日本語教師アシスタント・プログラムの参加者のみなさんが参加する際の多い希望の一つが、
「都市部の学校がいい。」というもの。
便利な日本の生活に慣れてしまった日本人、特に最近の若いみなさんは、やはり地方の生活には不安を感じてしまうようです。
本当はローカルの派遣地のほうがその国らしい生活ができるのでお勧めではあります。便利な海外の都市部には日本人はたくさんいて、結局、せっかく海外に行ったのに日本と変わらない生活をして、英語力向上もそこそこに帰国される方も多いです。「便利な場所には必ず日本人がいる」と海外ではよくささやかれていたりします。
それはさておき、そんな人気の都市部、ニュージーランドはオークランドの日本語教師アシスタントの活動校をご紹介します。4,5週間~10週間以上活動できる方、優遇募集です。
派遣校の概要
- 学校の形態:男女共学の公立中高校/14~18歳
- 生徒数:約900人、教職員数:約90名の適度な中規模校
- 日本語教師:あり
- 日本語教材:あり
- 4,5週間以上、長期活動できる方優遇
- 前任の日本語教師活動者:あり
学校や地域の特徴
この学校はオークランド中心部から車で約10分ほどの場所にあり、海も近く、動物園、大学や専門学校などが近くにあり、何をするにも便利なロケーションにあります。
生徒の進学率は非常に高く、年末に行なわれるNCEA(NZの全国統一学力試験)では、全国で常に上位にランクイン、近隣地域の学校の中では、群を抜いた学力を発揮しています。
留学生の受入も積極的で、日本、中国、ドイツなどから毎年30名近い留学生を受け入れており、安全で親しみやすく、ケアの行き届いた学習環境として評判のよい学校で、日本語教員の補助員としても快適に生活できることでしょう。
またアート、ダンス、演劇、音楽に対しても非常に高い評価を得ており、学校のカリキュラムには、英語、数学、理科、体育、美術、音楽などの一般的な科目の他、ダンス、演劇、専門スポーツ、スペイン語、写真、ボート製造、哲学などもあります。ご参考までに部活動は、ラグビー、サッカー、バスケットボール、テニス、卓球、ソフトボール、空手、ダンス、演劇、チェスなどがあります。
日本語教師ボランティアに期待されていること
着任後まずは日本語のクラスで生徒や日本語教師の先生の補助(主に会話の練習など)をしていただくことから日本語教師活動に入っていただくことを予定しています。
授業以外の時間にも日本語教師の指導のもとで教材の作成などの仕事があります。
希望があれば日本語の以外のクラスの見学、アシスタントも可能で、日本語担当の先生は、渡航前から積極的に連絡を取りたい、とのことです。
- こうした学校で日本語教師アシスタント活動をおこなうには、こちらのニュージーランドの募集要項の応募資格等参加条件を満たし、選考に合格していただく必要があります。
- ニュージーランド参加者の皆さんは、このような授業教案などで切磋琢磨しながら日本語を教え、このような学校生活をNZの派遣校にて送っていらっしゃいます。
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