園児にもハーフのお子さんや外国籍の子どもが増えてきたこともあり、英語教育や海外の多国籍・多文化な幼児教育を参考にしたいということで、多くの現役の幼稚園教諭や保育士の方々が参加している幼稚園ボランティア。
中には勤務先の同僚のみなさんが、グループで参加したケースもあります。
このページではJEGSの幼稚園ボランティア・プログラムに参加されたみなさんの参加理由などをご紹介しています。
40歳から児童心理学を学び、保育士・幼稚園教諭の幅を広げたい
- 東京在住の元幼稚園教諭の大学生の41歳女性
(日本女子体育短期大学 保育科卒業後社会人を経て鎌倉女子大学 児童学部 子ども心理学科4年に在学中) - ニュージーランド2月~3月にかけて3週間の幼稚園ボランティア
- 参加前の資格等:英語力は中学生程度、保育士・幼稚園教諭2級免許、チャイルドマインダー資格・認定心理士資格・ムーブメント中級者資格
私は短大卒業後、一昨年前まで約20年ほど、幼稚園教諭として幼稚園・保育園に勤務してきました。現在は、大学にて児童心理を改めて専攻しています。
幼稚園教諭として働いていた時に園の研修旅行で、日本以外の他国の園見学に行く機会があり、何箇所かの国に行って来ました。その時から他の国の保育にとても興味を持つようになりました。
そして、いつか自分自身で他国の幼稚園を訪問・見学して、もう少し深く・じっくりと関わってみたな・・・という気持ちを強くもっていました。
また、大学の授業で学んだ多民族国家の教育にとても興味・関心をもち、実際に園の中に入り多くの子どもたちとかかわり触れ合うことができたら・・・と思っていたので、今回このような幼稚園ボランティアを知り、自分もぜひ参加して多くのことを学び今後の保育にやくだてていけたらいいな・・・と思い希望しました。
海外の教育現場や子どもたちにもっと関わりたい
- 26歳、岩手県の女性
- ニュージーランド4週間の幼稚園ボランティア
- 参加時の資格・免許等:幼稚園教諭1種免許、小学校教諭1種免許、競泳公認競技役員、日本漢字能力検定準2級、日本ワープロ検定3級、情報処理技能検定3級、実用英語技能検定準2級
私は海外の教育とそこに住む子どもたちについて大変関心があります。
学生時代に経験したフィリピンでの短期ボランティアとホームステイで教育の必要性を感じたことをきっかけに、海外の教育現場にかかわりたいと思うようになりました。
大学で教員免許を取得し卒業後、インドネシアへ渡り、ジャカルタ日本人学校幼稚部に3年間勤務しました。この3年間では、現地スタッフと異なる価値観や文化を伝え合い、尊重し、理解し合いながら、共に日本の教育を実践しました。ここでは、日本の教育を海外で行うことを目的としてきましたが、現地校との交流を行ったり、日常的に現地スタッフと、教育について、子どもたちの様子、周りの環境などについて意見交換したりすることで視野を広げることができました。
保育の中では、日本人とは別の観点から新しいアイディアや考え方が生まれることが新鮮で、多くの発見もありました。
この経験から、もっと色々な教育を学びたいと思うようになりました。
また、後に海外に住む現地の子どもたちへの教育に直接携わりたいと考えております。
こちらのボランティア活動に参加させていただき、世界共通語の英語を少しでも多く身に付け、幼稚園で活用できようになると共に、現地園の教育を体験し、先生方からたくさんのことを学び吸収したいと考えております。
英語の需要増加に応えたい
- 神奈川・相模原市ご在住の幼稚園教諭29歳の女性
- オーストラリア・8月3週間を希望
私は幼稚園で9年間教諭を勤めています。園では数名ハーフのお子さんを預かっています。英語の需要が増えている今、私も英語を習得し、外国から入園してきた子どもたちと英語で会話ができるようになったり、英語を指導するのが夢で、今回志望させていただきました。
日本の幼児教育の優劣を知りたい
- 大阪の保育園勤務の25歳女性
- 薫英女子短期大学 児童教育学科 幼児教育専攻
- 参加時の資格等:英検3級、保育士、幼稚園教諭2種
- これまでの海外経験等:9年前にアメリカに短期語学研修2週間のみ
- オーストラリア・シドニーの現地幼稚園2園にて5月~7月8週間活動
私は短期大学では幼児教育を専攻し、日本の幼児教育について学びました。そして、そのまま保育園へと就職し、現在、子どもたちと日々、楽しく過ごしています。
大学を卒業し、実際に幼児教育の現場に触れてみて、学んだ事が立体的になってきました。
そんな中で、「他国と比べて、日本の幼児教育の優れている点、または劣っている・足りない点はどこだろう?」と考えるようになりました。
また、単純に他国での幼児教育の現場はどのような感じなのだろう?実際に目で見て体験したいと興味を持つようになりました。
オーストラリアに惹かれた理由は、友達が以前留学した経験があり、自然が豊かで心暖かい人が多いと聞いたからです。
また、日本の文化に興味を持っている人が多いと聞き、互いに文化交流を楽しめると思ったからです。
アメリカの園児との違いを感じたことがあったので
- 埼玉の幼稚園勤務の26歳女性
- 文京学院大学 人間学部 人間学科 保育心理 専攻
- 参加時の資格等:幼稚園教諭1種免許、保育士資格、英語は自己紹介程度
- これまでの海外経験等:高校1年時オーストラリアにホームステイ1週間のみ
- オーストラリア・シドニーの現地幼稚園にて5月~6月3週間活動
私は4年間、日本の幼稚園で、保育者として働いてきました。
以前から外国の幼稚園に興味があり、いつかは見てみたいと思っていたことと、今年の3月で現在の勤務先を退職することになり、時間ができたこともあり、そのチャンスをいかして、今回の研修プログラムに参加したいと思いました。
昨年の夏、アメリカ人と日本人のハーフの子が、1ヶ月ほど、私が勤務する幼稚園に来たことがありました。ふだんはアメリカの幼稚園に通っている中、1ヶ月だけ日本の幼稚園で生活するということで、集団生活の中、集団での活動や行動に慣れていない様子でした。
集会の際に、周りの子どもたちがおしゃべりなどして騒いでいる中、「うるさい!」という一言を言って、その後はずっと下を向いて憂鬱な表情をしていたということがありました。
数日経つと、その子も周りの子たちと楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになってきたのですが、やはり日本とアメリカの文化の違いや保育のカリキュラムの違いが表れた出来事だったと感じます。
私自身、英語を十分に話せないことはとても不安ですが、現地の方や子どもたちとのコミュニケーションを積極的に取りながら、外国の保育について、また言語についても勉強し、様々な体験ができたらと思います。
自園の発展と方向性をさぐり園長ら4名がグループで視察
- 北海道・札幌の学園のグループ幼稚園の各園長~教諭ら4名が海外研修の一環として
- 札幌大谷短期大学 保育科卒業 37歳女性(副園長)
- 立教女学院短期大学 幼児教育学科卒業 41歳女性 (園長)
- 札幌大谷短期大学 保育科 保育専攻 卒業 38歳女性(園長)
- 静修短期大学(現 札幌国際大学)児童教育学科 初等教育専攻 49歳女性 教諭
※オーストラリア・シドニーの現地幼稚園8月1週間活動(1園に2人ずつ計2園に派遣)
現在、副園長業務を担っており、園の研修の一環として今後、自分の園をどのように発展させていくか、子どもたちへの教育の方向性などを勉強させていただきたいと考え、今回の幼稚園ボランティアに当園勤務の4名とともに志望しました。
現地では是非積極的に、子どもたちと触れ合い、先生たちのお手伝いをさせて頂きたいと思っております。
上記の幼稚園ボランティア活動をするには、こちらの幼稚園ボランティア募集要項の応募資格や参加条件を満たす必要がございますので、その募集要項をよくご参照ください。
(C)Copyright JEGS International Co.,Ltd. All Rights Reserved.