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日本語教師アシスタントがアルバイト禁止の理由

アルバイト不可

Q.ワーキングホリデービザで日本語教師アシスタントへの参加を考えています。活動の空き時間などにアルバイトをしたいのですが、可能でしょうか。

A. まず、誠に恐縮ですが、日本語教師アシスタントは、活動中は原則、アルバイト不可です。アルバイトすることを前提にした参加はご遠慮いただいております。

アルバイト不可の理由は以下の通りです。

理由1:あくまで教員の一人

日本語教師アシスタントは、身分はボランティアであっても、公立または私立の小中高校に「一教員として」派遣されることをご自覚ください。

現地の学校の先生たちも、生徒たちも、生徒の保護者たちも、アシスタント教師を「1教員として」迎え入れてくれており、また、みなさん、そのような目で、あなたを見つめています。

子どもや保護者らからみて、1教員として教壇に立って活動しているのに、同時にどこそこでアルバイトをしているのはとてもおかしなことに見えます。
「あの先生があそこでバイトしてた。」という噂はあっという間に広がり、万が一、見つかったら、学校から活動中止の要請が下る確率も高いです。

最初からアルバイトも視野に入れているような人を受け入れてくれる学校はほとんどありません。ボランティアとはいえ、全身全霊、活動に集中してくれる人を学校も望んでいます。

理由2:日本と日本人の代表として

現地の学校では、日本語教師アシスタントであるあなたの一挙手一投足が、日本と日本人の代表のように扱われます。
不適切な行動を犯した場合は、あなたがすぐにクビ(活動中止)になるのはもちろんのこと(→参考:日本語教師アシスタントがクビになるケース)、今後、その学校ではアシスタント教師を二度と受け入れてくれなくなったり、日本語教育自体を廃止する例もございます。

ボランティアでの草の根の活動であっても、その責任は非常に重く、日本と日本人の代表であるという誇りと自覚を持って、活動に臨んでください。

理由3:バイトどころではない

ほぼすべての参加者がそうなのですが、日本語教師アシスタント活動中は、アルバイトどころではありません。

海外の時間割活動時間等は学校にもよりますが、基本、朝から夕方までフルタイムで拘束されることが多く、ほとんどの参加者が、毎回の授業準備に追われ、またご自身の英語力を補うこと・現地の生活に慣れることでいっぱいいっぱいで、とてもじゃないですが、アルバイトどころではないのが現実です。

理由4:不適性

経済的にアルバイトを必要としている人は、日本語教師アシスタント活動に集中できない人が多く、また、アシスタント教師活動そのものをかなり軽く考えている傾向があり、日本語教師アシスタントとしての適性が薄いです。

実際、これまで多くの参加者を見てきましたが、アルバイトが頭の片隅にある人は、日本語教師アシスタント活動は挫折します。

よって、アルバイトが頭の片隅にでもある人は、アシスタント教師としての参加はご遠慮いただいております。

例外

ただ、これまでワーホリの参加者で、アルバイトしなかった人がまったくいない、というわけでもありません。

例えば、アシスタント教師として活動開始して、6ヶ月以上など十分な時間が経過して、アシスタント教師活動にも余裕ができて、なおかつ学校との信頼関係がしっかり築けた上で、派遣校の校長先生らの許可があれば、(活動に支障がない範囲で)例外的にアルバイトができる場合もあります。

また、例えばオーストラリアやニュージーランドの学校は、1月、4月、7月、10月の各学期間前に数週間の休み(ホリデー)がありますので、そのホリデー期間に、農場を営む派遣校の先生宅などでフルーツピッキングのお手伝い(アルバイト)をされた方などはいらっしゃいます。

ただこれも、学校との十分な信頼関係を築いた上で、なおかつ一応、校長先生にも事前に許可をもらってから初めて実現できることです。渡航前からお約束できるような話ではありません。

以上はあくまで例外であり、基本的には、アシスタント教師活動中は「アルバイト不可」と認識してご参加いただけますと幸いです。

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