オーストラリアはシドニーの現地幼稚園で約1ヶ月、幼稚園ボランティア活動をされた、Maiさんの体験談をご紹介します。
参加者 概要
- 参加者: Maiさん(22才)、大学生
- 派遣先: オーストラリア・シドニーの現地幼稚園
- 活動期間: 6月2日から4週間
- 参加前の英語力: ビギナーレベル
- 日本での幼児教育経験: なし
- これまでのボランティア経験: なし
- 海外短期旅行経験あり、オーストラリアは初めて
Q1.どこの幼稚園で活動されましたか?
私の派遣先は、シドニーの中心部からバスで15分ほどの西部のKindergartenでした。閑静な住宅街にあり、周囲はとても落ち着いた環境でした。
Q2.幼稚園の活動日数や時間帯などは?
私は毎週月曜日から金曜日の、朝9:00から15:00までボランティアワークをしました。活動時間帯は、登園の初日に、園長先生と相談の上で決めましたが、ボランティアに参加するみなさんはだいたいこの時間帯で活動するようです。
Q3.オーストラリアの幼稚園はどんなスケジュールでしたか?
幼稚園では、9時から10時までは室内で子どもたちと遊び、10時にはモーニングティーでフルーツやジュースを配って、食べ終わるとその後片付け。その後、12時のランチまでは外で子どもたちと遊んで、ランチタイムにはランチとジュースを配って、子どもたちと一緒にお昼をとりました。
お昼のあと片付けをしたら、2時まではお昼ねの時間で子どもたちを寝かしつけます。そして2時から3時までは、子どもたちに靴をはかせて遊びながら、全員が起きるのを待ちます。そして3時にはアフタヌーンティー前に子どもたちに手を洗わせて、3時過ぎには帰る、という毎日でした。
Q4.楽しかったこと・印象深いことはありますか?
1ヶ月の幼稚園ボランティア活動の中で、一番楽しかったことは、パジャマパーティーと毎日のランチタイムでした。
【パジャマパーティー】
パジャマパーティーでは、園児も先生たちもみんな自分の一番好きなパジャマを着て、子どもたちはパジャマにマッチしたフェイスペイントをして踊ったり、ゲームをしたり、ランチもいつもと違って、すごい豪華でした。
男の子の一人は、牛柄のパジャマとガウンに、牛のぬいぐるみに、牛柄のミニソファまで持ってきていました。女の子はバービーのパジャマ、男の子はスパイダーマンやボディビルダー(?)のパジャマが人気だったようです。
この日はみんなパジャマを着っぱなしだったので、お昼寝の時間は、すぐに寝てくれるかと思ったら、いつも以上に寝てくれませんでした。
【毎日のランチタイム】
毎日のランチは、子どもたちと一緒においしいランチにデザート付でした。ときには、韓国の女の子のお母さんがランチを作りに来てくれて、その日はおいしい韓国料理を食べることができました。他にも、他の子のお母さんが手作りケーキを持ってきてくれたりして、ランチ以外にもおいしいものを食べる機会がたくさんありました。
Q5.日本の幼稚園と違う点や「オーストラリアならでは」の点は?
いろんな民族の子どもがいる、という点だと思います。
特に私が活動した園は、イタリア人(イタリアから移住してきたイタリア系オーストラリア人)の子どもが多く、英語も話せるけど、時々、イタリア語で話しかけてくることもありました。
幼稚園の先生たちも7人中5人はスペイン、スウェーデン、ドイツ、イタリア、ニュージーランドからの移民の先生で、「オーストラリアは移民の国だなぁ」とつくづく感じました。
でもそのおかげで、私が英語ができなくても、先生たちは、「自分たちも最初は英語が話せなかったわ。オーストラリアに来てから英語の勉強は大変だったわ。」と同情してくれて、私が英語が理解できないのを助けてくれました。
Q6.大変だったこと・不安だったことは?
私は日本でも幼稚園で働いたことがないし、英語もよくわからないのに、大丈夫かと心配でした。登園初日の朝は、現地のスタッフ(スタッフ)の方に同行していただいたので大丈夫でしたが、初日が終わったら、「とても1ヶ月も通えない!」と思ってしまいました。でも終わってみれば、あっという間の1ヶ月でした。
Q7.1ヶ月(4週間)の活動はいかがでしたか?
保母さんは思っていた以上に大変だと思いました。私の英語力がないせいか、子どもたちは全然言う事を聞いてくれないし、すぐに泣くし、園児の中にはアレルギーを持つ子が何人かいて、ティータイムとランチの時は、その子たちにはみんなと別の物を配らないといけなかったり、お昼寝の時間もなかなか寝てくれず走り回ったり・・・私のほうが眠りたいくらいでした(笑)。
でもみんなかわいい子たちばかりだったので、その笑顔に助けられて、1ヶ月続けられたんだと思います。
幼稚園ボランティアの活動最終日には、幼稚園の営業が終わるまで仕事をし、そのあと、近くのレストランで先生方がDinnerをごちそうしてくれ、プレゼントまでもらってしまいました。この1ヶ月間は、本当に良い1ヶ月だったと思います。
Q8. Maiさん、ありがとうございました。今後は?
こちらこそ、ありがとうございました。少し海外生活に自信がついたので、今度はもっと長く滞在できるよう、プランをたてて、子どもたちや幼稚園の先生、ホストファミリーに必ずまた会いに来ようと思ってます。
その他の体験談
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- 体験談2「就職前に「NZの子育て支援」をじっくり観察」Akiさん、NZ・オークランド4週間
- 体験談3「大学の春休みを利用して」Seikoさん、オーストラリア・シドニー8週間
こんな方々が参加しています(志望動機)
- 小児科医を目指す医大生のリケジョ留学:医大生や先端工学専攻の19歳女子大生
- 国際化と英語教育の需要に応えるため:児童相談所やバイリンガルな職場環境でのスキルアップ
- 英語教師や英会話講師のスキルアップに最適:児童英語教師など日本の教育現場に還元したい
- 大学生に人気な短期の体験型留学:ふつうの語学留学では満足できないので
- 大学生が将来の職業を見すえて研修:英語を使う職業や国際的な環境で働きたい大学生など
- 社会人・会社員にも役立つ体験型の短期留学:OLさんや歌手など多様な社会人の方々も参加
- 現役保育士や幼稚園教諭のスキルアップ留学:海外の教育現場体験を自身/園の経営に役立てたい
上記の幼稚園ボランティア活動をするには、こちらの募集要項の応募資格や参加条件を満たす必要がございますので、その募集要項をよくご参照ください。
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