当ページでは本年のJEGSの手配状況や更新ログを中心としたショートメッセージをお知らせしています。

2024年2月

日本語教師の資格情報難民多発中

4月からの「登録日本語教員」制度(国家資格)発足にあたって、「登録日本語教員」制度のことがまったく分かっていない、日本語教師の資格情報難民が多発しています。

例えば、最近も、

  • 10月の日本語教育能力検定試験に合わせて、今から勉強を始め、9月に帰国して日本語教育能力検定試験を受けたい。(アメリカ在住者)
  • 国家資格になるには、日本語教育能力検定試験と応用試験を受けなければならないのか?
  • 検定に合格さえしていれば国家資格の経過措置を受けられるのか?

といった問い合わせを受けています。

また、弊社ホームページへの、日本語教育能力検定試験関連のページへのアクセスも、例年のこの時期同様、いまだに多いです。

しかし、日本語教育能力検定試験の資格としての扱いについては、こちら『今後、日本語教育能力検定試験はどうなるか』にて、以前よりご案内してある通りです。

その他、ネット上の質問サイト等を見ても、「登録日本語教員」制度(国家資格)について、正確な情報がまったく世間には伝わっていないことがうかがえます。
さらには、ネットの質問サイト等において、間違った回答を拡散している人も多くみられます。

  • 逆に、登録日本語教員(国家資格)に、本来なる必要がない人が、「国家資格を取らないと日本語教師を続けられない/日本語を教えてはいけない」と勘違いしている現役日本語教師も散見します。
  • 日本語教師の全員が、登録日本語教員(国家資格)にならなければならない、というわけではありません。
  • 誰が登録日本語教員(国家資格)にならなければいけないのか?につきましては、こちら『登録日本語教員(日本語教師の国家資格?)になるには』をご覧ください。

この混乱(日本語教師の資格情報難民の多発ぶり)は、以前、2017年の「法務省告示基準」の時も同様でした。
2017年から5年経った、2022年になっても、法務省告示校にて、告示基準を満たしていない(資格制度が変わったことを知らない)「日本語教師」が働き続けており、2022年に法務省から日本語学校経由で「勤務不可」の通達をもらった、どうすればよいか?というような問合せを受けたことがあります。

今回も、この「登録日本語教員」制度(国家資格)が、日本語教育のプロの現場も含め、世間に十分に周知されるには、5年はかかるものと思われます。

2024年1月

迎春

JEGS新年

2024年1月4日

謹んで新春の祝詞を申し上げます。

昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

また、元日に石川県能登地方で発生した「令和6年能登半島地震」および2日の羽田空港における「日本航空516便衝突炎上事故」につきまして、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、本年も新年早々、弊社プログラムや日本語教師養成講座に、お問合せ・お申込みをいただき、ありがとうございます。

すでに元旦からお申込みいただいた方は、営業開始とともに順次、教材発送等、対応しておりますので、到着まで今しばらくお待ちください。

「一年の計は元旦にあり」との言葉の通り、日本国内はもとより、世界各地にお住まいのみなさんの、「学び」に対する意欲を感じております。

本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

1月21日【無料説明会】こども日本語指導者養成講座

1月21日に、こちらのこども日本語指導者養成講座の、オンラインでの無料説明会が開催予定です。今回は、日曜日 18 :00(日本時間)からの開催となります。オンラインのZOOMですので、海外ご在住者の参加も可能です。講座の開講日程は決まっており、今回の説明会は、直近の2月開講分の説明がメインとなります。
→詳細:【無料説明会】こども日本語指導者養成講座

1月29日開講シドニー通学2週間 日本語教師養成講座

今月末には、オーストラリア・シドニーにて、2週間通学の日本語教師養成講座が開催されます。残席は少なくなってきていますが、オーストラリアご在住者や、ワーキングホリデーや留学中の方、そして日本から渡豪予定の方などが参加予定です。
英語で教える間接法などを学び、教室で模擬授業などを体験できます。
→詳細・お申込み:シドニー2週間通学 日本語教師養成講座

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