教育を通じての国際交流。日本語教師(求人/資格)情報,養成講座/アシスタント/幼稚園ボランティアの手配など:JEGS ジェグス・インターナショナル

ニュージーランドの学校生活:NZ日本語教師海外派遣

NZ国旗

ニュージーランドの日本語教師ボランティアの特徴は、なんといっても、リピーターや活動期間を延長したりする人が多いこと。数々の映画のロケ地となるほどの美しい自然や素朴な国民性がその魅力の一つのようです。

NZ日本語教師環境エコボランティアNZ日本語ボランティア

ニュージーランドの学校はいろいろなアクティビティがあり、マオリの文化に根差した学校行事が多いことも特徴の1つです。学校行事で校外へ出かけることも多く、日本語教師ボランティアのみなさんはいろいろなところへ出かけられています。

それではニュージーランドの日本語教師アシスタント・ボランティア参加者のみなさんの学校生活をのぞいてみましょう。

1月

1月はニュージーランドは夏休み中。12月のクリスマスから1月の末まで、1.5ヶ月まるまるお休み。日本語教師アシスタント参加者のみなさんは、ニュージーランドの北島・南島をラウンドしたり、オーストラリアに旅行にいったり、日本に一時帰国したり・・・思い思いなホリデーを過ごされています。

2月

新年度、新学期がはじまりました。夏・・・そして紫外線

1月29日から新年度(第一学期)がはじまりました。新学期早々の大きな行事としては、スポーツデーがありました。日本の体育祭とかに比べると、“団結”といったものは感じられませんが、HOUSE(ハウス)という名前の色別にチーム分けしてそのカラーのペイントを体に塗ったりして仮装大会のようで楽しかった。バレリーナみないな格好や、なぜか一輪車に乗って走ったり・・・よくそんな格好で走るよなぁ、って生徒がいてにぎやかでした。この日も日焼けしてしまいました。指の跡がくっきりと・・・今まで20ん年間見たこともないような色に自分の肌の色が変化しました。このままでは日本の帰れない・・・夏休み中もサンドフライに激しくやられてしまい、医者に行ってきました。NZの紫外線の強さを改めて痛感しました。(MSさん、ニュージーランド北島ウェリントン郊外で日本語教師アシスタント)

3月

Powhiri(ポフィリ)

新入生や転入生とその両親、新しく赴任してきた先生らをPowhiri(ポフィリ)というマオリの歓迎式典で迎え入れました。とても神聖で感動しました。(オークランド郊外の学校)

NZの学校は仮装好き

NZで日本語教師体験セイント・パトリックの日(St. Patrick’s Day)は学校中が緑一色になり、朝学校に来てビックリしました(先生や生徒が全員緑の衣装やデコレーションを施していたため)。あと、スポーツテストと運動会が同時に行われました。そしてなぜか全員が仮装して参加してた。先生たちの仮装が一番気合入っていた・・・なんでやねん。別の「私服の日」には、ふだん制服の生徒は私服を、学校の先生たちは逆にユニホームを着て、そしてなぜか“かつら”もかぶっていた・・・とにかくイベント好きなNZである。(FIさん、タウポのセカンダリーにて活動)

羊に囲まれ癒される

イースター(Easter)の連休は、ホストマザーの実家のファームでのーんびり羊と自然に囲まれてすごしました。ふだんのあわただしい学校生活の喧騒から解放されて、NZっぽい生活を送れたことで、また元気が湧いてきました。(EMさん、クライストチャーチ郊外のミッション系カレッジ)

4月

早口なNZ英語!?

第一学期、4月の最終の週、近隣の小学校と合同でキャンプに参加しました。子どもたちは早口で何言ってるのかあんまりわからないけれど、とてもフレンドリーなので、仲良くやってます。一応、私に話しかける時はゆっくりしゃべってくれてるようですが・・・(^_^;)バスケットやラグビーなど一緒にやって過ごしました。私は元来、インドア派なのですが、NZに来てすっかりアウトドアライフがメインになっています。アウトドアな生活が好きな人にはニュージーランドはとてもおすすめです。(FIさん、タウポのセカンダリーにて)

5月

NZの季節の移り変わり→インドアへ

ロトルアも朝晩の冷え込みがすっかり厳しくなり、もう冬です。週末などは、spaに通って温まるようにしてます。夏は旅行やアウトドア活動が多かったのですが、最近は寒くなったのでknittingやsewing、読書など部屋の中でできることをする時間が自然と多くなってきているように感じます。学校行事も室内ものが多くなってきた気がします。5月上旬の3日間、地元のConvention Centreで、うちの学生たちがmusical『屋根の上のバイオリン弾き』“Fiddler on the Roof”をやりました。引率で行ったのですが、かなり完成度が高く素敵でした。NZの学校は、日本と違って、演劇などにかなり力を入れてる気がします。(MMさん、ロトルアの中学高校)

6月

日本と違う、ASSEMBLY と BALL

私の派遣校はミッション系の学校なので、Assembly(全校集会)のときは聖書を読んだり、賛美歌を歌ったりするので最初は戸惑いました。(もう慣れました。)あと、Ballというダンスパーティがありました。前日からみんなテンションが高くてなんなのかと思ったけれど、ホントにスゴかった。City Hallを借り切っておこなったのですが、みんなハリウッドスターみたいに正装して、リムジンのハイヤーで会場の乗りつける生徒もいて、その華やかさに圧倒されました。生徒の一緒のときはさすがにノンアルコールでしたが、ballのあと、スタッフとみんなで飲みにいきました。ほんとに参加してよかった。(TEさん、オークランドのミッション系私立校)

Detentionとホームルームまがいの不思議な時間

日本のホームルームみたいな時間が週に1時間だけあるのですが、何の目的もなくて、ただみんな勝手に音楽を聴いたり、だべったりしているだけの不思議な時間帯です。
あとDetentionというのがあって、授業中騒がしかったりした生徒が、昼休みや放課後に説教を受けるものです。(NKさん、NZ・ロワー・ハットのカレッジで活動)

7月

7月は学期間のお休み・・・NZは6月末または7月第一週から7月下旬まで第ニ学期と第三学期の学期間のホリデーで学校はお休みとなります。

8月

南半球にあるニュージーランドは日本と季節が逆で、今は冬。雪がほとんど降らないお隣のオーストラリアからスキーをしにニュージーランドにやってくるオーストラリア人も多いです。

初めて雪を見る子が多い

何クラスか合同で、ワァカパパへスキーに行きました。驚いたのが、初めて雪を見たという子が多かったことと、そんな子どもたちを午後からのスキーレッスンまで板をはかせて野放しにしていたことです。ケガ人が出てもおかしくないよなぁ~、と思っていたら、案の定、手を打った子がいました。

ニュージーらしい自由気ままな社会見学

2クラス合同で1泊2日でハミルトンに行き、科学館見学と、夜は天文台で星★★★の観察(←めちゃきれいかったです。)。日本の学校のようにきっちりしたタイムスケジュールや班分けなどがまったくないのに驚きました。先生と何人かの親の自家用車で行動するため、何台かがはぐれたり、道を間違えたりと、「事前にミーティングとかしてないのかな?」って点が多々ありましたが、全体的には楽しめました。(KIさん、北島ロトルア)

International Week

インターナショナルウィーク(国際週間)というのがあって、全校集会で留学生らがそれぞれの国の民族衣装を着ました。私は日本語を選択している生徒と一緒に浴衣を着て参加しました。いろいろな国の衣装があって華やかでした。(南島クライストチャーチ)

9月

ニュージーランドの学校は9月21日で第3学期が終了。10月中旬まで2週間のホリデーに入りました。10月8日から学年末、試験(NCEA)シーズンの第4学期が再開します。

Open Night

来年入学する子と親に学校に開放して、学科ごとに紹介をしたり、活動のビデオを流したりしました。学校のプロモーションですね。日本語のクラスではYear10の子たちが12,3人集まってくれて、剣玉や折り紙をしたり、日本語の単語を言ったり、とても熱心なプレゼンターをやってくれました。(YAさん、Rotoruaの高校で活動)

水玉とストライプの日

ふだんは制服なのですが、全校生徒が水玉かストライプの模様が入った私服で登校しなければならない日があって、学校風景が一変して面白かったです。ただ、生徒が私服だと、私まで生徒に間違えられて、微妙でした。(南島・クライストチャーチ)

かわいすぎる・・・

ニュージーランド日本語教師生活

Year1の子どもたちに「どうして日本語話せるの?」とか「どこで日本語勉強したの?」って聞かれた。予想外の質問に笑えた。

「じゃぁ、あなたはどうして英語を話せるの?」って聞き返したら、

Oh・・・!?”って不思議な顔してた。

すごくかわいいと思う。(MHさん、ウェリントン校外の私立校)

なんだかなぁ・・・

毎週金曜日の放課後は「ハッピーアワー(Happy Hour)」とか言って、先生たちはスタッフルームでワインやビールを飲んでいるけど、先日、準備室で6時間目の途中から飲み始めていたのには驚いた。隣の教室ではまだ授業をやっているのに。そして先生たちは飲酒運転して帰っていきました。のどかなニュージーライフを過ごしてます。(TKさん、ワンガレイWhangareiの高校)

 

10月

テスト、テスト

今月はテストがあったり、その前後は対策や解説だったり。まずはYear11~13のテスト。いつもは日本語の教室に生徒が来てくれるのに、テストで教室を使用していたため、他の教室に出向いて授業をしたので、ちょっと新鮮でした。フランス語の先生に頼まれて、追試の生徒の試験監督で3時間つきっきりだったので疲れました。(FTさん、北島オークランドのカレッジで活動)

ニュージーランドも衣替え

そんなに暑くないのに「今月から夏服に変わります。」というschool noticeがあったのでどんなだろうと期待していたら、上は冬服とまったく同じ、靴→サンダル、タイツ→裸足に変わっただけで「・・・」でした。学年末ということもあり、先月よりもバタバタしてます。上級生はNCEAなどの試験もあるので「勉強しなきゃっ」って感じですね。(MSさん、北島ウェリントン郊外の学校)

BALL

今年卒業する卒業生主催のBALLと呼ばれるダンスパーティーが、町のクラブ(パプ?)を借り切って催されました。毎年10月の恒例行事とのこと。先生も生徒も正装して、男子生徒はガールフレンドをエスコートして、ふだんと違う感じで面白かったです。(ウェリントンの学校)

11月

11月・12月はNZは学年末で、卒業式シーズンです。

日本と違う卒業式

NZ卒業式風景とニュージーランド日本語教師採用募集Year13(日本の高校3年生に該当)のPrize giving(主席表彰式)と卒業式があり、先生たちも生徒もすごくゴージャスにドレスアップして大人っぽくて、日本の卒業式と大違いでした。主席の生徒のスピーチもすべてジョークを交えていて笑えておもしろかった。

Haka(ハカ:マオリ族の民族舞踊)も迫力あったし、卒業式の後のパーティーも自由でおもしろく、NZならではの日本との文化の違いをすごく感じました。(AKさん、南島クライストチャーチ郊外の高校で活動)

民族料理祭

11月上旬にEthnic Food Fair(エスニックフード・フェア/民族料理祭)が学校でありました。マオリ、インドネシア、中国、シリア、インド、日本などそれぞれの国の生徒や家族らがそれぞれの民族料理の屋台を出して売りました。私は寿司を作って提供しました。(ウェリントンの学校にて)

どこから来たの?

(10月から活動を開始したのですが、)最初の第一週目にちゃんと自己紹介したのにもかかわらず、2週目に「Where are you from?(どこから来たの?)」といろんな子どもたちに言われてビックリしました・・・ToT)ニュージーランドの人にとって、日本語を教える人は必ずしも日本から来たとは限らないらしい・・・学校から帰るとすぐフラットメイトたちとの飲みがはじまっておもしろい。ビール腹にならないように気をつけます。(YKさん、オークランドのカレッジ)

夏になりアウトドアなNZ

夏になり、公私ともどもアウトドアなイベントが活発になってきてます。近くの学校が10校ほど集まって、ソフトボールトーナメント大会がありました。私は1日中、審判をやるはめになってしまったのですが、生徒たちは楽しんでいて何よりです。また、沖縄からvisitorで先生たちがいらっしゃいました。その中の1校の小学校と文通をすることになり、生徒たちは習いたての日本語で一生懸命、日本の小学生に手紙を書いてました。ふだんの私の日本語の授業が少しは役に立ったかなと、うれしかったです。あと、個人的には中古のローラーブレードを買ったので、週末、空き地でひとりで特訓中・・・こっちと英語とどっちが先に上達するか・・・!?(MMさん、ロトルアの中学高校にて)

12月

12月はNZは年末でもあり学年末でもあります。NZは夏になるので、キャンプなどのアウトドア活動も盛んになります。クリスマスホリデーもあり、学校もソワソワした状態になります。

キャンプで仲良くなる

ニュージーランドでBBQ

12月はじめにYear10のキャンプに参加しました。最初は不安でしたが思ってたよりも楽しく、ふだんしゃべらないスタッフや子どもたちと会話ができ、参加してよかったです。

こっちのキャンプは日本と違ってスケジュールがキチキチでなく、3日間で4つしか行事がないので、ずいぶんゆったりのんびりしています。(=自由時間が多い。)このキャンプを境に、Year10の子どもたちがよく話しかけてくるようになり、昼休みは極力、生徒たちと話す時間を設けるようにしてます。

今月はクリスマスホリデーの前ということもあり、なんだか12月中は学校全体がソワソワしてて、毎日のようにBBQパーティーなどが開かれ、私も参加するようにしてます。まだ先生たちがたくさんいる輪の中には(英語の会話についていけないので)入っていけませんが、2人までなら大丈夫になりました!校長先生とも仲良くなりましたよ!(MSさん、北島ウェリントン郊外の学校)

試験で瞬く間に終わる

いよいよ12月が最後となります。1Term目は何がなんだかわからず終わってしまい、今term(10-12月)は試験などで瞬く間に過ぎていきました。
生徒たちとの交流はとても楽しかったです。Year12,13の子たちにはもっとたくさんいろいろ教えてあげたかったけど、上の学年になればなるほど、技術が必要で、自分の力の無さが歯がゆかったです。Year9,10の子たちはすごくなついてくれて励みになりました。「あーっ、もっと英語が話せたらっっ」と思うこともたびたびありましたが、多くの人と出会えてとても充実した4ヶ月半でした。またNZにもどって来れる日を願って・・・(AYさん、ロトルアの学校で活動)


オーストラリアの学校生活カナダの学校生活イギリスの学校生活ドイツの学校生活

日本語教師体験レポート

その他 NZ 関連Q&A

ニュージーランドで活動するには

Q. ニュージーランドの学校で(上記のような)アシスタント教師活動をするにはどうすればいいですか?

A. 児童がいる学校教育の現場での活動になりますので、アシスタント教師は誰でも活動できるというものではなく、参加条件などを満たしていただく必要がありますので、こちらのニュージーランド日本語教師アシスタント募集要項をご参照いただけますと幸いです。仮申込のあと書類選考となり、その後、選考インタビューなども必要となります。

活動しながら日本語教師のスキルを学びたい

質問
Q. アシスタント教師としてボランティア活動をしていて、より専門的に日本語を教えるスキルや知識を学びたいと思うようになりましたが、あいにく活動中なのと、NZには日本語教師養成講座の学校などがないので、勉強が難しいです。ここでの経験をいかして、時間のロスなく、将来の日本語教師の就職などにつなげられたらいいな、と考えています。何かよい方法はあるでしょうか。

日本語教師養成講座

回答
A. 日本人であることをいかせる日本語教師ですが、その日本語教師としての採用条件の1つとして「日本語教師養成講座 420時間」が掲げられていることが多いですが、その文化庁のシラバスにそった420時間の学習内容を、この420時間の通信教育講座で、NZにいながら履修することが可能です。修了後には420時間講座の修了証書を授与いたします。
この講座では、New Zealandでもすぐに役立つ英語で日本語を教える「間接法」も学べ、通信(Eメールなど)で添削指導を受けていくので、通信手段が確保できる場所なら、地理的不利益をこうむることなくNZのどこからでも学習できます。
ワーキングホリデーなどで途中で引っ越ししても受講継続可能です。実習風景をおさめた動画教材も充実しています。
受講期間は、個人差はありますが、早い方で半年程、通常は7,8ヶ月から1年弱程度で修了される方が多いです。期限はトータルで1年半ほど余裕を持って設けてありますので、働きながらや、育児をしながらでも、無理なくご自身のペースで受講を進めていただけます。

→この日本語教師養成講座についての|お問合せ・資料請求

PAGETOP
Copyright © JEGS International Co.,Ltd. All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.
PAGE TOP