ドイツ・デュッセルドルフにある日本語教師アシスタント活動校をご紹介します。
ドイツ・デュッセルドルフ
デュッセルドルフ(Dusseldorf)といえば、ドイツ・ノルトライン・ヴェストファレン州の州都で、「ルール工業地帯」の中心部。
オランダも隣接しているため、様々な大企業の本社が置かれ、ビジネスの街。
そのため、ヨーロッパの拠点として日本企業もたくさん進出しており、日本人は1万人以上住んでいるといわれています。デュッセルドルフ中央駅近くのImmermannstr.(インマーマン通り)はいわゆる「日本人街」。三越デュッセルドルフをはじめ、日本の食料品店や日本の書籍を扱う本屋さん、レンタル屋、ラーメン屋、居酒屋が集まっていて、ドイツにいながら日本と変わらぬ生活を送ることができます。
そんなデュッセルドルフ市内の、緑豊かで静かな恵まれた環境の中にも、ドイツの日本語教師派遣校があります。
学校について
- 場所:デュッセルドルフ
- 学校のタイプ:男女共学のギムナジウム
- 1907年設立の伝統校
- 9年制(初等部5,6年生、中等部7-10年生、高等部11-13年生
- 13年生修了で、Abitur(アビトゥーア:大学入学資格)を受けます。
- バイリンガル教育:
外国語にとても力を入れています。5年生から英語を週7コマ、7年生からはフランス語かラテン語、9年生からはフランス語、イタリア語、日本語が選択できます。7年生以上は地理や政治、歴史が(ドイツ語ではなく)英語で授業が行われまています。 - モンテソリー教育:5年生から自発的な学習態度を培うモンテソリー教育を施しています。
日本語の授業について
デュッセルドルフは日本企業や日本人が多いこともあり、ドイツの中でもこの学校は比較的日本語教育が盛んで、市での日本語関連のイベントにも積極的に関わっています。
日本語のクラスは1984年から課外活動として始められ、1987年から正規の授業として、デュセルドルフで唯一、日本語が習える学校となりました。
生徒は中等部の9年生から、選択科目として日本語の授業を選択することができるようになりますが、それ以外の生徒にも、日本語だけでなく、日本文化や日本への理解を深めるような課外授業(AG)をどんどんアシスタント教師のみなさんにやっていただきたいとのこと。日本語劇や書道なども授業に取り入れられています。
また、歩いていける距離にある近くの日本人学校とも合同で授業や学校祭を催したりと、交流をしています。
少々レベルは高いかもしれませんが、とてもしっかりとした学校で、オススメの日本語教師海外派遣・ドイツの活動校です。
参加するには
ドイツの日本語教師アシスタントとして活動するには、こちらのドイツ日本語教師アシスタント・ボランティア募集要項の各条件を満たす必要がございます。予めご了承ください。
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