人・採用に関する連絡先

※採用担当者/高橋 [mail]: takahashi.tomu■shangyistudiotokyo.com

※当求人の連絡先メールアドレスは、■を@に変えてご利用ください。

※その他の最新の求人情報や掲載・更新依頼はこちら「求人一覧」をご参照ください。