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スタッフルームの攻略法(日本語教師アシスタント)

多くの日本語教師アシスタント参加者にとっての鬼門。それはスタッフルーム(職員室)で、どううまく打ち解けていくか、先生達の会話の輪に入っていくか・・・ではないでしょうか。

世間では「公園デビュー」など、その時に属する社会によって、いろいろな関門がありますが、このページでは、日本語教師アシスタントの「スタッフルーム・デビュー」を上手くこなすためのヒントをご紹介します。

スタッフルームの開拓の仕方

自己紹介ボード

最初はなかなか英語でのコミュニケーションも大変だと思います。

1.モノに頼る

そんな時は・・・言葉がダメならモノに頼りましょう。

例えば・・・

  • 視覚(文字と写真・絵)に訴える
    (校長先生らの許可を取って)スタッフルームの壁などに、自己紹介カードや自己アピールのポスターを貼ってみましょう。メッセージには「ピアノが弾けます!」「料理が得意です!」といった自分の得意分野や「何かお手伝いできませんか?何でもします。」「日本語クラス以外の授業も手伝います」といった主旨のことを書き添えて積極性をアピールするとよいでしょう。
  • 視覚+触覚
    折り紙や浴衣、マンガなど日本の特徴的なものや、何か自分の得意分野の作品やモノ(絵、生け花、習字、剣道具など)をスペースをもらって展示しておくのもよいでしょう。何か手に取ったり、触れたりするものを置いておくとさらに効果的です。
  • 視覚+味覚+嗅覚
    モーニングティーやアフタヌーンティーなどのティータイムに何か日本のお菓子や手作りのクッキーや煎餅?などを作って配るのもよいアイデアです。小さなお好み焼きを作って先生方に配って高評価を得た日本語教師アシスタントもいらっしゃいます。 アメリカのバスケットボールリーグNBAで、八村塁選手の好物のお菓子「白えびビーバー」がチームメイト内で流行ったことは有名ですが、日本のお菓子はクオリティーが高く、海外でもウケることが多いです。 このように相手の胃袋をつかむのも一手です。

これらのモノをきっかけに、話しかけてくれる先生や、「私の授業を手伝ってくれない?」と持ち掛けてくれる先生もいるかもしれません。「この前、日本に旅行に行ったんだよ。」という先生や生徒、そして中には日本語の先生(現地国籍の日本語教師)よりも日本語がうまい他の科目の先生がいたり(昔、日本に数年留学していた、など)して、新参のあなたを気にかけてくれるケースもあります。百聞は一見に如かず、モノは言葉よりも雄弁です。

話すという聴覚だけでなく、味覚、嗅覚、視覚、触覚などできるだけ多くの五感を駆使してコミュニケーションを取るように心掛ければ、英語力不足を補ってくれます。

その他、日本語教師アシスタントとして活動されたみなさんは以下のようなことを心掛けていたようです。

2.相手の名前を覚えること

自分を知ってもらうこと、そして相手を知ること(知りたいという意思表示をすること)は、日本語教師アシスタントとして活動開始後まもない時期には特に重要です。

「まずは名前を覚えること。でもこれが大変で、私はスタッフや生徒の名前をノートに書いて、横に特徴をメモするようにしています。そして、廊下で会ったら、なるべく名前を呼んで挨拶するようにしています。」

…という努力をされた方もいらっしゃいます。

3.笑顔を忘れずに

ムスッとした顔をしていると話しかけづらいのは、何人にとっても同じです。特に日本人はポーカーフェイスに見られがちなので、口角を広げるよう常に意識をして、挨拶の際は笑顔を忘れないようにしましょう。

4.挨拶の後に一言付け加える

笑顔+挨拶のあとに、”How are you?”とか”How’s your weekend?”(週末はどうでしたか?)とか一言付け加えるようにしてみましょう。自然と会話が広がるかもしれません。最初のうちは、それで何か言い返されてわからないかもしれませんが、そのうち、自分の中でも常套句(返答のパターン)を持てるようになり、慣れてきます。

5.一人でいる人をターゲットにする

複数人の会話は速くてついていけないけれど、マンツーマンならなんとか会話できる、という人も多いようです。一人でいる生徒や先生を見つけて、(少しでも暇そうな人を)ターゲットにして話しかける、という試みで人間関係を築いていった日本語教師アシスタントもいます。

6.イベントに積極的に参加する

学校のイベントや、先生達の誕生日会などのパーティー、退任・就任の会などが頻繁に開かれているので、それらに積極的に参加すると、また次にお声がかかったりして輪が広がりやすい傾向があります。夕食や週末に呼ばれたら、その機会も逃さないようにしましょう。

7.ランチタイムはチャンス

特にランチタイムはスタッフとコミュニケーションをとるための重要な時間です。

あるセカンダリースクール(日本の中学・高校に該当)に見学に行った時、日本語教師アシスタントとして活動されているYさんやスタッフの方々と一緒にランチをとりました。Yさんとスタッフとのコミュニケーションの様子を実際に見る良い機会となったのですが、実にうまくとけこんでいる様子に大変感心しました。

Yさんいわく、

やはり初めは緊張しました。この輪の中に入れてもらおうと声をかけるのに相当勇気がいりました。スタッフルーム以外で食事を取ることもできたのですが、他の先生とも仲良くなりたかったし、英語の練習の機会にもなると思って思いきって声をかけたのです。勇気をだして本当に良かったと思っています。

とのことでした。

8.先手を取って「親」になる

以下のような方法でスタッフルームでのコミュニケーションのコツをつかんだ方もいます。

職員室でのモーニングティーやランチタイムで、1つ、うまくコミュニケーションする方法のコツをつかみました。以前は話に入れず、辛い時間だったのですが、チャイムが鳴った直後に最初に席に座ると、誰かが隣に座ってくれ、私との会話で話のネタがスタートし、だんだん「何の話?」と他の先生たちが話の輪に入ってきます。そうすると、けっこう、自分が話題の中心になれて、自分がわかる話題や自分のペースで会話が広がっていくので、コミュニケーションがしやすいです。(オーストラリア・QLD州のカレッジで日本語教師アシスタント)

最初が肝心!

日本語教師アシスタントプログラムに参加される方の多くが、英語力の問題を含めて、「派遣先で生徒や他の学校スタッフと充分なコミュニケーションがとれるだろうか?」・・・という不安をお持ちです。

「生徒は年下だし、どうにかなるだろう。でも学校のスタッフとは大丈夫だろうか?」

という方も多くいらっしゃいます。

日本語教師アシスタント・ボランティアの立場はあくまでも学校スタッフの一員です。日本語教師の先生や他のスタッフとは授業時間以外でも接することが多くあります。

ランチタイムは、スタッフルームで他の先生方とランチを取ったり、学校で催されるスタッフ向けの行事にも招待されることもあります。アシスタント教師はボランティアで、しかも日本から来てくれているということで、学校側も気を使っていろいろと行事に誘ってくれることが多いのも事実です。

日本語教師アシスタントとしての派遣前の準備研修でも、スタッフとのコミュニケーションの取り方についてアドバイスをしていますが、その際私たちサポートスタッフがお伝えすることは、

「最初が肝心」・・・という事です。

人の印象というのは、一度植えつけられてしまうとそれを変える事は難しいと言われています。

ですので、最初に、「明るく元気で積極的」な印象を与えることが大切です。
はじめに「シャイな子だな。あまり話したくないのかな。」という印象を与えてしまうと、向こうから話しかけてくるきっかけを閉ざすことにもなってしまします。

ビギナーズ・ラック

日本語教師アシスタントとして活動開始後まもない時期は、アシスタント教師の皆さんにとっては、新しい人々との出会いや環境に慣れるのに大変な時期ですが、同時に学校のスタッフからは、

「今度のアシスタント教師はどんな人なのだろう?」「あの新人は誰?」

と興味をもって接してもらえる恵まれた時期、つまりチャンスな時期となります。

ちょっとした失敗や英語の拙さも、新人だから許してもらえる、という側面もあります。

英語ができないからと引っ込み思案になったり、話しかけてくれるのをじっと待っていては、スタッフとの良い関係は築けません。

海外では主張した者勝ち(しゃべった者勝ち)な部分もあります。笑顔で思い切って彼らの中に飛び込んでいって欲しいといつも願っています。

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