お申し込みから出発まで
日本語教師アシスタントのお申し込みから出発までのお手続きの大まかな流れを一覧にしてご説明いたします。
※下記表はあくまで目安であり、現地情勢や個別条件により異なる場合があります。
出発から | オーストラリア・ニュージーランド | カナダ | ドイツ | 各国共通準備 |
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長期 | 短期 | イギリス |
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7ヶ月以上前 | (情報収集: お問合せ・資料請求|説明会参加|カウンセリングなど) |
6ヶ月前 | — | — | 選考→合格 | 選考→合格 | ※早割適用 |
5ヶ月前 | 選考→合格 | — | 正式申込〆切 | 正式申込〆切 | — |
4ヶ月前 | 正式申込〆切 | 選考→合格 | 派遣校決定 | 派遣校決定 | — |
3ヶ月前 | 派遣校決定 | 正式申込〆切 | ビザ申請 | 保険加入 ビザ申請(WH) | ・航空券手配 ・現地通貨両替 |
2ヶ月前 | ビザ申請 健康診断 | 派遣校決定 | 健康診断 | — | ・国際キャッシュカード ・クレジットカード作成 |
1ヶ月前 | 滞在先決定 最終案内 | 滞在先決定 (Au電話研修) | 滞在先決定 最終案内 | 滞在先決定 最終案内 | ・キャッシュパスポート ・海外旅行保険加入
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1,2週間前 | ビザ認可 | 最終案内 | ビザ認可 | (英ビザ認可) | ・国際運転免許証 ・年金・住民票手続き ・携帯電話海外利用申込
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日本出発 | 1,4,7,10月 | 開校中随時 | 1,3,9月 | 独4,9月/英1,9月 | — |
準備研修 | シドニー オークランド | (NZ電話にて) | バンクーバー | 独:フランクフルト 英:ロンドン | ・現地スタッフ面会 ・現地携帯電話購入 |
派遣校へ | 最寄空港/駅まで先生の出迎えなど→日本語教師アシスタント活動開始 |
上記の 用語の説明
1.選考 |
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- 選考(仮申込)とは、まず募集要項をよくお読みいただいた上で、該当希望者はwebまたは用紙の選考申込書(仮申込フォーム)をお送りいただき、それにもとづいておこなう書類選考とインタビュー(ご来社またはお電話にて)のことを言います。無料です。→[ 選考申込(仮申込)フォーム ]
- 選考は基本的には落とすための試験ではなく、「プログラムへの理解を深めていただくためのカウンセリング」という位置づけでおこなっています。ですので、選考インタビュー時にはご質問などありましたらどんどんしてください。
- インタビューは時間は30分程度、うち約20分はいただいた書類に基づいての志望動機などの確認、残り約5分程度、英語による質疑応答をおこないます。インタビュアーは日本人です。
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2.合格 |
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上記 選考インタビュー終了後、参加に際して問題ない方には、約1週間以内に「合格通知」をEメールなどでお知らせします。条件に合わない方(不合格者)にも通知いたします。 ※ここまでは無料です。 |
3.正式申込〆切 |
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- 上記 選考合格者には合格書類として、正式にお申し込みに必要な書類(参加規約など)や今後のお手続きの流れの案内などを送付いたします。
- 正式にお申込み希望の場合は、それら案内書類にしたがって、参加規約の提出、申込着手金(参加登録費50,000円)のお支払い等の手続きをおこなってください。
- 正式申込の〆切は、ご希望の出発日から逆算して、ビザや学校手配に間に合うような日程を通常設定しております。※上記表参照
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4.派遣校決定 |
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- 正式申込後、派遣校探しに入ります。極力、ご希望(「どこどこの都市がいい」とか、「学校のタイプは高校がいい」など)にそうよう努力はいたしますが、学校からも「このような人に来てほしい」といった要望もあり、双方の希望や条件のマッチングになりますので、必ずしもご希望にそえるとは限りませんので、予めご了承ください。
- 派遣校探しは国や時期にもよりますが、通常1~2ヶ月はかかります。ご年齢が高くなると3~4ヶ月かかる場合がありますのでお申込みください。
- 派遣校が決まりましたら、学校詳細や地図を案内します。学校によっては先生とEメールのやりとりなどが開始できます。
- 派遣校決定後、参加費用残金のお支払い(お振込先等は順次書面にてご案内します)。
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5.ビザ申請・健康診断 |
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派遣校決定後、ビザ申請をおこないます。※国やビザ種によって異なります。 健康診断は国によって、ビザ申請の前・同時進行・後などに分かれます。 例:WH,416ビザ(オーストラリア),ワークビザ(NZ,カナダ)等。各国募集要項をご参照ください。 |
6.滞在先・最終案内 |
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日本出発前にホームステイなどの滞在先の詳細や地図などもご案内します。最終案内とは、現地準備研修や、ホテル・現地オフィス、現地での緊急連絡先などの案内です。 |
7.準備研修 |
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日本語教師アシスタントが派遣校で活動開始前におこなう準備研修です。短期プログラムの場合は電話等で、長期プログラムの場合は、各国現地オフィスがある都市で催します。 ※準備研修の詳細は各国募集要項をご参照ください。 |
参加資格など各国募集要項をよくお読みいただいた上で、お申し込みください。
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日本語教師アシスタント募集要項
オーストラリア|ニュージーランド|カナダ|ドイツ|フランス|イギリス
その他 各国共通準備の説明
パスポートの更新・取得
渡航の気持ちが固まったらすぐにパスポートの有効期限を確認しましょう。国やプログラムによっても異なりますが、通常、現地滞在終了日(帰国予定日)+2,3ヶ月以上は、パスポートの有効期限に余裕が必要です。パスポートの有効期限が滞在中に切れてしまう人、期限に余裕がない人はすぐにパスポートの更新手続きをしておきましょう。通常、2,3週間はかかります。もちろん、パスポートを持ってない人は、すぐに取得しましょう。
航空券手配
渡航地までの航空券手配は、ご自身で格安航空券を手配されても構いません。現在は、航空券はネットで簡単に取れるようになっており、ご自身で格安航空券を手配される人が多いです。こちら[海外航空券の取り方]をご参照ください。参加者の皆さんが実際に取得されているフライト便名等もご覧いただけます。
現地通貨両替
現金の現地通貨両替はだいたい1週間をしのげる程度(2,3万~4,5万円分程度)あれば十分です。これは最悪、日本出発当日、空港でもできます(但し、空港での両替は手数料やレートが高いので多額両替はお勧めではありません)。両替の為替レートの中でも、「現金」が一番レートがよくないので、為替をみながら、現金両替はできるだけ少額になるよう心掛けるのが節約のコツ。あとはクレジットカードや国際キャッシュカードなどを併用して、リスクを分散させましょう 。
【現地で両替したほうがお得な場合】
一般的に、「世界的に流通量が少ない通貨」は、その国で両替した方がお得です。その理由は、流通量が少ない通貨を調達するにはコスト(輸送料や偽札検査など)がかかるため、その分手数料が高くなる傾向があるからです。(わかりやすく言えば、「レア」なモノ(流通量が少ない通貨)を入手するのは高くなるから、そのモノがレアじゃない場所に行ってゲットすれば安くなる、ということ。)
つまり、日本円に対して、世界的に流通量が少ないオーストラリアドルやNZドル、カナダドルなどは、それぞれの国に着いてから両替をしたほうがお得になる、ということです。
※まとめ…オーストラリア、NZ、カナダなどは、現地に着いてから両替したほうがお得。
【両替する場所はどこがお得か】
また、両替する場所は、手数料は空港が一番高く、次いで、街中の銀行、両替商、FX…の順で安くなります。
※まとめ….手数料やレート = 空港>街中の銀行>両替商>FX
FXでの両替が一番お得ということになりますが、但し、FXは事前に口座開設が必要で、外貨が届くまでに時間がかかるというデメリットがあり、普段からFXをやっていない人には現実的ではありません。結果として、大多数の人にとっては、渡航先の国の両替商か銀行で現金の両替をするのが、現実的でしょう。
【5・10日頃は避ける】
また、両替をするタイミングですが、月の5日・10日頃は避けたほうがよい、と言われています。その理由は、5・10日は、企業の貿易取引の決済日になっていることが多く、支払いに使うドルが不足した場合、円売りドル買いを行うので、円安ドル高になりやすいためです。5・10日頃とは、5と10の倍数の日のことを指し、具体的には、毎月5日午後~6日午前中迄、10日午後~11日午前中迄、15日午後~16日午前中迄、20日午後~21日午前中迄、25日午後~26日午前中迄の期間が、両替レートが少し高く(悪く)なりやすいということです。
クレジットカード作成
クレジットカードをもってない人は、2,3枚作っておきましょう。日本は現金社会ですが、海外はクレジットカード社会のところが少なくありません。また、海外ではVISA/MASTERカード以外は使えない場合も多いので、VISAカードを1枚、MASTERカードを1枚それぞれつくり、計2,3枚持っておくと安心です。
年会費無料のクレジットカード会社も多いですし、ポイントやマイルをためることもできますので、うまく使えばクレジットカードは節約にもなります。ちなみに私は海外生活でたまったクレジットカードのポイントだけで、日本帰国後、家電量販店で3万円ほど買い物ができました。
▼海外旅行中の病気やケガを補償する海外旅行保険サービス付クレジットカード。
航空券代などをカード払いしておけば、治療費や賠償責任、携行品損害も補償されます。もちろん、
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トラベラーズチェック(T/C)
トラベラーズチェックは、2014年3月を持ちまして新規発行を終了となりました。T/Cの代表的な銘柄は「アメリカンエキスプレス」「三井住友ビザ」「マスター」などがあり、T/Cは現地でお金が必要になった時だけ、現地の銀行で現金化し、使わずあまった分は、日本帰国後に日本円にもどすこともでき、紛失したり、盗難にあっても再発行できたので、ある程度まとまった額のお金の保管などにも適していましたが、残念ながら2014年にてサービス終了となりました。T/Cに代わるものとしては、以下のキャッシュパスポートをご参照ください。↓
キャッシュパスポート
海外にお金をもっていく手段として、大きく、1.現金、2.国際キャッシュカード、3.クレジットカード、4.キャッシュパスポートがあり、この4種をうまく使い分け、お金を分散させておくと万が一のときにも安心です。(トラベラーズチェックが2014年3月にてサービス終了となったため)それに代わる手段として、キャッシュパスポートが注目されています。→詳細:http://www.jpcashpassport.jp/
このキャッシュパスポートの使い方は、nanacoなどの電子マネーと同じ要領です。事前に日本でカードに円でお金を入金しておくと、海外のほとんどのATM(世界210以上の国に210万台以上)でお金をおろすことができます。日本でATMでお金を普通におろすのと同じ要領です(但し日本国内では利用できません)。発行手数料は無料、盗難に備えカードも2枚発行されます。カードへの入金額が不足したら、日本の銀行のネットバンクからネット経由ですぐに入金することもできます。
【主なメリット】:
1.紛失したら紛失したカードを利用停止する一方で、スペアカードにて現地で使い続けることができる。
2.使った時ではなく入金した時にレートが決まるので、円高の時に入金しておくとお得です。
3.ネット上の管理画面で残高を現地通貨で確認しやすい。
【主なディメリット】:
1.12ヶ月間利用しないと管理手数料(150円/月程度)かかる。
2.現地でお金を引き出す時、キャッシュパスポートのATM利用手数料(200円程度)の他に、現地のATM側の利用手数料(そのATMにより異なる)の2つのATM手数料がかかるので、利用頻度は少なくしたほうがよい。
上記以外にもメリット・ディメリットはあるので、ご自身で以下のリンク先にて詳細をご確認ください。
http://www.jpcashpassport.jp/
国際キャッシュカード
世の中もだいぶ便利になり、最近では、日本の銀行口座の中にあるお金を、そのまま海外のATMでも、日本でATMを利用するのと同じ要領で現地で現地通貨にて現金を引き出すことができます。この国際キャッシュカードが1枚あると、万が一のときにも安心です。
←国際キャッシュカードは、左のようなどちらかのマーク
←PLUS(プラス)マークとCirrus(シーラス)マーク
…が「今すでにお持ちの銀行のキャッシュカード」などに付いていれば、すでに標準装備されていますので、一度、ご自身の銀行のキャッシュカードの裏面などをご覧ください。このどちらかのマークが付いていれば、海外のATMの、同じマークが付いているATMでも、日本の銀行口座の中にあるお金を現地で現地通貨にて現金でATMから引き出すことができます。詳しくはご自身が今現在利用されている銀行のホームページなどをご覧ください。
また、新しく作る場合は、新生銀行などが同サービスを提供しているのでそれらの銀行のキャッシュカードを1枚作っておくと、日本国内でもコンビニATMや郵便局のATMも使えるので、海外に行かぬとも1枚持っておくと何かと重宝することでしょう。急な海外出張で出発前に現地通貨両替する時間がなくても、現地に着いたら空港内のATMで現地通貨を引き出せるので非常に便利です。(詳しくは各銀行へお問合せください。)
日本語教師アシスタントや留学でとして長期海外に行かれる方は、海外の銀行口座を開かなくても、この
…. の3つがあれば十分、事足りることでしょう。
海外旅行傷害保険
海外ではなにが起こるかわかりません。必ず海外旅行傷害保険には加入しておきましょう。特に日本語教師アシスタントなどボランティア活動に従事される方は、派遣先から「賠償責任」保険(あやまって他人にケガをさせてしまったり、器物を破損させてしまった場合におりる保険項目の1つ)にちゃんと加入しているか確認のための保険証券提出を求められる場合があります(保険に加入していないとボランティア活動に参加できない場合もあります)。保険はあなた自身を守ってくれるものです。
海外旅行傷害保険はネットでも簡単に加入できますので、こちら[海外留学保険・海外旅行傷害保険の入り方]をご参照ください。
国際免許証(国際自動車運転免許証)
海外で車を運転する予定のない人も国際自動車運転免許証を作っておきましょう。海外では身分を証明するものを2つ以上、求められる場面が多々あります。通常はパスポートと国際自動車運転免許証がその2つになります。実際に車を運転するかしないかは別にして、身分証の1つとして作っておきましょう。
英語
出発前は基礎でもいいので、英語力、特に英会話とボキャブラリー増加に努めましょう。現地にいけば自然と英語は上達する、は間違い。基礎がある人は現地でもコミュニケーションがはずむのでグングン上達するかもしれませんが、下地がない人は最初の英語の壁に軽く撃沈されてしまいます。日本の空港を飛び立ったときから“海外”は始まってます。出発前から英語の準備運動はしておきましょう。英会話CDを丸暗記してもよし、ラジオを聴くもよし、「英語教育番組」を何回もみるもよし。あと、英会話学校の無料体験レッスンなどをハシゴするという裏技もあり。
年金
最寄の社会保険事務所などに相談を。
長期参加される方は、日本不在時の年金や住民税等の手続きも忘れずに。日本不在時は国民年金をご親族に代わりに払ってもらうか、まとめて前納しておくか、銀行自動引き落としやクレジットカード払いにしておくこともできます。また海外渡航時は年金を「免除」することもできます。(免除すると免除が認められた期間は支払いを免除されますが、将来もらえる年金額が少なくなります。)
ちなみに国民年金は過去2年さかのぼって支払うこともできますので、最悪、日本帰国後に未納分を2年間さかのぼって支払う、ということもできます。
住民票
最寄の市区町村役所、出張所などに相談を。
1年ほど海外留学される場合は住民票を抜いておけば、不在期間の住民税等はかからなくなります。
※上記情報はあくまで目安としてご参考にしていただき、最新情報等は担当機関にご確認ください。
携帯電話海外利用申込
日本で今現在使用している携帯電話を海外でそのまま利用することも可能です。
<長期>滞在予定者は現地で携帯電話を買うかレンタルしたほうが安くなりますが、
<短期>滞在予定者は、日本の携帯をそのまま使えるよう、手続きしておくとよいでしょう。詳細は「国際ローミングサービス + (ご利用の携帯電話会社名)」 のキーワード検索で調べられます。
但し、日本の携帯電話を海外で使用すると当然、通話料金等はとても高くなりますので、あくまで海外では緊急用の「待ち受け」用としてのみ使用し、電話をかける必要があるときは、現地で格安のコーリングカードなどを買って、日本に電話するようにすると節約できます。
現地で携帯電話購入
現地での格安な携帯電話やコーリングカードなどは現地到着後、準備研修時にご案内いたしますので、ご相談ください。日本で買っていくと高くなってしまいますので、現地到着後に買ったほうがよい場合がほとんどです。半年以上の<長期>滞在者のみなさんのほとんどは、現地到着後、現地の携帯電話を購入されています。どうしても「日本の携帯電話」をそのまま使いたい方は、「待ち受け」専用としてのみ使用されていらっしゃいます。
その他 海外生活 便利グッズ
以下のモノは、「なければないでなんとかなるもの」です。海外生活にトラブルはつきもの。日本と異なる環境や文化的GAP、困難を乗り切ることこそ、海外生活の醍醐味、留学の意味です。
ですので日本の便利生活に慣れてしまったみなさん、「日本と違う、わぁ、どうしよう!?」とパニックになるのではなく、「なんとかなるさっ」「なんとかする!」といったよい意味での“いい加減さ”、心の柔軟性が一番、出発に必要なグッズですよ。モノはあくまでモノに過ぎませんので、依存しすぎるのは控えましょう。
以上をふまえて、次のご紹介する便利グッズをご参考にしてください。
変圧器は不要
1年以内の滞在でしたら、変圧器ない場合がほとんどです。
変圧器が必要なのは、例えば炊飯器、ドライヤー、冷蔵庫、テレビ・・・など大きな電力をくうものを使う場合です。
炊飯器とドライヤーは以下に述べる通り、必要ないか、海外対応のものを持参すれば変圧器は不要です。冷蔵庫、テレビを持って行く人は留学ではいらっしゃらないでしょう。
炊飯器は不要
1年以内の留学やワーキングホリデーなどで、かさばる炊飯器を日本から持っていく人は少ないでしょうし、炊飯器は現地でも購入できます。鍋でお米を炊くことも簡単です。(←出発前に1,2度練習しておくとよいでしょう。)どうしても炊飯器を持参されたい方は海外電圧対応の簡易炊飯器などが量販店の旅行グッズ売り場などで販売されています。
ヘア・ドライヤー
日本の電圧は100v(ボルト)で世界で一番低い電圧です。その為、日本の製品を海外でそのまま使ってしまうとせっかく優秀な電化製品も一瞬で壊れてしまいます。
身近なもので「電圧をくう」電化製品が、ドライヤー。
ドライヤーも、(110V~240Vボルト対応と記載がある)海外旅行対応の折りたたみドライヤー(変圧器不要)などが家電量販店で2000~3000円ほどで買えますし、現地でも2000円くらいで買えます。
ノートパソコンとデジカメ
ノートパソコンはあると何かと重宝します。海外から日本の家族とスカイプで無料通話したり、デジカメで撮った写真をweb上の倉庫に保存したり…できればPCはDVDなどが視聴できる機能が付いたものがよいでしょう。

ノートパソコン(ラップトップ)やデジカメのバッテリー(充電器)は元々、海外対応になってるものが多く、ノートPCの電源コードの先っちょにくっついてる黒い箱(AC ADAPTER)に、100v-240v、50-60Hzと書いてあれば、コンセントのプラグの形状だけ変えれば、そのまま使えます。
変圧器は重いし、かさばるし、値段が結構するので1年以内の滞在予定者は必要ありません。
※但し、建前として各メーカーは基本的には海外での使用は原則、保証はしてませんので、(海外でも問題なく利用できるものがほとんどですが)あくまで自己責任の下、使用してください。
デジカメは余裕があればバッテリーとメモリの予備も購入しておくと、1つのバッテリーを充電させている間にもう1つのバッテリーを使って撮影するなど、使いまわしに便利です。
※但し、盗難のリスクが一番高いのも、このノートPCとデジカメです。
パソコン用ヘッドフォンとマイク
パソコンにヘッドフォンとマイクを差し込めば、スカイプなどのインターネット(TV)電話で、日本のご家族と無料通話などをすることができます。折り畳みできる高性能でコンパクトなヘッドフォン・マイクを安く買えるのも日本の良いところ。2000円も出せばそれなりの質のものが買えます。
帰国後も、海外のお友達とやりとりする際などに使えますし、オンライン日本語教師で海外の人々に日本語を教える際などにも重宝します。
電子辞書
電子辞書も重宝します。意外と現地の言語よりも広辞苑などの機能を使って日本語の意味を調べることも多くなるのが海外生活。最近では低価格・高機能な電子辞書が増えてますので、店頭で手に取って、自分が一番使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
但し、日本人海外滞在者・旅行者が旅先で盗難に遭うグッズの上位にランキングされているのがこの
電子辞書です。「机の上に置いたまま席を離れない」など、現地での紛失・盗難には十分、注意してください。
電源プラグ
変圧器はいりませんが、電源プラグは渡航する国によって用意する必要があります。カナダとアメリカは、日本
とプラグの形が一緒なので不要です。(正確には微妙に違いますが、日本のプラグをそのまま差し込めます。)オーストラリアやNZ、イギリス、ヨーロッパはプラグの形が全然違うので、プラグを買っておく必要があります。安いものは100円~300円程度で変えるので2個くらい持っておくと、よいでしょう。ちなみに私はプラグや安いものを一個、そして各国にマルチに対応するこの合体ロボみたいなプラグも1個持っていきました。2個あると、2つのものを同時に充電できるので、充電時間の少ないバックパッカーには重宝します。
チェーンキー
意外と便利なのが自転車のチェーンキー。これを自転車ではなく、旅行カバンをくくりつけておくと盗難防止に重宝します。
旅先でちょっとお手洗いに行くけど、WCの個室まで荷物を荷物を持ち込めない時に何かにくくりつけたり、ホームステイ先で、ベットの支柱などにくくりつけておいたり。
100円ショップで売られている普通の自転車のチェーン鍵でも十分ですし、少し高くなりますが、(鍵式ではなく)ダイヤルロック(暗証番号)式は鍵の紛失を心配しなくてよいので便利です。
特にチェーンが収納できるタイプの鍵はかさばらないので、キャリーケースの外側のポケットに常備しておくと何かと便利です。
実際、成田空港で海外に出発する際、見送りに来ていた家族と話している束の間にスーツケースを盗まれ、出発できなくなった人もいます。ちょっと近くの何かにケースをくくりつけておくだけで盗難防止に役立ちますので準備しておくとよいでしょう。
携帯ウォシュレット
快適な生活に慣れた日本人ならではの海外生活便利グッズですが、海外にはいまだにトイレのウォシュレットが普及していないことがほとんどです。そんな旅先・留学先で役立つのが携帯ウォシュレット。手動のポンプ式(500円程度)と、アルカリ単三電池1本を使用する電動式のものがあります。

左:「携帯おしりウォッシャー」(手動)/右:「TOTO トラベル携帯ウォシュレット」
手動式のはコツがいるので上級者向き。通常は電池式のものがお勧めです。水流は若干弱いですが「ないよりはマシ」ですぐに慣れることでしょう。アルカリ単三電池は海外でも同じものが買えますし、下記紹介するソーラー充電器と充電池と併用すると電気がない所でもウォシュレットを使い続けることができます。
海外だけでなく、職場や家庭のトイレでウォシュレットを共有したくない人などにもお勧めです。楽天通販などでも購入可。
携帯ソーラーパネル充電器
太陽光から充電できるソーラーパネル充電器もあると便利です。例えばスマホや携帯電話などの緊急時の充電や、上記の携帯ウォシュレットの電池の充電などに。
右の「GOAL ZERO(ゴールゼロ) Nomad7」は、晴天時、スマホや携帯へ直接充電、または単三電池や単四電池、バッテリー蓄電池などに太陽光から電気を蓄電、いろいろな用途に電気を使うことができます。太陽は地球上どこでも共通。エコロジーかつ経済的な海外生活を補助してくれます。折りたたんで運べるので旅行に携帯するソーラーパネルとしても便利です。
スポーツサンダル・ビーチサンダル
スニーカーの他に、写真のようなスポーツサンダルを1足もっていくと何かと便利。

例えば、こんなときに使えます。
→ホームステイでの室内履きとして
→ホームステイでシャワーを出た後に履く
→突然、ビーチかどこかに行くことになったときなど
→飛行機の機内でサンダルに履き替えてリラックス
※100円ショップでもいろいろなサンダルが売られています。
※もちろん、サンダルは現地でも購入できます。
海外のパソコンで日本語入力
海外生活。ご自分のノートパソコンを持っていければよいですが、PCは盗まれたり、壊れたりするリスクがあります。日本語教師アシスタントのみなさんは、パソコンは、あると便利、なければないでなんとかなる、といったもの。パソコン持参される人は50-60%くらいでしょうか…。
パソコンは学校やホームステイ先、街のインターネットカフェでも利用できます。特に、海外ではアジア系(中国、韓国系の人)が運営しているネットカフェでは日本語入力できるパソコンを置いてあるところも多いので、現地についたらチャイナタウンなど、ネッカの場所を調べておくとよいでしょう。
学校やホームステイ先などではパソコンはあっても日本語入力ができない場合もあると思います。そんな時に役に立つのが、この
←■「“AJAX IME” (http://chasen.org/)」
特別な日本語入力ソフトをダウンロードすることなく、英字しか打てないパソコンで日本語入力できるようになるスグレモノです。(作成者:工藤拓さん)
【使い方】
- [ChaSen.org ( http://chasen.org/ )]にアクセス
- 「Ajax IME: Webベースの日本語入力。特別なソフトは必要ありません。」のAjax IME( http://ajaxime.chasen.org/ )をクリック。
- 切り替わった画面(上の写真)の、IME
On/Offをクリック。 - そうすると…アルファベットしか打てないパソコンでも日本語が打てるようになります。
- この画面上で、文章を日本語でタイプ打ち→文章全体をコピー
- そして自分が使ってるGmailやYahooメール、hotmailなどにコピーを貼り付ければOK
…簡単です。
インターネット上で操作できるので、いちいち個別のパソコンに日本語入力ソフトをダウンロードする必要もありません。なので、学校や図書館、ネットカフェなどでソフトのダウンロードが禁じられているパソコンでも使えるから優れもの。
ややこしい漢字、変換で出てこない漢字は手書きすることもできます。

海外生活もずいぶん便利になったものです。
「AJAX IME」か「chasen.org」という単語を覚えておき、検索できるようにしておくと便利です。
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