ドイツ連邦共和国の首都、ベルリン。
ベルリンと言えば「壁」、東西ドイツの分断の象徴でしたが、今ではブランデンブルグ門ほか、東西ドイツの統一の象徴として、多くの観光客が訪れる、ドイツ有数の観光地となっています。
ドイツ・ベルリンの日本語教師アシスタント活動校
今回はそんなベルリンの日本語教師ボランティア募集校・活動実績校をご紹介します。
日本語教育について
この学校では、日本語を学ぶ生徒が100名以上もおり、日本語の授業を第3外国語として行っています。アビテュア卒業試験・大学入学資格試験の面接に日本語も選択できるようになっています。日本語のビギナー段階の生徒が主な対象なので、日本語教師アシスタントとして参加するにあたっては日本語教授法などの特殊なスキルは必要なく、また、教材は日本語教師が用意したものを使用できます。近隣の他のベルリンの学校での日本語教師活動も可能で、他校と共同で行う日本語のクラスのレベルはやや高め。ドイツの中でも日本語学習ビギナーから上級者まで対象とできる、数少ない環境です。
派遣校の詳細
- 学校所在地:ベルリン
- 日本語学習生徒数:約100名
- 対象学年:9年生~(日本の中学3年~高校生)
- 日本語教師:あり
- 日本語教材:あり
- 希望受入期間:1学期間以上、できるだけ長期活動できる方優遇
日本語アシスタント教師に期待されていること
ドイツ人の日本語教師の下、日本語のビギナーの生徒を対象に、日本の文化や情報を紹介したり、発音の練習、ひらがなやカタカナの読み方、漢字の書き取り、簡単な日常会話を教えたりして、日本語の先生と協力して、子どもたちとの会話や発音の手助けをしてあげてください。
他にも日本に関するイベントを立ち上げたり、日本に関する展示のある博物館見学などの課外授業(AG)などに同行をお願いします。
この学校の日本語課外活動スケジュールの一例
- 火曜日10:40~12:00
- 水曜日
→13:00~ワークショップ 日本に関する自由課題など。
→15:45~17:45 日本プロジェクトの一環として日本人向けの劇を練習 - 金曜日 9:30~10:15
※空き時間はドイツ語の授業や他の科目のお手伝いをするなどして、ドイツ語のスキルアップに努めていただくことも可能です。
学校の特徴
この学校は、1991年に開校し、学校としてはもちろんのこと、文化センターとしても地域に根ざした学校活動を展開しています。
学校のモットーは個人の個性を伸ばし、寛大で国際的にオープンな若者を育成することです。
個人の芸術的センスを伸ばすことにも力を入れています。
※ドイツで活動するには、こちらの日本語教師アシスタント・ドイツの募集要項の条件を満たしている必要があります。その他の活動風景などは、こちらのドイツの日本語教師の学校生活などをご参照ください。
[その他参考]:ドイツで日本語教師になるには