オーストラリアの日本語教師アシスタントボランティアの派遣地としていつも人気の上位を占めるメルボルン。
「メルボルンこそオーストラリアらしい都市だ。」
と豪語するオーストラリア人も多い、シドニーに次ぐオーストラリア第二の都市。新旧の建物が入り乱れたバランスの取れた街の中をトラム(路面電車)が走りぬけ、とても風情があるメルボルン。
テニスの全豪オープンや競馬のメルボルンカップ、F1などといったオーストラリアを代表する各イベントの開催地であるとともに、ビジネス・金融といった都会的なイメージがありますが、車で2,30分も郊外に出れば、そこはもう広大な牧場や大自然が広がるのがメルボルンの魅力。
少し郊外に足を伸ばせば、有名なワイナリー、ヤラ・バレーや、風光明媚な絶景、グレートオーシャンロード、そしてペンギンパレードなど、大自然を存分に楽しむことができます。
日本語教師アシスタントはオーストラリア全土に派遣してますので、もちろん、そんなメルボルンにも日本語教師アシスタント活動校があります。
その1校をご紹介します。
メルボルン郊外のアットホームな学校
この学校はメルボルン郊外、メルボルン中心部から車で1時間ほどの小さな美しい町にある小学校。生徒数も教員数も少ない、とてもアットホームな学校で、長年、日本語教師アシスタントが活動しています。
学校詳細
- 学校の種類:公立小学校(プライマリー)
- 生徒数:約150名
- 教職員数:約10名
- 日本語教師:なし(クラス担任はいます)
- 日本語教材:あり
- 日本語教師アシスタント活動履歴:あり
- 派遣期間:2学期間以上長期活動できる方優遇
日本語教師アシスタントに期待されていること
この学校では正規の日本語教師の先生はおりませんが、クラス担任の先生と一緒に、簡単な日本語や日本文化を紹介していってください。
ちなみにこれまで活動されたアシスタント教師のみなさんは、日本語で動物の名前、数字、色や、簡単な自己紹介を教えたり、写真を使って今の日本の様子を紹介したり、Japan Dayというイベントを自ら企画実行し、日本文化を広めたりして、とても好評だったそうです。
対象は小学生なので、キャラクター商品など、最近日本で流行しているものや、折り紙などをとりいれて日本語のクラスを運営していくとよいでしょう。もちろん、他の科目のクラスを見学したりもできますし、近くの幼稚園に行き、教えることもできるそうなので、幼児教育・初等教育に興味がある方や、J-shine小学校英語教師やTECSOL児童英語講師などの資格を取られた後、経験を積むための活動校としても適している、日本語教師アシスタント活動校です。
※上記の学校は過去の日本語教師アシスタント活動校の一例です。これらの学校で活動するには、オーストラリア日本語教師アシスタントの募集要項の応募資格や参加条件を満たす必要がございますので、その募集要項をよくご参照ください。
活動しながら日本語教師の専門知識を学ぶ
Q. メルボルン郊外のセカンダリーで日本語教師アシスタントをやっています。日本でそれなりに準備してきたつもりだったんですが、いざボランティア活動をしてみると、日本や日本語教育について、自分の無知、圧倒的な知識不足を感じざるをえません。そこでここは一つ、総合的にしっかりと日本語教師の勉強をしたほうがよいとの結論に至りましたが、あいにく、通える日本語教師の育成講座などがありません。こちらオーストラリアに滞在しながらでも、これらを勉強できる方法はないでしょうか?
↓
A. こちらの通信の420時間の日本語教師養成講座でしたら、場所や時間を問わず、メルボルンで働きながらでも受講することができます。文化庁のシラバスに基づいた420時間のカリキュラムで、修了後には420時間の修了証も授与しております。
また、オーストラリアでもすぐに役立つ、英語で日本語を教える間接法もこの講座では学習しますので、アシスタント教師として教壇に立った際にも、すぐに学んだ効果を実践できるかと存じます。
当講座は、半年超~1年弱程度で修了される方が多いですが、ワーキングホリデーなどで、途中で受講場所を引っ越しても受講継続可能です。
テキストがお手元に届いた後は、専らEメールを介して講師と添削指導のやりとりをおこないます。