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カナダの日本語教師の授業教案

カナダ日本語教師募集旗

日本語を教えるって、なかなか日本語教師養成講座などのマニュアル通りにいかない時ってありますよね。だって相手も自分も人間だもの。

カナダの教室そこでカナダで日本語教師アシスタントとしてご活動されているみなさんの、実際の授業で「使えた」ネタをご紹介します。

現在、日本語教師や日本語教師アシスタントとしてご活動しているみなさん、これから参加するみなさん、ご参考にどうぞ!

みなさん、いろいろ試行錯誤して頑張っていますよ。

カナダの教室にて

終業式&卒園式で浴衣

6月 June 27th、カナダの学校はこの日はいわゆる終業式そして6才の子どもたちの卒園式。昼からたくさんのParentsその他家族が学校にやってきて、“Picnic(Party)”でした。30℃を超える暑さの中、日本から持ってきた“ゆかた”を着ました。ほとんどの子どもたちがはじめて“ゆかた”を見たようで、特に小さい子どもは口を開いてただ目を丸くするばかり。子どもたちや保護者もみんな“Lovely!”“Beautiful!”と浴衣を気に入っていた。

日本式カレーはカナダでも大人気

放課後、バザーのようなものがあったので、日本式のカレーライスを作り、先生や保護者にふるまいました。いつもは食の細い日本語の先生までも、ものすごい勢いでカレーを食べていた。日本のカレーライスはカナダ人にはウケがよいです。(MKさん、日本語教師海外派遣にてカナダのニューブランズウィック州フレデリクションの幼稚園~高校一貫校で活動)

子どもの日&五月人形

もうすぐ日本は「こどもの日」、ということで、日本から持参した五月人形のパンフレットで日本の子どもの日を紹介しました。みんな、特に先生たちは五月人形の値段の高さにビックリしてました。あと、学校で余っていた新聞を使って「かぶと」を作りました。みんなかぶりものは大好きです。(AWさん、カナダ・トロント郊外のモンテッソーリ教育校で日本語教師ボランティア)

ハートの折り紙

バレンタインデーということで、ハートの折り紙を日本語の授業で教えたら大人気。その後学校中に広がって、学校のいたるところで子どもたちが折り紙ハートをもって遊んでたのをみて、とてもうれしくなりました。(JSさん、日本語教師海外派遣のカナダにてBC州ノースバンクーバーの小学校で日本語教師活動)

カナダでたこ焼き (Octopus Ball)

カナダでたこ焼きG10の日本語初級クラスのアクティビティーで、たこ焼きを作りました。みんな珍しがってとても喜んでました。ただ、カナダではタコを食べるのは一般的ではなく、また、タコは売ってはいますがとても高いため、十分な量が準備できなかったので、足りない分の残りはベーコンやコーンなどを入れて代用しました。なんとかなるもんです。匂いに誘われて、授業がない先生まで、ティーチャーズルームからかけつけてジョイントとなり、盛り上がりました。(NTさん・カナダ・BC州バンクーバーの私立小中高一貫校で日本語教師)

干支(えと)

日本語のクラスで干支(えと)を紹介するために、『十二支表』を作って生徒一人ひとりに配り、それぞれの自分の干支をまずは探して発表してもらいました。次にそれぞれの干支の『今年の運勢』をプリントしたものを配ると、かなり盛り上がりました。その後、自分の干支の動物の折り紙の折り方をプリントしたものを配り、各自の干支を折ってもらい、教室のうしろに飾りました。(YHさん、カナダ・オンタリオ州トロント郊外の私立小中高一貫校で日本語教師アシスタント)

『干支を英語で紹介しよう』
干支=Zodiac Animal, the  Twelve Zodiac Signs(in Chinese Astrology)といい、各干支は、子(ね)=rat (mouse), 丑(うし)=ox, 寅 (とら)=tiger, 卯(う)=rabbit (hare),  辰(たつ)=dragon, 巳(み)=snake (serpent), 午(う)=horse, 未(ひつじ)=sheep (ram), 申(さる)=monkey,  酉(とり)=rooster, 戌(いぬ)=dog,  亥(い)=boar (wild pig)・・・です。ちなみに「2020年は日本の干支では子年(ねずみ年)です。」は英語で、2020 is the year of the mouse in the Japanese Zodiac.・・・といいます。(by JEGS)

Japanese Tongue Twister(早口言葉)

早口言葉をやりました。だいたいどの学年でも評判はよかったです。最初に発音と意味を教えて、誰が一番早く正確に言えるか競わせるとよいです。

Here is a Japanese tongue twister which can be used in primary(elementary) schools to teach them about different writing systems and sound systems.

あおまきがみ、あかまきがみ、きまきがみ
a o ma ki ga mi, a ga ma ki ga mi, ki ma ki ga mi
(blue rolled paper, red rolled paper, yellow rolled paper)

また、日本語だけでなく、ドイツ語、フランス語、スペイン語などの早口言葉でもやってみて比較してみるとさらにおもしろくなります。だいたいどのクラスもドイツ系、フランス系、スペイン系移民の子どもたちがいるのでその子どもたちに母国の言葉を聞くとよいです。
例えばドイツの早口言葉では、“In Ulm und um Ulm, und um Ulm herum.”などなど。Enjoy!
(NYさん、カナダ・ビクトリア郊外の私立小中高校一貫校で日本語教師)

オススメ日本語テキスト

(1)Hippocrene Beginner’s Series, Beginner’s Japanese
“Hippocrene Beginner’s Series, Beginner’s Japanese”という日本語教材テキストを見つけ、高校生向けに使ってみました。
これがすばらしいテキストで、授業の質が飛躍的に上がりました。
日本語教師アシスタントのみなさんにもオススメです。(AHさん、カナダ・マニトバの高校で日本語教師活動)

hippocrene-japanese

(2)日本の小学生用の教科書
子ども用の浴衣(ゆかた)を3着、持ってきていたので、それを着せてあげたら、とても好評でした。また、日本の小学生用の教科書を数冊持ってきていたので、それも紹介しました。日本では横読みと縦読みの2通りあるのが不思議だったようで、横読みの時は本を左から、縦読みのときは本を右から開けることを説明すると、かなり驚いていました。(MMさん、ノバスコシア州の小中一貫校で活動)

やはり「名前を漢字で」は定番

G3-7の子どもたちに書道を教えました。書道について簡単な説明、筆の持ち方、書き順などを一通り教えた後、実際に「日本」「カナダ」「理沙(=リサ)」数字「一~十」など書いてあげました。カナダの子どもたちは自分の名前を日本語で書くのがかなり好きらしく、「ラストネーム、ミドルネームまで教えてほしい!」と言われました。何人かの子どもたちは授業の終わりには、何も見なくても自分の名前が書けるようになりました。(MYさん、日本語教師海外派遣にてカナダ・ケロウナの小学校で活動)

歌と踊りは効果的

能についてビデオと実演で説明しました。ゆかたを着てステージで踊ったり舞ったりしたらかなりみんな驚いたようで、「先生って実はすごかったんだ・・・」って言われたってことはそれまでは・・・^_^;) 終わってからはみんな舞のマネをしてました。先生方もとても興味をもってくれたようです。(TTさん、カナダ・キャンモアの小学校で日本語教師ボランティア)

とにかく手を使わせ、工作!

暑いのでワリバシと紙を使ってウチワ(団扇)作りをさせました。足りない材料はトロントのチャイナタウンなどで調達すると安く手に入ります。子どもたちはウチワに自分の名前を漢字やカタカナで書いたり、イラストを入れたり、と「マイ団扇」にご満悦のようでした。あっという間に1時間が過ぎました。(NYさん、カナダ・トロントの私立小中高一貫校で日本語教師アシスタント)

盆踊りと浴衣

日本から持参した浴衣を着て、日本の盆踊りや花火大会など、日本の夏休みの風景を写真と一緒に紹介しました。その後、紙を使って、着物を着た女の子の人形などを作ってもらいました。日本人の発想とはまた違った、すごくきれいな柄を描く子もいて感心しました。(NTさん・カナダBC州バンクーバーの私立小中高一貫校で日本語教師ボランティア)

カナダ関連Q&A

■ カナダで日本語教師ボランティアをするには?

Q. カナダの学校で日本語を教える日本語教師アシスタント・ボランティアをしたいのですが、どうすればなれますか?

A. 上記のようにカナダの学校で日本語教師活動をおこなうには、こちらのカナダ日本語教師ボランティア募集要項記載の応募資格、参加条件等を満たした上で、選考インタビューに合格していただく必要がございます。また、カナダの学期に合わせての定期の募集で日程は決まっておりますので、募集要項の学期スケジュール等、ご確認ください。

■ カナダで日本語教師の勉強をしたい

Q. カナダに来て、日本を紹介したり、日本語を教えたりすることの楽しさに目覚めました。こうしたことに関われる仕事に将来就きたいといろいろ調べたら、日本語教師という職がそれに当たることがわかりました。日本語教師になるには検定試験に合格するか、日本語教師養成講座を修了しなければならない、というのは分かったのですが、しかし、今カナダにいて、検定も受験できないし、講座も受講できません。カナダにいながら日本語教師の勉強や資格取得はできないのでしょうか?

A. はい、日本語教育能力検定試験は日本で年1回しか開催されませんので、海外では受験できません。
講座については、こちらの通信の日本語教師養成講座 420時間でしたら、カナダにいながらも受講可能で、これまでもカナダご在住の受講生はたくさんいらっしゃいます。
日本語教師通信講座
この講座では、英語で日本語を教える間接法も学習しますので、間接法で教えることが多い、カナダの日本語クラスでもすぐに役立つようになっています。教材テキストに含まれる「指導要綱」は、そのまま日本語教師マニュアルとしても使えるようになっています。
また、検定試験対策の勉強も含まれていますので、将来、日本帰国後などに検定試験を受験する際にも役に立つことでしょう。
通信講座ですので、インターネット(Eメール)の環境さえあれば、カナダのどこにいても受講可能です。ワーキングホリデーなどでカナダ国内を転々としていても、受講継続可能です。

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