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「オーストラリアの英語習得術」日本語教師活動で学ぶ英語

オーストラリア国旗

「お客様」として扱われる語学留学と違って、日本人があまりいない環境で、責任あるポジションで現地の人々に囲まれ、どっぷり現地生活を堪能できる日本語教師アシスタント・ボランティア。大変な分、活動終了時には英語力の各段の向上も見込まれます。

英語の「1000時間理論」

英語(に限らず外国語全般)は1000時間、集中的に話したり聞いたりすると、ある程度話せるようになる、と言われています。

1000時間と言えば、海外に住んで、1日8時間、英語に触れたとすれば、3,4ヶ月ほど。日本語教師アシスタント参加者のみなさんからもよく、「1学期(約3ヶ月)が終わった頃から、英語に抵抗がなくなってきた。英語(英語脳)で考えるようになった。」といった言葉が聞かれます。

現地到着後、最初の2,3週間を過ぎて、生活に慣れてきた頃から3ヶ月が経つまでが、一番、「語学の壁」に苦しむ頃。でも逆に言えば、3ヶ月頑張れば、一皮むけた自分を実感できるはず。

ぜひみなさん、まずは「3ヶ月をクリア」することを目標に、がんばってみてください。

それでは日本語教師アシスタントの参加者のみなさんが、現地で実際、どのように英語習得に切磋琢磨しているのか、ご紹介します。

オーストラリアでの英語習得術

 派遣校を活用

 ESLに無料参加

【1】私が活動している学校に、今学期から日本人留学生徒のためのESL*クラスができたので、無料で参加できるので、時間がある限り、私も参加するようにしています。(VIC州のセカンダリースクールにて活動)
*ESLとは、English as a second language・・・第二言語としての英語英語を母語としない人/外国人を対象にした英語のクラス)

【2】ESLの先生のオススメで、“English Grammar in Use”を買いました。この本の例文の丸暗記がすごく効果的だそうです。
あと、こっち(オーストラリア)の新聞の「読者からのコメント」欄に目を通すと、「オーストラリア人が何を考えているか分かるよ。」と、ホストマザーからアドバイスをもらったので、それも毎日実行してます。(RNさん、ブリスベンのセカンダリーで日本語教師アシスタント)

 他の授業に参加する

私は以前、児童英語の勉強をしていたので、KinderやPrepなど低学年の授業がとても興味深く、日本語のクラスがない時など、時間が許す限り、低学年の授業に参加(傍聴)させてもらってます。とても英語の勉強にもなります。(タスマニアのプライマリースクールで日本語教師アシスタント)

 同僚の英語の先生が教えてくれる

毎週2回、授業前に英語の先生が個人レッスンをしてくださっているのでとても感謝しています。そこで簡単な宿題を出してもらっています。あとは英語ノートを作って、初めて聞いた単語や使えそうなフレーズを毎日書き込んで、英語の先生とのレッスンでチェックしてもらっています。その先生が、「暇な時間はLearning Support Center に来てCDやテープを聴いていいよ。」と言ってくださいました。Learning Problem(学習障害)がある子どもが勉強する所ですが、そこにフォニックスの視聴覚教材もあったので聴いています。でもリピートしているだけですが・・・これからも時間が許す限りLearning Supportに通うつもりです。(HAさん、QLD州ブリスベン北部のカレッジで活動)

 図書館を徹底利用

派遣校の図書館から、毎週3冊、本を借り、読破することを目標にしています。分厚い本だと挫折してしまう(ってゆーか読めないっっ f^_^;)ので、低学年用の絵本を借りるようにしています。絵本は絵も助けてくれるし、絵のタッチが日本の絵本と違ってておもしろいし、文章もシンプルなので長続きします。(HTさん、メルボルンの小中高一貫校で日本語教師アシスタント)

 カオスの中でしゃべり倒す

休み時間や空き時間、ランチタイムなどスタッフルームでたくさんの先生方と話すようにしています。家でもホストファミリーととにかく何でも話す。沈黙がないように気を付ける。文法は???ですが。
学校にヨーロッパからの留学生がいるんですが、彼らは文法とかメチャクチャでもよく英語が話せます。スピーキングは文法ではないんだな、ということを学びました。いろんな国籍の人が入り乱れるカオスな環境の中で、とにかく彼らみたく自己主張!自己主張!で話し倒すことを心掛けています。(VIC州のカレッジにて活動中)

 失敗するほど記憶に残る

日本語の授業中、自分では”Bring your sheet.”と指示を出したつもりなのに、なんと子供たちは全員、ワークシートではなく、椅子を抱えて持ってきました。子供たちには”sheet”が”seat”に聴こえたようです。それ以来、私は”h”の発音がトラウマになって取りつかれています。毎晩、ホストマザーに発音のチェックをしてもらっています。(タスマニアの小学校で活動)

 新聞を活用

ただ単に遊んでいるだけかもしれませんが、現地の新聞に付いてくる単語を作るパズルに毎日、挑戦しています。適当に作ったのが、本当に存在する単語だったりするので面白いです。目標よりも多く作れた時は嬉しいし、知ってるはずの単語が作れなかったら「ダメじゃん・・・」なんて思いながら毎日、昨日分の答え合わせをしては、本日分を解いていく、の繰り返しです。(MSさん、NSW州バーマギーの公立高校で活動)

アドレス帳

アドレス帳を買い、その時々のわからない単語に出くわしたらメモることにしています。アドレス帳は「ABC・・・」で区分けされているので、単語の分類に便利です。自分で調べてわからない時は、同僚の先生か、ホストマザーに聞いて、必ずその日のうちに解決するようにしてます。単語の意味だけでなく、使い方(用例)もセットで教えてもらうと、記憶の吸収率も上がるようです。(MAさん、オーストラリア・パースのセカンダリーで日本語教師アシスタント)

ホームステイをうまく活用

私のホストマザーは、昔、日本に一年留学した経験があり、日本に対しての理解が深く、助かってます。台所には日本語の辞書も置いてありました。毎日、食後の1時間は新聞やTVニュースを題材にしながら英会話を教えてくれ、まるで“格安の”ティーチャーズ・ホームステイ(英語教師宅ホームステイ)のようでラッキーです。感謝、感謝!(YKさん、オーストラリア・シドニーのセカンダリーで日本語教師アシスタント)


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(その他Q&A)

 日本語教師アシスタントに参加するには?

Q. 英語力を伸ばすには、日本語教師アシスタントはとても良い環境のようですが、このプログラムに参加するにはどうすればよいですか?

A. 日本語教師アシスタント・プログラムに参加するには、こちらのオーストラリア日本語教師アシスタント募集要項記載の応募資格や参加条件を満たしている必要がありますので、ご参照ください。

 学校生活や授業の様子など

Q. 皆さん、日本語教師ボランティア中に、英語の習得に切磋琢磨されてるようですが、参加者の方々は、どのような学校で、そのような活動をおこなって、どんな生活を過ごされているのでしょうか?

A. 日本語教師アシスタントの皆さんの活動校は、こちらのオーストラリアの日本語教師アシスタント募集校で一部をご覧いただけます。また、どういった活動を実際におこなっているかは、こちらの授業風景でご覧いただけますし、教案としても参考になるのではないでしょうか。皆さんが過ごされている生活については、こちらの学校生活で季節毎の生活変化の様子などをご覧いただけます。

 英語で教える方法を学びたい

Q. 私は将来、英語圏で日本語教師になりたいと思っています。その準備のため、英語で日本語を教える間接法を学びたいのですが、日本の日本語教師養成スクールだとほとんどすべて日本語で教える直説法しか教えていないようです。間接法を学ぶには独学か、オーストラリアなどの日本語教師アシスタントに参加して独自に体得していくしかないでしょうか?

A. こちらの日本語教師養成420時間講座 通信教育であれば、英語で教える間接法も学習できます。欧米圏で長年の教授経験がある日本語教師が指導に当たります。また講座の教材テキストに含まれる指導要綱は、そのまま日本語教師のマニュアル本として使えるようになっていますので、英語で教える際にも重宝することでしょう。この講座では、文化庁のシラバスに基づいた420時間過程を学習し、修了時には420時間修了証を授与いたします。

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